最後の一線をなかなか越えられなかったのは、ただ単に挿入時の痛みが怖かったからです。
当時の私は生理用のタンポンすら怖くて入れられず、男性のモノを受け入れるなんていう勇気はありませんでした。
挿入そのものは拒みながらも、私は彼に身体を触られる事自体に抵抗はなく、むしろ歓びを感じていました。
彼が1人暮らしをしている部屋に行っては、何時間も彼からの愛撫を受けていました。
胸を揉まれながら乳首を舐められたり、クリトリスを指や舌の先で転がされたりしては、処女とは思えないような喘ぎ声を上げ、大量の愛液をアソコから溢れさせていたのです。
彼はいつも、「こんなに濡らして・・・」と優しく笑いながら、ひたすら私に性的快感を与え続けました。
そんな時、彼のモノはいつもはち切れんばかりに大きく硬くなり、お腹につくほどに上を向いたその先からはガマン汁が滴れていました。
今思えば、その状態で挿入を許されないのは、男性にとっては相当辛かったはずです。
やがて私たちは、挿入をしない代わりに69を頻繁にするようになりました。
仰向けに寝た彼の顔側に私が跨り、お互いの性器を口と舌で愛撫し続けるのです。
長い時は2時間近くもこの行為を続け、彼はいつもその間に2度ほど射精していました。
口深くに咥えた彼のモノが大きく脈打つとき、私は彼を独り占めしたような充実感を覚え、彼が放出した精液の苦味をゆっくりと味わうのでした。
そんなある日の事、69の途中で尿意を感じた私は、トイレに行かせて欲しいと彼に頼みました。
せっかくのムードを壊してしまうのでは?と行為を中断する事には多少躊躇しましたが、そのままクリトリスへの愛撫を続けられたら、その刺激でオシッコを漏らしてしまいそうだったのです。
ところが、彼は「オシッコが出ちゃっても構わないから、そのまま俺のをしゃぶり続けて・・・」と言うと、私の両脚を両手でしっかりと掴み、クリトリスをさらに激しく舐め始めたのです。
私も彼のモノを再び口に咥えましたが、今にもオシッコを漏らしてしまいそうで、気が気ではありません。
「そんなに刺激されたら、ほんとに出ちゃうから・・・」と訴えても、彼の舌による攻撃は止まりません。
特にクリトリスと一緒に尿道口を直接攻められてしまうと、私の尿意は最高潮に。
噴き出す寸前のオシッコを必死で堪えようとするとき、私の全身はガタガタと震え、その苦しさと恥ずかしさからか、目からは涙が溢れてくるのでした。
「ほら、そんなに我慢しないでいいよ」
彼は私に優しく声をかけます。
でもこのまま身体の力を抜いてしまったら、彼の顔を目がけてオシッコを噴射してしまう事になります。
それだけは絶対にできないと思い、私は必死で首を横に振りました。
「出ちゃう、出ちゃう・・・」と半泣きで繰り返す私に、彼は「オシッコ、飲んでやるから」と信じられないような言葉を口にすると、まるでストローを吸うように尿道口に吸いつき、同時に肛門に指を入れてきたのです。
もう耐えられませんでした。
次の瞬間、私の尿道口からはもの凄い勢いでオシッコが噴き出しました。
彼のモノを咥えながら、私はとうとう彼の口の中へと大量のオシッコを放出してしまったのです。
何度もアソコに力を入れ、噴き出すオシッコを止めようとしました。
しかし、我慢し続けていたオシッコはそう簡単に止める事はできません。
ジョボジョボジョボ・・・!
音を立てながら、彼の口の中へと溜まっていく私のオシッコ。
それを彼がゴクゴクと喉を鳴らしながら、次から次へと飲んでいるのです。
誰かに自分のオシッコを飲ませてしまうなんて、想像すらした事がありません。
私はそれが現実の事とは信じられず、オシッコを全て出し切ってしまった後も、しばらくは放心状態でいました。
「ちょっと強引すぎたかな・・・ごめんな」という言葉とともに彼に抱き締められた時、彼の身体から立ちのぼるオシッコの匂いに私は動揺し、事が現実である事を実感したのです。
「ひどいよ、ひどいよぉ・・・」
私は声を上げて泣きました。
「何でトイレに行かせてくれなかったの?」
彼の口の中にオシッコしてしまったという恥ずかしい事実を帳消しにしたくて、私は彼を責めました。
しかし、この時私は濡れていたのです。
何の刺激も与えてられていないのに、アソコから愛液が溢れてきて、内腿をつたっていきます。
クリトリスも痛みを感じるほどに熱を帯び、私は自分の身体の変化に動揺していました。
もっと強く抱きしめて欲しい、身体に触れて欲しいという気持ちが抑えられなくなり、私は泣きながら、「私、なんかおかしいの・・・」と彼の手を掴むと、私のアソコへと導きました。
この直後、私達は結ばれました。
ずっと怖いと思っていた挿入の際の痛みはほとんどなく、初めてだったにも関わらず、気持ち良くて喘いでしまいました。
特に、挿入しながら同時にクリトリスを弄られた時には、あまりの快感にまたオシッコを漏らしてしまいました。