自分が35歳になったばかりの時の話。
35年間の人生で彼女が出来たことは一度もなく、アニメオタクで腹の出始めた素人童貞。
友人関係はネット上の同好の士“アニオタ”くらい。
冴えない中小企業でうだつの上がらない営業職。

PCMAX
一人暮らしのアパートで、二次元の爆乳ロリキャラを相手に硬くなった自分自身を慰める日々を送っていた。

ある晩、会社の同僚と酒を飲み、ほろ酔い気分で終電間際に帰宅する途中、とあるターミナル駅で小柄なOLと長身サラリーマンカップルが公衆の面前でいちゃついているのを見かけた。
二人ともかなり酩酊の様子で、互いの腰に手をまわしてキスしたり、男が女のジャケットの中に手を入れておっぱいをブラウスの上から大胆に揉んでいた。
女は拒む様子もなく、品のない笑い声を響かせながら男に胸を揉ませている。
女の歳は30半ば、男はどう見ても女より10は下に見えた。

普段なら「バカップルめ!」と吐き捨てて済ませるところだが、その時の自分はその場から足が動かせなくなってしまった。
その理由はその女の胸があまりにもデカかったからだ。
150台前半の身長で普通体型だったが、ボタンを外しているジャケットから突き出ている巨大なおっぱいは、軽くKカップはありそうだった。
まるでエロ漫画の爆乳熟女OLキャラだ。
男の大きな掌でも掴みきれないその塊が、10mほどの距離で堂々と揉み込まれている。
極度の巨乳好きの自分には目を背けることなど到底無理な相談だ。
二人は5分ほど乳繰り合っていたが、やがて男が体を離し立ち去ろうとし始めた。
女の方はどうやら男を自宅へ誘っているみたいだ。

会社の同僚同士で飲んで成りゆきの体裁を装い、若い男を咥え込もうとするバツイチ熟女とその獲物。
そんなエロ漫画設定が一瞬で頭に浮かんだ。

女が縋るほどに男の理性は覚醒していく様子で、なにやら女に優しく言い含めると男はあっさりとその場を立ち去ってしまった。
ホームからエスカレーターで去っていく男の背中を見送り、肩を落とす爆乳女。
悄然として、一気に疲れた表情を顔に浮かべた女は始発電車の乗車口の列に並んだ。
そのすぐ後ろに自分も並んだ。
電車が着き中の客が降り終わるのも待たずに、並んでいた客が車内に一気に雪崩れ込む。
なんとか彼女の左隣の席を確保した。
酒の匂いとは別に、香水かトリートメントの良い匂いがした。
彼女は焦点の合わない目で抜け殻のような表情を浮かべている。
先程の出来事の後ではまあ無理もあるまい。
おっぱいばかり見ていて気づかなかったが、肌は年相応だが男好きのする顔立ちで、ややはすっぱな感じは否めないものの、昭和のお色気女優のような雰囲気を漂わせている。
電車が動き始めると彼女は目を閉じた。
自分はこめかみを手で押さえるふりをしながら至近距離から彼女の胸を改めて覗き込んだ。

(物凄くデカい!)

彼女が熟睡したら二の腕で触ってやろうかと考えた。
が、その前に確かめたいことがあった。
おもむろに足を開いて自分の脹脛を彼女の脹脛に密着させてみた。
すると彼女は初めから予測していたかのように、間髪入れずに脹脛を押し付け返してきた。
密着した状態でさらに数十秒後、彼女はこちらの肩に頭を倒してもたれかかってきた。
やがて上体をこちら側に捻るようにして身体の向きを変えると、額をこちらの顎の下に埋めてくる。
もしかしたらと思ったが、ありがちなエロ漫画の設定通り彼女のスイッチは入ったままだった。
この状況を迎えたところで、自分が降りなければいけない駅に着いてしまったが、もう自分には下車という選択肢は無くなっていた。
覚悟を決め、自分も彼女の側に上体を向けた。
彼女はなお一層こちらに身を預けてきた。
傍目には酔っ払い中年バカップルに見えていることを祈った。

彼女のバカデカいおっぱいに早く触りたくて仕方がなかったので、膝の上のビジネスバッグを立てて周囲の視線を遮り、バックの裏側から彼女とは逆側の手を胸に伸ばした。
震える指でそっと下から乳房を持ち上げる。
すると彼女は触りやすくなるように胸を突き出してくれた。
彼女のアシストに応えるべく、自分も念入りに乳房を愛撫した。
全体を掌で優しく撫で回してから、乳房全体を持ち上げつつ痛くないように加減しながらグムグムと揉み込んだ。
乳房に張りはなかったが、経験したことのないボリュームと重さだった。
どうしても生乳房の感触を確かめたくなり、ボタンを一つ外してブラウスの中に恐る恐る手を滑り込ませた。
軽く汗ばんだ乳房の表面に指を這わせた。
ブラジャーのカップの中に指を進め、乳房の頂を目指す。
硬く尖った乳首はすぐに見つかった。
指先でそっとタップすると、初めて彼女が女らしい反応を示した。
身体をピクリとさせると、熱い吐息をこちらの首筋に漏らした。
その後15分ほど爆乳を弄んだ頃、電車は途中駅で停車した。
そこがその電車の終点で、他の乗客が全て乗り換えで降りるまで二人で座っていた。
彼女が一向に立ち上がろうとしないので、「終点てすよ、降りますよ」と声をかけて腕を取り立ち上がらせようとすると、立ち上がりかけたところでまるで腰を抜かしたかのように彼女は横転した。
驚いた自分は膝をついて彼女の上体を起こした。
彼女の頬が濡れていた。
それを見た瞬間、強烈な罪悪感に襲われた自分は彼女に必死に何度も謝った。

すると彼女は首を振り、「そうじゃないの」と小さな声で呟いた。

彼女は想像以上に酔っていたようで、なんとか立たせて引きずるようにしてホームのベンチに座らせた。
声を殺して泣いている彼女を放ってもおけず、そばに立ち尽くしたまま最終電車が出るのを見送った。
最終電車が出たことと、これ以上駅には居られないことを彼女に告げた。
彼女は無言で立ち上がったものの、まだ足元が覚束ない様子だったので腕を貸すと素直に腕を絡めてきた。
改札を出たところでまた動かなくなる。
自分のような変質者と居ても危険だが、こんな夜中にここに女性が一人で居ては危ない。

「お金を出すからタクシーを拾おうか」と聞くと頭を振る。

家は近いのか聞くと再び頭を振る。
途方に暮れて沈黙したまま10分も経った頃、ようやく彼女が口を開いた。

自分は惨めで情けない女だ。
会社の歳下の同僚に酔った勢いで甘えようとしたがやんわり断られた。
月曜日に彼に合わせる顔がない。
その上、寂しさのあまりたまたま電車で隣り合わせた見ず知らずの男性(自分)に堪らず甘えてしまった。
恥ずかしくてもう死んでしまいたい。

そんなことを漏らし始めた。
想定外の告白にテンパった自分は・・・。

いやいやこちらは天にも登る気持ちだった。
貴方のようなおっぱいの大きい素敵な女性と電車の中であんなことが出来て、前後の見境が付かなくなるほど興奮してしまった。
人生最良の日、盆と正月が一度に来た。
少なくとも自分にとって、貴方は天女か女神様か観音様レベルの存在。

・・・という趣旨のことを早口で喋っていたと思う。

すると彼女はプッと吹き出して、「観音様って笑える」と言いながらしばらく腹を抱えて笑っていた。
ひとしきり笑い終え顔を上げた彼女は、呆然とする自分の顔を真正面から見つめてこう言った。

「甘えついでにもう少し付き合って欲しいな」

そう言うと彼女はこちらの返事も聞かず、急にしっかりとした足取りで歩き始めた。

辿り着いた先は駅から10分ほど歩いた川のほとりのラブホテルだった。
彼女はこちらも振り返らずにホテルの入り口にズンズン入っていった。
部屋に着くと彼女は冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出して、一口煽ると洋服の袖で口を拭い飲みかけのボトルをこちらに差し出した。
ベッドに腰をかけた彼女は、「突っ立ってないでここに座ったら?」と自分の隣を顎で指した。

隣に座ると顔を寄せ・・・。

「同情してくれてるの?」

そう言って真顔でマジマジと自分の顔を覗き込む彼女。

「同情なんて出来る立場じゃありません。ただ貴方を1人にするのが不安だったので・・・」

そう返した自分に、彼女は「優しいのね」と言うと、おもむろに唇を重ねてきた。

硬直している自分を見て、「あたしの観音様見たい?」と彼女が笑う。

「おっぱいが見たいです」

反射的にそう答えてしまい狼狽える自分。

「いいわよ、見せてあげる。疲れたから貴方が服を脱がせてね」

震える指でブラウスのボタンを外した。
特大カップのブラジャーに覆われた彼女の巨大な乳房が露わになった。
谷間が恐ろしく深い。
スカートを脱がせようとしたが、その構造がわからない自分が手間取っていると、彼女はホックの位置を教えてくれた。
ストッキングに覆われた彼女の下半身が露わになった。

「ストッキングをデンセンさせないように注意して」と命じられるが、デンセンの意味がよく分からない。

モタモタしている自分に呆れた彼女は自分でストッキングを脱ぎ捨てた。
脱ぎ捨てた瞬間パンツに大きな染みが広がっているのが見えた。
興奮した自分は染みに鼻と口を押し付けて、膝立ちで彼女にしがみついてしまった。

「やめてー!」という声に我に返って必死に謝る自分。

「もう、貴方が電車でイヤらしいことするからよ!」

恥ずかしそうにそう言う彼女だが、本当はその前から濡らしていたのだろうなと思った。
裸になった彼女は仁王立ちで隅々まで見ることを許してくれた。
彼女の身体は想像していたよりも綺麗だった。
下腹部に多少の弛みはあるものの、メリハリのあるグラマラスボディーだった。
ド迫力のおっぱいも思ったより垂れてはおらず、いい感じに熟れている。
陰毛の手入れはしていないのか、黒々とした豊かな剛毛がデルタ地帯を覆っていた。

「とても綺麗な身体だ」と思う旨を伝える。

「もういいでしょう?」と彼女は頬を赤らめたが、「観音様を拝ませて欲しい」と懇願してなんとか了承してもらった。

彼女は形の良い両足を遠慮気味に広げて観音様を拝ませてくれた。

(濡れている・・・)

ネットで見るやつほどグロくはなかった。
自分に性器を見つめられて恥ずかしがっている彼女に激しく興奮した。

「もう終わりっ」

そう宣言すると今度はこちらが脱がされた。
フルに勃起したちんぽを握られ、「電車であたしのおっぱい触ってる時もこんなに硬くしてたのね、変態だわ」と言葉責めされる。
彼女にリードされるままに事は順調に進み、いよいよ挿入となったところで、コンドームを探そうとすると、そのまま入れろと指示される。

「いや、さすがにそれは・・・」と言うと、「安全日だから大丈夫、それでも心配なら外に出せばいいよ」と言われ素直に従う。

初めは彼女が上になり挿入。
特大のおっぱいが目の前で揺れ、弾む。
彼女の中は暖かくて比較するものがないほどに気持ちよく締め付けられ擦られて、あっという間にイカされそうになった。
タイムをかけてイキそうな旨を伝えると、「じゃあ今度は上になって自分のペースで動く?」と提案され承諾する。
上になったらなったで、あまりの気持ち良さに腰が止まらなくなるし、回転数も上がる。
イキそうになったら申告するよう言われていたので、「イキそうだ」と伝えると、「もう少し我慢して、あたしもイキそうだから」と言われて興奮に拍車がかかる。

「もうダメだ、出るっ!」

そう言った途端、下から彼女の脚が腰の上で交差し、ガッチリホールドされた。

(これが世に言うだいしゅきホールド!?)などと考える暇もなく、なす術もなく溜まりに溜まった精子を彼女の中に勢いよく放出してしまった。

「あーあやっちゃったよ、どうしよう」

「童貞だったんでしょう?記念すべき一発目くらい景気良く生中出しくらいしなきゃ!気にしない、気にしない」

そう言われて、結局朝まで3回中出しした。

ホテルを出てお互いの連絡先を交換した。
年下の男に言い寄って袖にされた挙句、盛りがついて電車の中で恥ずかしいことをされた上に、身体中を隅々まで見られているから、もう何も隠すことがなくて気楽で良いとのこと。
こちらは熟女のグラマラスボディーに骨抜きにされていたので異存は無し。
彼女にはすっかり尻に敷かれてしまったようだ。
どうもロリ爆乳よりも、熟女系女王様の方が自分には合っていたらしい。

その3ヶ月後、彼女の妊娠が発覚。
責任を取る形で結婚することになった。
彼女の両親にも挨拶を済ませ、今は結婚式の招待客の名簿を作成している最中だ。
彼女には秘密だが、あの夜、彼女と乳繰り合っていた彼も招待するつもりだ。
恋のキューピットである彼に直接礼を言いたいのと、人妻の魅力を身に纏った彼女のウエディングドレス姿を彼にも見て欲しいからだ。

その後の彼女とのセックスはとても充実している。
でも一番興奮するのは、セックスの最中にあの夜駅で乳房を揉まれて喜んでいる彼女の姿を思い出しながらしている時だ。
今思えばあの瞬間が彼女を好きになった瞬間なのだろう。
もちろん彼女にはそのことは話していない。
彼が彼女の魅力に気付いて、彼女に懸想してくれないかと密かに願っている。
どうやらロリ爆乳卒業と同時にNTR願望に目覚めたみたいだ。