案の定、卒業式の日に呼び出され、告られる。
でも当時あんま女に興味とかなかったから、「ゴメンナサイ」と断る。
そしてお互い別の高校に通う。
極たま~に電車でバッタリ会ったりするんだけど、何か気まずくて話せず、いつの間にかアドレスも変わってて、もはや全くの他人。
そんな関係が高校卒業まで続いてた。
高校も卒業して、俺の記憶にはエリのことなんか完璧に消えていた。
俺は大学受験に失敗して、春から浪人するつもりだった。
予備校も決まって、初めての授業。
昼休みにラウンジでご飯食ってたら、前のテーブルにキャバ嬢みたいな娘が座ってた。
でも俺と同じ方向を見て座ってたから顔が見えない。
だからトイレ行くふりしてちょっと顔を見ると、そう、エリだった。
思わず凝視しちゃって、目が合う。
今までシカトしてきたから、どうすればいいかわかんなくて頭真っ白。
すると向こうから声をかけてきた。
「あれ?◯◯君?」
それからまた俺らの交流が始まった。
もちろん友達として。
自習の合間に色々話したり、とにかく楽しかった。
そして夏休み、地元で集まって花火をしてた。
男4人で・・・。
まぁやっぱ女の話になる。
「誰か女呼ぼうよ」って。
俺も女の子がいたほうが楽しいと思ったから、誰か呼ぼうとケータイを手にした。
迷わずエリに電話した。
「誰か友達を連れて来て!」
快く了解してくれて、男女7人で花火を楽しんだ。
しばらくすると、エリが、「二人で話そう」と言ってきたから、仲間達から離れて人気のないベンチで二人で座ってた。
受験のこととか高校生活の話とか、他愛もない雑談をしていた。
そしていつの間にか、恋バナになり、だんだん話の内容がエスカレートしてきた。
「あたしね、元カレにフェラが上手いってすごく言われてたの~」
いつの間にかこんな会話になっていた。
そして気付けばキスして、乳触ってる。
我慢できなくなって、俺が「やろ?」って言ったら、「今日はダメ」って。
(なんだよ・・・)と、少し落ち込んで乳から手を離す。
すると、「溜まってるのー??まぁ受験生だしね。パンツ脱ぎなよ」って笑いながら言ってくる。
そしていつの間にか彼女が俺のチンコ握ってしごいてる。
「抜いてあげる」って。
手でゴシゴシされてるうちに、だんだん気持ちよくなってくる・・・。
「イキそう?」
射精を促してくる。
気持ちよさもマックスに達しようとしててチンコも脈打ってる。
「イッていいよ?ティッシュないから地面に出して」
そして発射1秒前、1番気持ちいい時。
ディープキスしながら乳揉んで、手コキで射精する幸せを噛み締めつつ腰を小刻みに振りながら発射の準備。
・・・と、そこで彼女の手が止まる。
(???)
「気持ちよかった?手汚したくないから、後は自分でして(笑)」
その半年後に第一志望の大学に落ちた時よりも悔しかった18の夏・・・。