当時、僕は中学3年生。
静岡県のかなり田舎な土地に住んでいました。
僕という人はとても恥ずかしがり屋で人見知り。
新しいことが嫌いでした。
そんな僕にもたくさんの友達がいました。

PCMAX

僕のお父さんの転勤が決まったのは、僕が小学校6年生の時。
埼玉でした。
もちろん転校です。
近いとはいえ、知らない人ばかり・・・知らない土地・・・。
僕にとっては最悪なことでした。
もちろん抵抗していました。
泣きながらひたすら、「イヤだぁぁぁ!!!」と言っていたのを今でも覚えています。

そんな願いが通じたのか、なんとか静岡に残ることができました。
僕の家からほんとに近い場所におばあちゃんの家があるので、そこに僕と母は住むことになり、お父さんは埼玉へ単身赴任するということになりました。
静岡に残る約束として、春、夏、冬休みには必ず埼玉へ遊びに行くことでした。
もちろん毎年行っていました。

中学3年生の夏休み・・・。
もちろん今年も行く予定だったんですが、受験生ということもあり夏期講習が毎日のようにあったので、それが終わってから1人で電車で行くことになりました。

8月13日。
夏期講習の日程が全て終わり、僕は埼玉へ向かいました。
埼玉へ着くと家族が温かく迎えてくれました。
それから何日か過ぎていきました。
正直、とても暇でした。
友達が1人もいないからです。

そんなある朝、観光がてら走ることにしました。
走りながら色々な場所を見ていました。
静岡と違い、とても都会な場所でした。
1時間くらい走っていたでしょうか。
周りの景色に気をとられていて気がつかなかったんですが、結構遠くまで来ていました。
ここがどこだか全く分かりませんでした。
公衆電話で親に電話しようと思ったんですが、お金を持ってきていませんでした。
途方に暮れていた僕に話しかけてくれた人がいました。

「どうしたんですか?」

メガネ美人・・・というと少し失礼な気がしますが、メガネとても似合う、中1くらいの女の子でした。
話しかけられた僕は、相手が年下にも関わらずオドオドしていました。
そしたら彼女が不思議そうにしていたので、「道に迷ったんだ」と顔を赤くしながら言いました。
彼女は笑っていました。

「何それぇぇぇ、かっこ悪ぅぅ」

冗談っぽい感じでしたが、そういうノリにはついていけず、僕は下を向いたままでした。

「どこに住んでるの?」

そう聞かれて「◯◯◯」と答えると、彼女は少し考えてから「あ~」と言い、とりあえず歩こうかってことになり、一緒に歩き出しました。
歩いてる途中、僕が埼玉にいる理由などを話したら彼女は親身になって聞いてくれました。

彼女も自己紹介をしてくれました。
やはり中学1年生で、名前は奈央。
活発な感じの印象ですが、学校で少しイジメに遭っているようでした。

いつの間にか僕らは公園のベンチに座り、お互いの話を聞きあっていました。
時間を見るとかなり経っていたので途中まで送ってもらい、「せっかくだから電話番号教えてもらっていい?」と聞かれたので、番号を交換してその日は別れました。
その日から彼女と、毎日のように電話で話しました。
そして時々会っていました。

そんなある日、彼女から電話がかかってきました。
いつも僕からかけていたので少し驚きました。

「もぉ・・・イヤ」

彼女は泣いていました。

「ど・・・どぉしたぁ?」

「会いたい・・・」

彼女はそう言って電話を切りました。
僕は家を飛び出し、いつもの待ち合わせの公園まで走っていきました。
奈央は座っていました。
そして泣いていました。
僕が近くに行くと抱きついてきました。
そして思いっきり声を出して泣き出しました。
周りに人がいたんですが不思議と恥ずかしさは湧いてこず、頭を撫でてやりました。

少し落ち着いてきたところで、ゆっくり話を始めました。
学校で陰湿なイジメに遭っていました。
委員会で発言しても無視。
彼女の分だけ道具が配られない、などなど。
生憎、教室に先生がおらず、男子の割合が高くて反抗することができなかったと言います。
沸々と怒りが込み上げてきました。

(なんで、こんなにいい子がイジメられなきゃいけないんだ!)

次の瞬間、僕の足は彼女の学校に向かっていました。
場所は知ってました。
奈央が止める声も僕の耳には入ってきませんでした。
教室の前に着きました。
中からガヤガヤと話し声が聞こえます。
僕は教室の中に入りました。
生徒の視線が僕に集まります。
今思えば、人見知りの僕が、よくこんな事をしたと思います・・・。
奈央の言った通り、いじめっ子のほとんどは男子でした。

「奈央をイジメたんは誰やぁ?!」

シーンとなります。

僕は1人を捕まえて殴りかかりました。
当然、周りの男子が僕にかかってきました。
中3対中1とは言え、相手は6人以上いたので、逆にボコボコにされました。
そこに先生が来ました。
女の先生でした。
他の教室を借りて、その先生に事情を説明しました。

「事情は分かったわ。あとは先生がなんとかしとくから、キミは奈央さんの所へ言ってあげなさい」

部屋から出ると、泣いている奈央がいました。
僕に、「ごめんよぉぉ」と言いながら抱きついてきました。
先生は気を利かしてくれたのか、その場を去りました。
とりあえず部屋に入りました。
ボコボコにされた顔を見られるのはとても恥ずかしかったです。
でも奈央は優しく傷口を触って・・・。

「私にために・・・ありがとぅ」

また泣き出しました。
それからしばらくの間、2人で抱き合っていました。

(個室に2人きりでいる!)

その事実に気付いたのは、奈央と抱き合ってかなり経ってからでした。
僕のモノが立ってきました。

(何を考えてんだ、こんな時に!)とは思うものの、一向に収まる気配はありません。

奈央が、僕のズボンのもっこり部分を見ていました。
やばいと思い、手で覆って奈央を僕から離しました。

「ヒロ君・・・」

僕は顔を赤くして下を向いていました。

「ヒロ君、いいよ。今日は頑張ってくれたもんね」

ボコボコにされた顔で奈央を見たとき、キスをされました。
奈央の髪からシャンプーのいい匂いがフワッと僕の鼻に入ってきました。
僕はついに性欲を抑えきれず、彼女の学校で手を出してしまいました。

いきなり服を脱がせました。
なぜか、奈央はノーブラでした。
可愛らしいAカップくらいの胸が出てきました。
軽く触ってやると、「アッ」という声を漏らしました。
胸を舐めてやると、声を出すのを我慢しているのか、「ァッァァぁ」と途切れ途切れな声が聞けました。
それが僕の性欲を余計に刺激しました。
僕は奈央の下に手を伸ばしました。

「待って」

まだ中1です。
とてつもない恐怖心があったんだと思います。
しばらく沈黙が続きました。
僕は意を決して、奈央の下を触りました。
ビクッと一瞬、奈央は震えました。
とても濡れていました。
下着の上から触っても指に汁が付くくらいでした。

「ハァハァ」

奈央は明らかに感じていました。
割れ目に沿って指を動かしてやると、「ァァァ・・・」と、すぐにでもイキそうでした。

「下着、脱がしていい?」

僕が聞くと奈央は自分で脱ぎ始め、床に横になりました。
奈央の太ももまで汁が垂れていて、僕の指もかなり濡れていました。
指を入れようとすると「痛い」と言うので、舐めることにしました。

レロレロ・・・。

舌を這わせたのと同時に、「ァッ」と喘ぎ声が出ました。
どんどん白い液が溢れてきます。
僕のは立ちすぎて痛いくらいでした。

「ちょっと待って」

奈央が震えながら言いました。

「私ばっかりはダメ」

そう言うと奈央は、僕のチャックを開けてモノを取り出し、舐め始めました。

「うっ・・・」

今までに感じたことない気持ちよさが僕を襲ってきます。
もちろん上手なフェラとは言えませんでしたが、当時の僕にとっては最高でした。
奈央が口の奥までれようとした時、僕は果ててしまいました。
大量の精子に奈央はびっくりして、飲んでしまったようです。
奈央の表情が変わるのがハッキリ分かりました。
僕は奈央を押し倒し、股を広げて舐めまくってイカせました。

「ああぁぁん!!!」

ビクッと体を震わせ、彼女は微笑んでいました。
僕も微笑み返しました。

出会いには必ず別れがあります。
こんなに仲が良くなったのに、僕は静岡に帰らなければなりません。
親はまだ残るらしいので、僕は1人で駅のホームに立っていました。
たった2週間くらいでしたが、楽しい思い出がたくさん出来ました。
そして一生忘れることの出来ないであろう人とも出会いました。
あの日の偶然の出会いが、ここまで思い出を残すとはまさか思っていませんでした。

僕は奈央には何も告げずに別れることを決心しました。
静岡に着いてから連絡しようと考えていました。
奈央が来ると泣いてしまうと思ったからです。
でも出発の時間、僕はギリギリまで電車に乗りませんでした。
来るはずのない彼女を待って・・・。