私もK子も子供に甘い親の家だったので、旅費やお小遣いに困ることはありませんでしたが、新島では普通の民宿に泊まりました。
当時(もう10年をはるかに超えるほど前ですが)を知っている人はわかると思いますが、新島に行くのは男の子は女の子を求めて、女の子は男の子を求めて、そして、ほんの一握りの純粋にサーフィンをすることを求めた人たちでした。
私たちも当然イイ人がいればなあという思いでした。
もちろん本命はいたので、ちょっと火遊びという意味ですけど。
でも、二人ともそんなに遊んでる子ではありませんでした。
学校も厳しい女子高だったので、ごくごく普通の女子高生でした。
ですから、火遊びといっても、ちょっと乙女チックな感じで・・・。
「カッコイイ年上の大人の人なんかがいいなあ」なんて、二人ではしゃいでいました。
でも、昼の海辺や夜の路上で声を掛けてくるのは子供っぽい男の子ばかりで、一緒にご飯を食べたり、ディスコ(なんか懐かしい響きですね)で踊ったりしたけど、いまいち二人とも盛り上がることはできませんでした。
二人とも火遊びを期待するわりには、なんかピンとくる人がいなくて、新島に行く前にも随分プールとかに行って、ドキドキ機会を待っていたのですが、ただビキニの白い後をクッキリと残すほど真っ黒に日焼けしているだけでした。
ですから、余計新島にかける意気込みがあったのです。
今思えば可愛いものですけどね。
そんなわけで、「やっぱりイイ人はそうそういないね」なんて言いながら4日程が過ぎました。
すっかり浜辺で日焼けすることに没頭し始めた二人ですが、私がうつ伏せで寝ているときにK子が何やら話をしているのが聞こえてきました。
私は眠っていたので最初は寝ぼけていたのですが、そのうちK子が男の人と話していることがわかりました。
それは男の子ではなくて男の人の声だとなぜかそのときは感じました。
それで私は、寝返りをうってK子の方を見ました。
するとAさんが「こんにちは」と言ってきて、私も「どうも」と答えながら、じっくりと観察をしました。
はじめK子と話をしているのがAさんとBさんだと思っていたのですが、その人たちは全部で4人でした。
その4人の人たちはヨット部の大学生でした。
高校生の私にとっては、とても大人の人に見えましたが、焼けるような太陽の下で、真っ黒に日焼けして輝くように鍛え上げられた筋肉には、どことなく引き付けられるものがありました。
私はただ漠然とそう感じていたのですが、後でK子の話を聞くと、K子はその時に物凄くセックスアピールを感じたと言っていました。
その当時私の男性経験は2人で、セックスについては好きでも嫌いでもないという程度でしたが、K子は彼氏が3人目だったけど、K子の話によるとエッチが上手らしく随分と開発されて、セックスに対する好奇心が高まったということでした。
二人ともガッチリ体型の人は好みだったし、結構カッコイイ人たちだったので、彼らの誘いにのって、ジェットスキーだとかをして遊びました。
そのときもK子は積極的に振舞っていました。
私は、やっぱりなんとなく恥ずかしくて、楽しく遊んでいたのですが、K子みたいに積極的に振舞うことはできませんでした。
私もK子も小柄(というよりちっちゃい)なのですが、K子は胸が大きく、体はすっかり大人びていたので、余計に彼らを刺激したんだと思います。
そのうちに彼らもなんとなくエッチな感じに振舞うようになり、やたらと私たちの体に触れてくるようになりました。
それをK子は楽しんでいるようでしたが、私は拒絶感はなかったのですが、恥ずかしさで、どうしてもそれを楽しむまでにはいきませんでした。
夜に食事の約束をしていったん別れたとき、K子は私に「絶対あの人たちいいよね。なんかワクワクしちゃう」と言っていました。
6人で食事をして、その後ディスコで結構盛り上がりました。
私たちは2人ともお酒は強いので、お酒でも盛り上がり、ほろ酔い加減でいい気持ちで楽しむことができました。
その頃には、私のすっかりその人たちのことを気に入って、体を触られるくらいなら楽しむことができました。
海岸で花火をした後、彼らは私たちを彼らの泊まっているところに誘いました。
K子は当然乗り気で、私もどういうわけか妙に安心感を感じていたので彼らの部屋に行くことにしました。
そこはバンガローみたいに独立した建物の部屋で、結構広々としたところでした。
私たちは、そこでまたお酒を飲み始め楽しくおしゃべりをしていました。
私もK子もすっかりお酒に酔いしれてよい気分になっていた頃には、話はすっかりエッチな話題になっていました。
K子も自ら進んで自分の体験をはなしていましたが、私は特に話すほどの経験もなかったので、ただみんなの話を聞いているだけでした。
そのうちK子が男性自身の大きさについての話を始め、彼らに彼らのを見てみたいと言い出しました。
私は酔っていたとはいえ、さすがにそれは恥ずかしいなと思っていましたが、Aさんがいきなり脱ぎだして自分のものを私たちに見せました。
私は目を背けてしまいましたが、少しは好奇心があったのと酔いも手伝って、そのうちなんとなく眺めていました。
そのときは普通の状態だったので、特にそれについてはなんとも思いませんでした。
そのときK子は、「勃起しているのが見たい」と言い出しました。
「立たせてくれないと勃起しないよ」とAさんが言うと、驚いたことにK子はいきなりみんなの前でAさんにフェラチオをし出したのです。
後から聞いたのですが、K子はそのときはもうすっかり濡れていて、頭の中はセックスをしたいという思いでいっぱいだったそうです。
勃起したAさんのペニスを見て私は驚きました。
大きさもさることながら、ペニスとはこんなに美しいものなんだとそのとき初めて思いました。
相変わらずK子は目を潤ませながらフェラチオをしていましたが、私はそのとき突然セックスに対する好奇心が沸きあがりました。
いったいこの人のペニスで突かれるのはどういう感じなのだろうかと。
いつの間にかCさんがK子の胸を揉んでいました。
私とBさんDさんは黙ってその様子を見ていました。
特に私は興味深く見ていたんだと思います。
当然の成り行きですが、私の目の前ではK子はすっかり裸にされ、AさんとCさんも裸になり、K子は2人のペニスを貪るように口に含んでいました。
もちろん私は人がセックスをしているところを見るのも、3Pの状況を見るのも初めてでしたが、なぜか冷静に見ることができました。
私の目の前で、K子は声を上げてよがっていました。
K子が四つん這いになってAさんのペニスを口いっぱいに含んでいるとき、Cさんが後ろから挿入しました。
彼女は一瞬Aさんのペニスを口から吐き出し、首を仰け反らせて甲高い声で叫んだあと、Cさんに突かれるのに合わせるように再びAさんのペニスを無我夢中で舐めていました。
私の視線は挿入する行為よりも、K子の唾液で光るAさんのペニスに集中していました。
Cさんはかなり激しかったんだと思います。
というのもK子がCさんの上になっているときには、もはやAさんのペニスを口に含んでいることはできず、手で握り締めながら、豊かな胸を激しく揺らせて絶叫していたからです。
このときK子は私たちの方に体を向けて足を開いていましたが、K子の日焼けでさらにクッキリとピンクにみえるアソコにCさんのペニスが激しく上下し濡れ光るのを見て、さすがに私は息を呑みました。
私の隣で見ていたBさんとDさんは、興奮していたんだと思います。
「おー、すげーなー」とか、「いい体だよなあ」とか、息を荒くして言っていました。
当然、BさんとDさんは今、目の前で展開されていることを、私とも行えるものと思ったのでしょう、Bさんが私の胸を触ってきました。
私は不意のことだったので、「えっ、やだ」とその手を払いのけました。
今考えれば、そんなことは予想できることなんですが、その時の私にしてみれば、それは全然予想していなかったことなのです。
すると今度はDさんがワンピースの裾から素早く手を入れてきて、わたしのアソコを触りました。
そして、「なんだ、凄く濡れてるじゃん」とニヤニヤしながら言いました。
確かにそのとき私は随分と濡れていたんだと思います。
でも、それはAさんのペニスを見たことに起因することで、特に今すぐ私もBさんDさんとしたいというわけではありませんでした。
「だめ、やだっ」と、私はなんとか逃げようとしました。
でもちっちゃな私が大きなBさんやDさんから逃げることなんてできません。
私はBさんに後ろから捕まえられて足をひろげられてしまいました。
そしてDさんは再び私のアソコを今度はゆっくりと触りだしました。
その間にもK子は声にならない声で、「気持ちいいよお」とか言っていました。
「◯◯ちゃんもK子ちゃんみたいに気持ちよくなりたくないの?」とDさんは言いましたが、私は「お願い、やめて」と、まだ望みのない抵抗をしていました。
でも、このままではもうダメだろう思ったのと、好奇心はAさんにあったのとで思わず・・・。
「Aさんとだったらいい」と言ってしまいました。
「おいA、◯◯ちゃんはお前としたいんだってよ」と、BさんがAさんに言いました。
私は、『したい』というふうに言われたので、恥ずかしくて俯いてしまいました。
「じゃあ、こっち頼むよ」とAさんが言うと、BさんDさんは着ている服を脱ぎ捨てて3人の方に行きました。
2人のペニスは既に勃起していました。
余程興奮していたのでしょう、AさんがK子の胸を触っている手を離すと同時に、Bさんは喘ぎながら大きく開けているK子の口にペニスをねじ込むように入れ、Dさんは胸の間に顔をうずめて大きな手で揉みながら舐め始めました。
少し汗ばんだAさんが私の方に歩いてきました。
私の視線はまだ勃起し続けるペニスに向かっていましたが、ふと我に返り、また恥ずかしさで俯いていました。
Aさんは私の隣に座ると、「K子ちゃんエッチだね」と言いました。
私がK子の方に目を向けると、K子は凄く大人びた表情でBさんのペニスに舌を絡みつけ、Dさんが挿入しようとするところでした。
Cさんの、「K子ちゃん欲しいの?」という問いにK子は尚もペニスに舌を絡ませた状態で、「欲しい、欲しい」と喘いでいました。
Dさんが挿入するとK子は悦びの表情で受け入れていました。
Aさんが今度は私の耳元で・・・。
「◯◯ちゃんもエッチなんでしょ?」
そう言いながら私の耳にフウと息を吹きかけました。
私はとてもK子みたいなことはできないし、Aさんにそんなふうに思われることが恥ずかしくて否定しようとしましたが、耳元に息を吹きかけられたのに身体が反応してしまい背筋がゾクゾクとし少し吐息も吐いてしまいました。
「そんなことないよ」と私は答え、俯くのがやっとでした。
でも私が求めていることは私自身にもわかりました。
自分の未知の部分を知りたいという感情は溢れるばかりでした。
それは私だけではなく、Aさんにもわかっていたんだと思います。
Aさんは私の言葉を無視するように背中に手を回し、ワンピースのジッパーを手早く降ろし・・・。
また耳元で、「エッチになっても恥ずかしくないよ」と息を吹きかけながらワンピースの中に手を入れ、乳首を愛撫しはじめました。
私の吐息はもはやかすかな声となって漏れ始めました。
でも、みんなの前は恥ずかしかったので、「ここじゃいや」と何とか言いました。
Aさんは私を軽々と抱え上げると隣の部屋に向かいました。
そこはベッドルームで、大き目のベッドが2つ並んでいました。
その部屋のエアコンは入っていなかったらしく、中はサウナのように熱気を帯びていました。
部屋の扉は閉めていましたが相変わらずK子の声は隣から大きく漏れていました。
Aさんは私をベッドに座らせてサイドランプを点けると、また私を抱え、今度は姿見の前に立たせました。
そして後ろから鏡越しに私を見ながら耳に息を吹きかけ、開いたジッパーの間から背中に指を這わせました。
私は思わず、「ハァァ」と初めて声をあげてしまいました。
さらに首筋に舌を這わせながら、手を前にまわしまた乳首を愛撫しました。
無骨な肉体からは想像できないようなやさしい愛撫でした。
前にまわされた手がワンピースの肩紐をおろすとワンピースがストンと落ち、そしてショーツの紐も手早く解かれ、私は一糸纏わぬ姿で鏡の前に立たされていました。
Aさんは私の腰に手をまわし自分の方に引き寄せて、空いた手で私を愛撫し続けました。
「◯◯ちゃん、可愛いね」と言いながら優しい愛撫から、どことなく淫靡な愛撫へと変わっていきました。
私はなんとか声を抑えようとしましたが、ときどき食い止めることができず、声をあげてしまいました。
もう身体は愛撫に抗うことができず、Aさんが腰を支えてくれなければ崩れ落ちそうな程でした。
だんだんと部屋の熱気のせいで、二人とも汗をかきだしました。
鏡に映る私たちは、私の乳房と陰毛付近が白いのを除いては黒い物体がヌルヌルとうごめいているようでした。
Aさんはまさに熊のように私の後ろから覆いかぶさっていました。
そのとき私を一番感じさせたのは私の背中に押し付けられたAさんの硬く熱いペニスでした。
Aさんの動きに合わせてAさんのペニスが私の背中を愛撫しました。
ペニスが私の背中で動く度に私の身体に微かな電流が走るようでした。
今度は私を自分の方に向かせると、大きな手で私のお尻をぐっと覆い自分の方に引き寄せました。
ペニスは私のお腹を、そして手はすっかり汗ばんだ背中を愛撫しました。
私はどのような展開になるのかと戸惑いながらも、身体はその愛撫に身を任せていました。
そして声をあげそうになるとAさんの厚い胸板に顔を埋めました。
私のお尻を覆っていた手が少し下にいったかと思うと、指が私の陰部に入ってきました。
もう十分に濡れていたので、指は簡単にスルスルと奥深く入ってしまいました。
私は背中を支えられるまま後ろに仰け反り、両足は一瞬中に浮き、「あぁ」と声を出してしまいました。
Aさんは私を抱き寄せると、「◯◯ちゃん」と私を呼びました。
私がトロンとした目でAさんを見つめるとAさんの顔が私に近づいてきました。
私はとっさにキスされるんだろうなと思い、どうしたものかと戸惑いましたが、考えているうちにAさんの唇が私の唇に重ねられてしまいました。
Aさんは舌を私の口の中に入れてこようとしましたが、私はキスに対する抵抗があったので、それを受け入れることができませんでした。
するとAさんは舌を入れるようとするのをやめ、私の唇を舌で愛撫しだしました。
それは身体的には心地良いものに感じました。
しばらく続けていて、快感から私の唇が半開きになっても、Aさんは唇の愛撫だけを続けました。
唇を離すとAさんは、「さわってみて」と自分のペニスを見ながら言いました。
私はAさんのお尻に手を回し、もたれかかるようにしながら汗で湿ったペニスに手をのばしました。
私の小さな手に余る大きさのペニスを興味深く触りました。
やはり硬く熱いペニスは、太い血管で覆われていました。
私は最初にAさんのペニスを見たときと同じように、これを受け入れるということは、どんな感じなのだろうと考えていました。
Aさんは私の肩を押し私を膝間付かせました。
私にはAさんが何も言わなくても口に含んで欲しいということはわかりましたが、そんなにフェラチオの経験がない私は、相変わらず手でAさんのペニスをしごいているだけでした。
Aさんは私の顔の位置にちょうどペニスがくるように足を開き・・・。
「今度は、口でして」と言いました。
「上手じゃないよ」
私はそう言いながら、舌をペニスに這わせました。
熱さが舌にも伝わってきました。
私の口には到底入りそうにもなかったので、ずっと舌を這わせていると・・・。
「口に中に入れてみてよ」と言いました。
私なりに努力して大きく口をあけてペニスを口に含んだけど、やはり先の方しか入りませんでした。
「ごめんなさい、上手じゃないよね」
私がそう言うと、Aさんは、こうしてごらん、ああしてごらんと色々と教えてくれました。
最初は不器用でしたが、だんだんとAさんのペニスを口に含んでいることが気持ちよくなってきて、夢中でフェラチオをしました。
「ほら見てごらん◯◯ちゃん、エッチに舐めてるよ」
Aさんに言われて、私は鏡に映る自分の姿を見ました。
そこには黒く光るペニスを口に含み、口元から涎を垂らしている自分の姿が映し出され、K子がしていたように、求めるようにしている自分がいました。
「いや」
私はペニスを口から出して俯いてしまいました。
Aさんは私を抱えベッドに行き、布団を剥ぎ取り私を仰向けに寝させると、上から覆い被さり、両手と舌で私の全身を愛撫しました。
徐々に愛撫は陰部に達し、そこを舌と指で集中的に愛撫しました。
それは今までにない快感を私にもたらし、その快感で私は声を普通に出すようになっていました。
自分の陰部がクチャクチャと音を立てていることで、なおさら自分が異常な状態になっていくことがわかりました。
そのときふと彼氏のことを思い出しました。
でも、今、自分がしていることは彼氏に対して悪いんじゃないかとは不思議とそのときは思いませんでした。
そのとき思ったのは彼とAさんとのセックスの違い、あるいはペニスそのものの違いでした。
私は彼のことが好きだったし、二人で裸で抱き合っているのも好きでした。
でも、セックスそのものについては特に好きというわけでもなく、いつも彼のペースで終わっていたので、こんなものなんだろうなあというふうに思っていました。
彼にとって私は居てあたりまえの彼女だったんだと思います。
別に悪いことじゃないんですけど。
今こうしてAさんに抱かれている私の中に、彼を嫉妬させたい(もちろん目の前にいるわけではないので不可能ですが)という感情が湧き上がってきました。
彼の知らない私を出すことで、しかもいつも受け身でしているセックスという行為の中で。
なぜそう思ったのかよくわかりませんが、普段自分がしていたセックスとはあまりにも違う経験が私の感覚を麻痺させたのかもしれません。
そして、さらにセックスをしている相手であるAさんを、好きという感情はありませんでしたけど、喜ばせてあげたいとも思うようになりました。
Aさんは私のお尻に手を入れ自分は私の下に入り、私の身体をくるりと回しました。
四つん這いになった私の顔の下にはAさんペニスがありました。
私は何の抵抗もなくそれを口に含みました。
Aさんも私の陰部を舌で愛撫し、ピチャピチャと厭らしい音を立ててました。
私もそれに合わせ、音が出るようにフェラチオをしました。
Aさんのペニスは汗と私の唾液でベチョベチョになっていました。
また私を仰向けに寝かせると私の足をひろげAさんのペニスが私の中に徐々に入ってきました。
私はAさんの顔を見つめながら顔を歪めて声をあげました。
張り裂けそうな感覚が私を襲いましたが、それは痛みというものではなく、身体を突かれるような快感でした。
Aさんは私の首に手を回し持ち上げ、私に挿入部分が見えるようにしました。
私は陰毛が薄いので、Aさんのペニスが私の陰部をかき割って入っているところがはっきり見えました。
それは、さっきK子がCさんのペニスを受け入れているところよりも、グロテスクに見えました。
Aさんのペニスが入れられ出されるたびに私の体液がかき出されるようでした。
そしてAさんの大きなペニスを完全に受け入れている自分にも驚きました。
Aさんがり首筋を舐めながら「気持ちいいの?」と聞くたびに、私は「気持ちいい、気持ちいい」と答えていました。
Aさんの動きはだんだん激しくなり、その頃には私は隣にも十分に聞こえるくらいの声で喘いでいました。
Aさんは私が気付かないうちに色々と体位を変えました。
いつの間にか胡坐をかいたAさんに抱っこされていたり、上になっていたり、後ろから突かれていたりという感じです。
再び私の上に覆いかぶさったとき、Aさんは「どこが気持ちいいの?」と聞きました。
普段の私だったら何も答えられなかったでしょうけれども・・・。
そのときは、「アソコがいい」と叫ぶまでになっていました。
でもAさんは、「アソコじゃわかんないよ」と尚も優しく耳元で囁きます。
そして囁いた後には耳に舌を入れてきて、クチュクチュという音を聞かせました。
でも私は身体を震わせながらも、「アソコがいい」と叫ぶことしかできませんでした。
それでも何度も何度もAさんにそうされるうちに、私はAさんの目を見ながら・・・。
「オマ・・がいい」とやっとのことで囁きました。
そのときAさんの表情が始めて興奮を表すような顔になり、私にキスをしてきました。
前よりも強引に舌を入れようとしてきましたが、私はAさんを興奮させたことに自分自身が感じてしまい、Aさんの舌を受け入れ、両腕をAさんの首に力強く回し、Aさんの髪の毛を掻きむしりながら自分の舌をAさんの口に入れて絡ませました。
二人ともお湯をかぶったように汗をかいていました。
Aさんが私にキスしながら腰を振ると、二人の身体がピチャピチャと擦れ合いました。
一旦私の身体から離れると私の腰を持ち上げゆっくりと突きはじめました。
それが段々と激しくなってきて、私の腰も上下に振られました。
汗が私の胸を伝って首に流れ、私はシーツを掴みながら絶叫していました。
Aさんはペニスで私の前腹を突き破る程の勢いで腰を振り、私の足は宙をこぐように痙攣し、身体が割けるような感覚と同時に仰け反り、足を突っぱねました。
しばらくは体中痙攣していました。
きっとこれがエクスタシーというものなんだとおぼろげに思いながら、なんとか息を整えようとしていました。
Aさんはペニスを私に入れながら私を抱えて立ち上がりました。
私は落ちないように必死に首にしがみついき、キスさえもしていましたが、Aさんの動きが激しくなるにつれ、そしてまたあのエクスタシーが近づいてくるにつれ、私は捕まっていることができなくなり・・・。
「ああ、だめー」と絶叫し、果ててしまいました。
このようなことが何度かあり、私は何度かのエクスタシーの中にすっかり溺れていました。
身体に受ける快楽に恍惚としていたのです。
そして、Aさんは、「いくよ」と言い、激しく腰を振り、私が何度目かのエクスタシーに達し、仰け反り痙攣していると、私の顔前にAさんのペニスがきて生暖かいものが首筋にかかりました。
当時の私はそのような行為があることを知らなかったので、一瞬戸惑いましたが、次にホッペに辺りにかかったときには、その暖かさに身体がぴくっと反応しました。
随分と沢山の精液が私の顔にかかりました。
私が目を開けると、まだ勃起した状態のペニスが目の前にあったので、それを口に含みました。
私は精液の匂いにどことなく興奮していました。
私の口の中でAさんのペニスが萎えることはありませんでした。
それについて私は驚きましたが、さらに驚いたことに、Aさんがそのペニスを再び私の中に入れてきたのです。
私は、「ええっ」とAさんの目を見ながら言いましたけど、すぐにも快感が全身を覆い、また喘ぎだしてしまいました。
Aさんは私を自分の上に乗せると下から突き上げるように激しく腰を振りました。
そしてしばらくすると・・・。
「自分で腰を動かしてごらん」と私に言いました。
私はAさんの突き出された両手にしがみつきながら、腰を動かしました。
また、しばらくするとAさんは自ら腰を激しく動きました。
私の顔にかかった精液は汗とともに私の胸やAさんの胸の上にポタポタと落ちました。
それが何度も何度も繰り返されました。
私は俯きながら口から唾液が流れる自分に気がついていました。
でも、私の体中から私の体液が溢れ出ていることを止めようもなかったし、もう止めたくもありませんでした。
そこへK子が、「まだやってんのぉ、ここ熱いねー」と部屋に入ってきました。
Aさんは動きを止め、私は朦朧とした目でK子を見ました。
「すごーい、◯◯ちゃんのお顔、精液まみれじゃない。でも◯◯ちゃん普段と違ってあんな大きな声出すとは思わなかったよ」
・・・と、K子は私に言いました。
そう言われた私は、ふと恥ずかしくなって、Aさんから離れました。
そして顔にかけられた精液を汗と一緒に手でぬぐいました。
でも、そのときの匂いがさっきまでの快楽を頭によぎらせました。
K子は、「今度は◯◯ちゃんが男の人3人としてみなよ。すごくいいよ」と言いましたが、私は「それはやだなあ」とだけ答えました。
K子は複数の男の人とするのが初めてだということ、あんなに沢山精液を飲んだのは初めてということ、みんな逞しいので抱っこちゃんスタイルがとても気持ちよかったことなど、はしゃぎながら話していました。
Aさんは汗を拭きながらそれを笑って聞いていました。
Aさんが「みんなは?」と聞くと、K子は「◯◯ちゃんが来るの待ってるよ」と答えました。
Aさんが「どうする?」と聞くので、私は俯きながら首を横に振りました。
K子は、「Aさんとしたのは良かったんでしょ?」と聞いたので、私は俯いたまま首を縦に振りました。
私はできればまだAさんに抱かれていたいと思いました。
Aさんの、「じゃあ、とりあえずシャワー浴びようか」ということに私が頷くと、Aさんは私を抱えてシャワールームに行きました。
沢山汗をかいたのでシャワーのぬるま湯は心地よいものでした。
シャワーを浴びている間も、Aさんはキスをしてきました。
そのときの私は既にキスをセックスの行為の一部として受け入れることができ、積極的に舌を絡めあいました。
Aさは私をバスタブの縁に座らせ足を開かせると、私の陰部を舐め始め指を入れてきました。
それは、さっきよりも念入りで執拗なものでした。
バスルームの中で私の声はさらに拡張され、自分でも人事のようにさえ感じられました。
もうすぐ達してしまうと思ったとき、Aさんは不意に動きを止めてしまいました。
私は恨めしそうにAさんを見ましたが、Aさんはニヤっと笑って軽く私にキスすると「出ようか」と言って、私を抱えてバスルームを出ました。
リビングの方からはK子の喘ぎ声が聞こえてきました。
結局また始めたみたいでした。
相変わらず蒸し暑いベッドルームに戻ると、Aさんはもうひとつのベッドの縁に私を座ら、私の前に立ちました。
私は上目遣いでAさんを見つめながらペニスに舌を這わせ、またこのペニスが私の中に入ってくることに期待を膨らませていました。
そのとき部屋の扉が開く音がしたので、そちらを見るとCさんが入ってきました。
Cさんは、「俺、こっちに入れてもらうよ」と言いながら、私たちのベッドの布団を剥ぎ取ると、その上に横たわりました。
Aさんは、「◯◯ちゃん、いいよね」と言いましたが、私は何も答えることができませんでした。
別にCさんが嫌だとかいうのではなく、複数の男の人とすることに恐怖心があったのです。
それでもAさんは、「大丈夫だよ、◯◯ちゃんエッチだから」と私をベッドに押し倒すと、キスをしてきました。
私はそれにはごく自然に応えましたが、その時Cさんが私の陰部に顔を埋めて舌を這わせてきました。
私はAさんの唇を避けて、「いや」といい抵抗しました。
Aさんは、「大丈夫だよ」と胸を愛撫したり、首筋に舌を這わせたりとしてきました。
Aさんの愛撫もCさんの愛撫も私にとっては気持ちいいものでしたが、どうしても抵抗感が消えませんでした。
それでも私は、「やめてよー」と笑いながら抵抗していました。
その場の雰囲気はなんだかふざけているようだったからです。
Aさんは私の両腕を上に束ね、脇の下から胸にかけて何度も舌を這わせました。
そのとき初めて知ったのですが、私の性感帯は脇の下に集中していたのです。
私は声をあげてよがっていました。
ふと気付くとCさんのペニスが私に口にあてがわれていました。
私はAさんの舌使いに悶えながら、それを口に中に含みました。
不思議なことに、そのときの私は、Aさんに愛撫されながらCさんのペニスを貪る状況が普通のことに思えていました。
Aさんが私の胸の上に跨り私がAさんのペニスに口に含んでいるとき、Cさんのペニスが私の中に一気に入ってきました。
陰部に快感を覚えながらも私はAさんのペニスを口から出さないように一生懸命フェラチオしていました。
私の陰部はどちらかのペニスを受け入れ、私の口はどちらかのペニスを貪っていました。
随分と長い時間このようなことが展開されていたんだと思います。
ほとんど意識が朦朧とする中でどちらかの精液を顔に浴び、そのペニスに舌を絡ませているときに、また私の中にペニスが入ってきました。
薄目越しに見るとCさんが激しく突いていました。
もはや私にはAさんだろうがCさんだろうが、どうでもよくて、快楽をひたすら享受していました。
Cさんは私の顔にかかった精液を手で拭うと、キスをしてきました。
私は精液の匂いに感じながら、舌を絡めました。
Cさんが、「イクよ」と言いながら、声を出して喘ぐ私の口にペニスを押し込めました。
もちろん精液を飲むのは初めてでしたが、私は当たり前のようにそれを受け入れました。
私は疲れ果ててそのまま眠りに就きました。
そのときのお話はここまでです。
ご想像どおり、その後朝目を覚ますと再びAさんに抱かれることになります。
でも行為自体は前夜と同様のものなので(バスルームの洗面台の前で始まったことを除いては)省略します。
私とK子は元気に東京に戻り、普段と変わらぬ生活に戻りました。
彼氏に抱かれても、それが不満だとかは思いませんでした。
心の片隅では、二度とあのような快楽を得ることはできないだろうと思いながらも、特にそれに執着するわけでもありませんでした。
その後何年か経ち、少し遊びなれた風の人と付き合っているときに、一度だけ3Pを経験しましたが、それがとくに良かったというふうにも思いませんでした。
そもそも何故このようなことを書こうと思ったかというと、私が浮気をしたからです。
私は結婚してから一度も浮気をしていませんでした。
そもそも浮気をしたのは高校生のあの夏の一度きりでした。
でも、私には何故浮気をしなければならないのか判らなかったのです。
それで、あの夏のことがトラウマなのかな?とも考えたわけです。
その浮気は突発的ともいえるものでした。
私は働いているのですが、取引先の人とそのような関係になりました。
何度も会っている人で、特に憧れているとか、恋愛感情を持つとかということは全然ありませんでした。
時々そうするように夕食を食べて少し飲んでというときに私は性欲がわいてきました。
私はあからさまに彼を誘いラブホテルで貪るように抱き合いました。
そのときの私は普段主人にしないようなことを彼に対してしました。
それはあの夏の私と同じでした。
私は狂ったように叫び、枕は私の唾液で濡れました。
主人には悪いとは思いませんでした。
でも、それ以来彼とそうしたいとは思いません。
たぶん2度とそう思うことはないと思います。
私の場合はきっと、女として最高の快楽を得られる瞬間は、人生においては無意味な瞬間でもあるようです。