「うん。出したい」
「ごめん。セックスはまだ待ってね」
菜月は僕のジャージとトランクスを膝まで下ろす。
「横になって・・・。目を閉じて・・・」
僕が横になり目を閉じると・・・。
「すごく大きくなってるよ」
菜月は僕のペニスをしごき始めた。
女の子にしては大きい手、長い指でしごかれる。
たまらない。
「気持ち良さそうだね~。絶対目を開けないでね」
しばらくするとペニスは温かい何かに包まれた。
菜月がペニスを舐めている。
ぎこちなくではあるが、舌で亀頭の裏側を舐めてくれている。
菜月の唇に触れながらペニスが口を出入りする。
「菜月~」
思わず叫んでしまう。
菜月がすべての動きを速め、両手で睾丸を愛撫する。
僕はもう我慢できなかった。
「菜月~。菜月~」
僕は菜月の口の中に射精した。
「ねえねえ。2度も叫んでたよ、私の名前」
菜月は笑顔だ。
「菜月、愛してる」
照れ隠しではなく本心が出た。
「保、私も愛してる」
どちらからでもなく2人は唇を合わせた。
唇を離し、目の前で僕を見つめながら菜月は言った。
「10日後にソフトボールの大会があるの。前回よりもっと頑張るから大会が終わったら私を抱いて」
「わかった。僕も菜月の格好いいとこをたくさん撮るよ。大会が終わったら菜月を抱かせてくれ」
僕と菜月はさっきよりずっと長いキスをした。
ソフトボール大会当日。
大会は4チームで行なわれる。
我が校の1試合目に菜月は出場しなかった。
決勝戦、菜月は3番ショートで出場。
菜月が打つ、走る、守る。
弾むようだ。
格好いい。
今日も菜月は終始笑顔でプレーしている。
僕も夢中でシャッターを切る。
菜月のすべてを切り取り、記録する。
同点で迎えた最終回、2アウト三塁。
菜月の打席。
初球だった。
菜月はサード前にバントをした。
菜月が一生懸命走る。
ボールが転送される。
菜月は1塁にヘッドスライディング。
「セーフ」
サヨナラ勝ちだ。
歓喜の輪の中に菜月はいた。
真っ黒になったユニフォーム。
菜月のガッポーズ。
菜月はベンチ横にいる僕に抱きついてきた。
みんなが見ている。
でも僕は恥ずかしくなんかない。
嬉しかった。
その日の夜。
僕の家の風呂。
2人で湯船に浸かりながら菜月が得意気に話している。
話が途切れる。
キス。
舌を絡める。
甘い香り。
手のひらで乳首を撫でる。
勃起している僕のペニスを菜月が撫でる。
亀頭を手のひらで擦る。
浴槽の中で立ち上がる。
菜月の乳首を舐める、乳房を揉む、うなじにキスする。
右手で陰毛を撫でる。
菜月のワレメに指が触れる。
「あっ・・・」
菜月の小さな声。
湯で濡れたのとは違う湿り気を帯びている。
僕は中指と人差し指で優しく愛撫する。
「保~」
菜月の口に軽くキス。
「ん?菜月どうしたの~?」
「気持ちいいよ~」
僕は菜月の乳首を舌先と唇で転がす。
「あ~あ~っ。お願い・・・。保の部屋行こう」
僕の部屋。
ベッドの縁に全裸で腰掛ける菜月。
部屋を少し暗くした。
菜月に軽くキス。
菜月を抱き締める。
少し震えている。
うなじ、わき、脇腹を丹念に舐める。
へその周り、腰の周りを舐める。
「あ~保~、焦らさないで・・・」
僕は顔を菜月の股間に埋めた。
薄い陰毛に覆われたそこは石鹸の香りと少しの汗の匂いがする。
舌先でワレメの奥を刺激する。
「保、あ~、き、気持ちいいよ~」
僕はなおも舐め続ける。
菜月をベッドに寝かせて乳房を愛撫、乳首を指先で刺激する。
菜月は僕のペニスに手を伸ばしゆっくりしごいている。
「菜月、入れるよ。実は僕もセックスするのは今日が初めてなんだ」
「保・・・」
菜月のワレメにペニスを押し当てる。
すごく硬くて入っていかない。
力を入れて押し入れる。
「痛っ」
「ごめん。痛い?」
「少しね・・・。でも我慢できるから入れて」
「うん。わかった」
僕はさらに強く押し入れる。
ペニスの先が痛い。
にゅ~っと僕のペニスは菜月のワレメに吸い込まれた。
「痛い?動かしても大丈夫?」
「うん。大丈夫だよ」
僕はゆっくり、ゆっくり腰を動かす。
菜月を気遣う気持ちもあるが僕自身も射精への限界が近づいていた。
菜月のワレメの中を僕のペニスは行き来する。
何度も行き来する。
「菜月。ごめん、出そうだよ」
「保。いいよ。出して。中に出して大丈夫だよ」
ペニスが行き来、行き来・・・。
「保~」
「菜月~」
互いの名前を叫びながら僕らは絶頂に達した。
僕、17歳。
菜月、17歳。
僕らは今日、初めてセックスした。
今日初めて、大好きな人と結ばれた。
菜月と初めてセックスをした。
自分が童貞だと告げるのはメチャ恥ずかしかった。
菜月が、「男の子とするの初めて・・・」と言ってるのに、正直に言わないのは卑怯だと思った。
虚勢を張るのはやめたんだ。
「保が初めてだとは思わなかった・・・。でも・・・初めて同士で良かった」
そう菜月は言ってくれた。
菜月は本当に可愛い。
菜月とセックスしてから1週間。
菜月は毎日、ソフトボールの練習の後で僕の家に寄る。
風呂上がりに髪の毛を乾かしながらコンビニのおにぎり、サンドイッチを美味しそうに食べる。
見ているこちらが嬉しくなるほど、美味しそうに食べる。
風呂上がりに短パンとTシャツ姿。
フローリングの床でゴロゴロしてくつろいでいる。
僕にはそれが眩し過ぎる。
もちろん菜月とセックスするのは可能だが毎日、連夜というわけにはいかない。
「菜月。そんな格好してて寒くないの?」
僕がそう言うと・・・。
「別に寒くないよ。私って結構暑がりだからね。・・・あっ・・・ごめん・・・。ひょっとしてエッチな気分になっちゃった?」
可愛い顔ではにかむ。
僕は菜月に近づき口にキスを・・・。
「ごめん・・・こぼれちゃうよ」
菜月は床に置いたペットボトルをテーブルの上に乗せると、僕の方に向き直り正座すると目を閉じた。
優しい顔で僕を迎え入れようとしている。
僕は菜月の口にキスをした。
ウーロン茶の香りがする。
僕は菜月の舌を舐める。
菜月も舐め返す。
とても甘い。
右手で菜月の胸をノーブラのTシャツの上から弄る。
乳首が硬くなっている。
2人は唇を離す、離れる時に細い糸を引く。
「菜月・・・。我慢できなくなっちゃったよ」
「私も同じだよ。保に抱かれたかった」
僕は菜月のTシャツの下から両手を入れ、菜月の両胸を揉む。
「あ~あ~。気持ちいいよ~」
両手の親指で乳首を刺激。
「ずるいよ~。保。気持ち良すぎるよ」
僕は菜月の短パンを脱がす。
その下の部分が露わになる。
短パンの部分だけが日焼けから取り残されたかのように白い。
極めの細かいきれいな肌だ。
白の下着。
菜月のワレメの部分を指でなぞる。
下着越しにも濡れているのがはっきりわかる。
「あ~、保。なんか恥ずかしいよ」
僕は菜月の下着をゆっくりずらす。
まず陰毛が見える。
薄めの陰毛に覆われたワレメが見える。
下着を一気に下ろし、足首から外す。
「保・・・。なんか明るいよ」
菜月の股間に顔を埋める。
ワレメの筋に沿ってゆっくり、時間をかけて舐める。
僕の舌はワレメの中に分け入る。
そこはトロトロになっている。
舌を小刻みに震わせ刺激する。
「あ~。保。保。保~」
菜月は僕の名前を絶叫。
僕は菜月を刺激し続ける。
<続く>