「適当に帰ります」
そう言って別れようとすると、「泊まるにしてもタクシー拾うにしてもお金かかるでしょ。私の家、近くだからおいで。でも変なことしないでね」と言ってくれた。
聞けば旦那さんは中国だかに単身赴任中らしい。
飲みながらエロトークも弾んでいたため、ちょっとエロい気分になってた俺は、「はぁ」とか気のない返事をしつつ、それに従った。
シャワーを借りてサッパリすると、先にシャワー浴びた女上司は髪の毛を乾かし終えた後だった。
普通のパジャマだったのであまりムラムラすることもなく、だんだん酔いの醒めてきた俺は、なんだか大それたことをしてる気になって、「じゃあ俺、ソファで寝ます」と言って、リビングから去ろうとした。
すると上司は、「ダメダメ。お客さんなんだから」と言って、自分がソファで寝ると言い出した。
押し問答の末、ベッドの端と端で寝ることで合意。
二人でベッドに入って電気を消した。
ところがこのベッドが問題で、ダブルかと思ったらシングルに毛が生えた程度の代物。
すぐ後ろに上司の背中がある。
(イカンイカン!)と思いつつも、勃起してしまい寝るどころじゃない。
俺の不規則な吐息に気づいたのか、女上司がこちらに寝返りを打ち、「寝れないの?」と訊いてきた。
俺も上司の方を振り返り、「なんか・・・ドキドキしちゃって」と正直に言った。
すると上司は一瞬、キュンッとなったような表情をした。
でもチキンな俺は、「そのうち寝れると思うんで、大丈夫っす」と言って再び背中を向けた。
「ちょっといい?」
女上司はいたずらっぽいような冗談ぽいような口調でそう言うと、あろうことか、背後から俺の股間にタッチしてきた。
「ああ~、勃起してるな~!」
上司がはしゃぐようにそう言い、俺は申し訳なさそうに「まじヤバイっす。正直これじゃ寝れないっす」と謝った。
「じゃあ、本番は無しね」
上司の言葉の意味が分からずに呆気にとられていると、上司は毛布に潜り、俺のパンツを下ろすとフェラを始めた。
(まじで?)
心の中でそう思ったが、気持ち良いのと興奮してるのとで、すぐに状況を受け入れた。
「なにこれ、硬すぎ・・・」
上司はそう呟くと、さらに玉まで舐めてきた。
上司は歳の差カップルのため旦那さんは50近いらしく、俺の硬さが新鮮だったらしい。
俺もクンニをしてやると、上司は「待ちなさい!ちょっと・・・」と異常に慌てだした。
後で聞いたところによると、旦那さんは潔癖性でクンニなんてされたことがなかったらしい。
俺はクンニ好きで舌の器用さには自信があるため、上司をメロメロにした。
本当は69したかったのだが、上司はフェラどころじゃなかったらしく、ひたすら身を捩っていた。
「入れたい・・・」
突然、上司がそう言い出した。
「本番は無しって・・・」
俺はそう言うが、上司はかまわずに「ゴムある?」と聞いてきた。
「持ってません」と答えると、「若いのにゴムくらい持ってないの?」と叱られた。
「すみません。◯◯さんは持ってないんですか?」
そう聞き返すと、「夫婦なのにゴムなんか使わないわよ」と呆れられた。
(そういうもんなのか?)
と思っていると、突然上司が俺の腰に両手を宛てがい、自分の腰に引き寄せ始めた。
クンニを中断して上司の顔を覗き込んでいた体勢のため、俺のちんちんと上司のあそこは10センチくらいの距離しかなかったのだ。
(さすがに生はまずいだろう・・・)
そう思い、一瞬抵抗したものの、俺も元来ゴムを付けるのは好きじゃないし、性欲には勝てなかった・・・。