最初は、誰かと勘違いしてるのかと思って、引き離してはすぐに転がって寝てしまうねーちゃんに、真面目に声をかけ続けてたんだけど、起きる度にディープキスの嵐なもんで、そのうち俺も興奮してきてしまった。
俺もキスしてるうちに酔っ払ったようで、結局終電終わって駅から出されるまで、2人でそこで座り込んでずっと絡んでた。
(キスだけだけど)
駅から出されてもそのねーちゃん、全然歩けなくって、時々崩れては抱え起こして、また抱きついてきてキスして。
「帰れる?」って聞いても「かえりたくな~い」とか言ってるし・・・。
足も覚束ないし、俺も眠かったし、寝かせちゃえば寝てくれるかな?と思って、とりあえず近くのラブホテルまで連れてった。
部屋に入ってベッドに倒れこんだらすぐに寝息を立て始めたんで、俺も眠いし、少し離れたところに横になって寝ようとしたんだけど、横になった途端にねーちゃんが起きて、また抱きついてきた。
寝ながらだったんで、感触が心地よくって、また興奮して、お互いに脱がしあった。
その後はしばらくねーちゃんに舐めてもらってたんだけど、おもむろに俺のを手に取り、腰を浮かせて入れようとしてきた。
「ちょっ、ゴムは?」
「ナマの方がきもちいいよ」
で、初めての生挿入。
その後もねーちゃんが上のままで、しばらく腰を振りながらディープキス。
そのまま中に出してしまったんだけど、その時点では俺もかなり酔っていたようで、行為の途中以降は何を喋ってたか、終わってからどうしたか、全く覚えていない。
行為そのものは生々しく覚えているのだけれど。
次の朝、俺以上にねーちゃんの方は全く記憶が無いらしく、自分の姿で昨日の夜に俺とやっちゃった事は悟ったようだけど、自分がどうしてここに来たのか全く覚えていないようだった。
中出ししたことも。
俺は、昨日の行為の責任と、人生初カノへの期待から、携帯を聞き出そうとしたんだけど、ねーちゃんはこの事を無かった事にしたいようで、教えてくれなかった。
結局、駅まで送って別れた。
それきり。
素人童貞で彼女なし28年だが、想像もしない形での童貞喪失だった。