わたしはその当時、まだ中学生に間違われることがあるくらい、あどけない顔立ちをしていた。
背もそんなに高くないし、胸もそんなにない・・・。
そんなにっていうか、Aカップしかなかった。
ちなみに、今もBカップくらいしかないけど・・・。
同級生たちはやっぱり巨乳とかがいいらしくて、性的な目で見られたことがなかった。
だから、痴漢にあったとき、何が起こったのか正直言って理解できなかった。
痴漢とかは、もっと可愛くて巨乳な子が遭うものだって思っていたから。
(私なんかが痴漢されるわけがない、気のせいだ)
そう思ったけど、でもしばらく時間が経っても、手がついてまわってきて、お尻を動かして避けても、ずっとついて来る。
下着越しにお尻の割れ目をすりすりしてきて、気持ちが悪いし、くすぐったい。
やめて欲しいけど、こんなところで大声を出して目立つのも恥ずかしい。
しばらくすると調子に乗ってきたのか、あそこの割れ目をすりすりしてきた。
さすがにやめさせなくちゃ!!って思っても、タイミング悪く停車した駅でドッと人が流れ込んできて、身動きできなくなっちゃった。
でも手がどこかにいったから、わたしは(さっきの駅で下りたのかも)って思って、ほっとしていたんだ。
そしたら、あそこに固いものがグリッと当たってきて、誰かの鞄の端とか、そんなのかな?って思って放っていたいたら、急にそれが小刻みにケータイのバイブみたいに震え始めて・・・。
当時はそんな知識なかったから、ただただ困惑して、でも一番敏感な部分(クリとかいう所)にぐいぐい押し付けられて、だんだんおしっこが出ちゃいそうな感じに。
声も出ちゃいそうで、我慢するのに必死。
やめてほしくって、手でお尻のあたりをパンッと払おうとしたけれど、逆に手を掴まれちゃった。
「自分だけ気持ちよくなっちゃずるいだろ?」
ぼそっと聞こえた低い声。
ぞっとして固まったわたしの手を引いて、なんだか熱くて少し弾力のある固いものを握らせられた。
(なにこれ?!)
って思って、手を離したくっても、手の上から握り込まれてしまっているから、離すことができない。
好き勝手にわたしの手を使ってなにかをしている痴漢。
(早く終わって・・・)
そう願っていたら、あそこに伝わる振動が大きくなって・・・。
「オレ、もうイキそうだから、お嬢さんもイカせてあげるよ・・・」
そう言って、パンツの横から、直接つるりとしたものが滑り込んできて、クリに強烈な振動が!
ひとりでオナニーもそんなにたくさんしたことがなかったのに、人に強制的にイカされるって、すっごく気持ちがよくって・・・。
ぼーっとしていたら自分が降りる駅になって、慌てて下車。
脚がふらついたから、(ベンチで少し休んでから帰ろう・・・)って思ってホームのベンチに座ったんだけど・・・。
女子ならわかると思うんだけど、座るときって、スカートの裾を綺麗にするために、シュッてお尻を撫でながら座ること多いよね?
そうしたときに、なんだかベチャッとした感触がして、手を見たら半透明な白っぽい液体がネチョッて付いてた。
ぞっとして、すぐに家に帰って、洗濯機に制服を突っ込んで洗っちゃった。
あとでお母さんに、「なんで制服を洗濯機で回したりするの?」って叱られたけど・・・。
怖かったのに、その夜はドキドキして眠れなくって、ケータイのバイブ機能を使ってひとりでオナニーした。
今思うと、あの痴漢体験のせいで、オナニーの頻度も多くなったし、エッチな子になっちゃったって自覚はある。