俺には付き合って2年の彼女がいました。
当時の彼女は26歳。
付き合ってたわけだからそれなりに可愛いと思う。
俺は見慣れちゃってたからそうは思わなかったけど、友達からは小西真奈美に似てるって言われてた。

PCMAX
あんなには綺麗じゃないけど、ムッチリしたスタイルはなかなかだと思う。
友達のカップルとかで海に行った時に、「お前の彼女エロ過ぎ」って言われたし。

まぁそんな彼女と付き合ってたわけですが、先月別れることになりました。
その別れる原因となった話を投稿します。

会社で3歳年上の『J』という先輩がいます。
俺は新入社員の頃から面倒を見てもらっていたので、割といい先輩ってイメージでした。
でも先輩の同期や上の人はあまり好いていないらしく、理由を聞いても「まぁ~別に・・・」って言うんです。
ハッキリした理由も無くみんな同じようなことを言うので、なんとなく変な感じはしてました。
俺の同期や後輩たちは、「そんな嫌われる要素ある?」って思ってましたし。
先輩よりも年下の奴らには、嫌われる理由がまったく分からないという人でした。

彼女と付き合いだしてから少しして、Jに彼女を会わせています。
仕事帰りに彼女と待ち合わせをしてて、その時に少しだけ挨拶したって感じ。
その後は何回か一緒にメシを食ったりもしましたけど、別に怪しむ感じではありませんでした。
だいたいこのJってのは女癖が悪く、彼女もコロコロ変わるしセフレも数人いるという男。
女の知り合いが多くて合コンにもよく誘われました。
俺は彼女がいたから、「どうしてもメンツが足りない」って時しか行ったことはありませんでしたが。

結構酒好きなヤツで、泥酔して気が付いたら路上で寝てたとか、玄関の扉の前で座って寝てたとか、知らない女とやっちゃったって話もよく聞いてました。
合コンの時も泥酔して家まで送ったことも数回あるし、何度か携帯や財布もなくしているらしい。
そんなJでしたが、先輩だったから普通の付き合いはしていたんです。

先月の初旬に、またJから合コンの誘いがありました。
どうしても来てくれと言われたので彼女に了解を取り、メンツ合わせのために参加しました。
毎回凄いのは、Jが集める女の子のレベルの高さです。
その日は、渋谷や新宿などのショップ店員の女の子が集まっていました。
聞いた話だと、主催してくれた女の子はJに店内でナンパされたらしい。

たぶん楽しかったんでしょうね。
女の子達はJを妙に持ち上げてましたし、ノリノリで飲まされまくってましたし。
結局、泥酔したJを俺が面倒みることに。
俺に付き合って、Jがナンパした女の子ともう1人の女の子が残ってくれました。
カラオケで寝かせようとなって、4人でカラオケに行きました。
初っ端からJはソファーを陣取って爆睡し、俺ら3人はシカトして歌ってました。
1時間くらい歌った後は、飲みながらまったり過ごしてました。

「この人、女遊び凄いんだって?」

「そ~かねぇ~?いつも一緒にいるわけじゃないから知らないけど」

「今日もエッチなことになると嫌だから飲ませたんだよねぇw」

「そうなんだwじゃ一応作戦成功か」

飲まされてた理由がそれで分かりました。
主催の女の子が言うには、Jがお店の後輩や友達を食われないためにしたんだって。
(じゃ~合コンなんてするなよ!)って思いますが、しつこいから1回だけ付き合ったんだって言ってました。

「この前飲んでた時も凄い話してたよ」

「ん?何が?」

「この男、『セフレが何人かいる』って言い出してさ」

「あぁ~そうなんだ。モテるからねぇ」

「でも人妻とか彼氏のいる女とか平気で食っちゃってるって言ってたよ」

「へぇ~そうなんだ」

「『男がいる女の方が萌えるし、むしろ簡単に食えるんだ』って言ってたし」

「へぇ~そんなもんかねぇ」

Jが寝ているとはいえ、よくこんな事を喋るもんだなと思いながら付き合ってました。
Jがベラベラ喋った女の話をネタにJを貶しまくりです。

「女の敵でしょ!」くらい言ってたので、なんで仲良くしてるのかが不思議でした。

だから気になったので聞いてみたんです。

「でもそんなこと言ってても、先輩と遊んでるんでしょ?」

「まぁ~~ねぇ~~~メシ代浮くしw」

「えぇ~それだけじゃないじゃん!」

「ちょっとやめてよぉ~~」

「えっ?何が?」

2人がジャレ合うような感じになったので、それを黙って見てました。

「言わないでよ!」

「いいじゃん!」

「なんで言うのよ!」

「ウケるから!」

そんな事を言い合ってるうちに、友達の方が暴露してきました。

「その人、超エッチが上手いらしいよw」

「へぇ~~そうなんだ。だから仲良くしてんだ?」

「なんで言うんだよぉーっ」

「だって前に言ってたじゃんw『大きさも動きもヤバい』ってw」

2人はそれからJのセックスについての会話をし始めました。
聞いてみると確かに凄いらしい。
まずクンニが抜群に上手いらしい。
舌の動きがヤバ過ぎて、それだけでイケるとまで言ってました。
それからチンコの大きさ。
デカいわけじゃないんだけど、ちょうどいい長さに少し太めでカリデカらしい。
感じてくるとこのカリデカが威力を発揮するみたいで、抜かれるたびに喘ぎ声が出ちゃうほど気持ちいいんだとか。
腰の振りも凄くて、これにはさすがにビックリしたって笑ってた。
普通の男は出し入れをメインに動かすのに、Jは擦りつけるようなグラインド系がメイン。
クリが擦れて気持ちいいんだけど、それ以上にカリデカの亀頭が子宮にヤバいほど当たりまくるんだとか。
初めてそれを体感した時は、思わず気が遠退きそうになってイッたと爆笑してた。

主催の女は最近彼氏もいないから、メシ代と性欲をJが満たしてくれるんだってさ。
だけど浮気症だから、後輩や友達が食われるかと思うと心配だったんだって。

(単にお前も自己中なだけじゃん)

そう思いながら、一応にこやかに対応してました。
基本的に下品な女は好きじゃないので、俺は早く帰りたい一心。

「じゃ今日は先輩と泊まったら?」

「今日は無理ぃ~。女の子の日だもんw」

というわけで、やっぱり俺が送ることになって、カラオケを出てタクシーを拾った。
マンションの前にタクシーを待たせたまま部屋に連れて行き、Jを玄関先に寝かせて帰ってきた。
家の前に到着したのでお金を払って外に出ると、すぐに運転手さんが外に出てきた。

「お客さん忘れてませんか?これ」

(何?)

そう思って見ると、そこには携帯が握られてました。

(あぁ~、これはJの携帯だ)

ストラップを見て一目で分かりました。

「あぁ~スンマセン、有難うございます」

そう言って携帯を受け取ったものの、もう届ける元気もないのでそのまま帰宅しました。
寝ようとして、ふと携帯を思い出し、やっちゃいけないけど弄ってみることに。
でも開いてガッカリ、しっかりとパスワード設定にしてあります。
誕生日を入れてもダメ、会社で使う番号を試したけどダメ。
アホみたいに30分くらい試しましたが、どうにも解除することは出来ませんでした。
もう寝よ~と思った瞬間、メモリーカードの存在を思い出しました。
Jはメシを食ってても頻繁に写メを撮ってるんで、もしかしたらハメ撮りもあるかもしれないと。

そう思った俺はPCを立ち上げて、メモリーカードを挿してみました。
まさにビンゴでした。
見てみると沢山の写メの中に、女が写っている写メがチラホラありました。
普通にメシ食ってたり酒飲んでる写メも多いんですが、やっぱりありました。
いきなり全裸で写っている女の子の画像が。

20代前半らしき若い女の子でしたが、巨乳でスタイルはかなりいい方です。
その子の写メが何枚もあり、数枚目にして初めてJのチンコを見てしまいました。
女の子が笑顔で亀頭を舐めている写メでしたが、そのカリデカと太さにビックリでしたね。
言われてるだけあるなぁ~と感心してしまいました。

その後にも次から次へとハメ撮り写メが出てくるので、楽しくなってきて全部チェックし始めました。
ウケたのは、さっきまでカラオケにいた女の子のハメ撮り画像もあったことです。
あんな自信満々なことを言ってたくせに、Jのチンコを笑顔で舐めてるし、よがった顔まで撮られてました。
今日見た限りだと胸もデカそうだったけど、写メを見たら貧乳ちゃんだったしw
剛毛な陰毛でモサモサしてたから、これでクンニはキツいだろうなって笑ってしまいました。

楽しいなぁ~と思いながら見ていて、思わず手が止まりました。
思わず身落としそうになったんですが、(あれ?)っと思ってクリックしてみたんです。
画像が大きくなった時、一気に目が覚めたし酔いもぶっ飛んだし、呼吸することすら忘れていました。
Jのデカチンの裏スジ辺りを舐めている女の写メだったんですが、目の下辺りから下だけが写っています。

あれ?この子って彼女に似てるな・・・。
あれ?マジ?何で?
鼻とか舐めてる時の口の表情とかソックリじゃん。
えっ?何これ?

焦った俺はその写メから後半になる写メを片っ端から見ていきました。
ハメ撮りだけではなく全ての写メを見ていきました。
そしたらすぐにあり得ない写メが出てきたんです。
なんとJの部屋らしき風景の中に、彼女が笑いながらお茶を飲んでる写メが。
もう今度は顔がバッチリ見えていたので間違いようがありません。
画像のプロパティを見てみると、その画像は1年くらい前に撮られたものでした。

(なんで彼女がJの部屋に・・・ってことは、さっきのフェラ写メは彼女なのか?)

緊張しまくりながらも次々に写メを見ていきました。
数枚目には彼女が布団の中に入っていて、テレビを観ている写メがありました。
どう見ても上半身は裸で、布団で隠れてはいましたがブラすらしてないようです。
そして決定的だったのが、その数枚後にありました。

完全に彼女の顔がバッチリ写ったフェラ写メが出てきたんです。
しかも数枚あって、カメラ目線で笑いながらしゃぶっている写メもあります。
そしてついに、見覚えのあるオマンコに突き刺さってる写メまでありました。
放心状態で何がなんだか分からない状態です。

(もっとあるんじゃないか・・・)

そんな事しか考えられず、無我夢中で写メを見ていきました。
白濁色の汁をJのチンコに付着させて、オマンコにブッ刺さってる写メ。
アナル丸出しでバックから入れられている写メ。
全裸でベッドの上にあぐらをかいて座っている写メ。
何枚も何枚も出てきます。

最後に出てきたのは見覚えのあるオマンコのドアップ。
彼女自ら左右に指で広げているので、膣穴や尿道、クリトリスまでがハッキリ写っていました。
この写メのプロパティを見て、もっと衝撃を受けました。
なんと2週間くらい前の日付になってたんです。
カレンダーを見て思い出したのは、確か彼女が友達と飲みに行った日です。
普通に終電で帰って来たと電話があったので、軽く喋って電話を切りました。

(家じゃなくてJの家から電話をかけてきていたのか・・・)

もう何がなんだか分からない状態になってしまい、どうして良いのか分かりませんでした。
煙草を吸ってビールを一気に飲み干し、冷静になろうと努力しました。
でもまったく落ち着くなんて無理な話でしたし、心臓がバクバクしていました。
立て続けに煙草を吸っていると、ある事を思いついたんです。

(まさか、ムービーなんて撮ってないよな)

もうこの時点で恐る恐るって感じでした。
中身が見えないので1つ1つ確認していくのですが、結構な量があります。
そこで一番古いであろう写メの日付と新しい日付をもとにチェックしてみることに。
“それ”はすぐに見つかりました。
ちょっとブレてはいますが、明らかに彼女がフェラしているムービーが。
短いムービーばかりでしたが、喘ぎまくってるムービーまであるんです。
俺は無の状態でただひたすらムービーをチェックしてました。

衝撃的だったのは、運転席に座るJのチンコを舐めているムービーです。
見覚えのあるシャツを着ている彼女が身を乗り出して舐めていました。
わざわざJが彼女の髪を掻き上げているので、顔がモロに丸見えでした。
椅子からずり落ちそうなほど体から力が抜け、思わず頭を抱えてしまいました。
なんでこんな事になってるんだろうって。
こんな事ってあるかよって。
俺と2年も付き合ってたのに、その半分は会社の先輩でもある男と浮気してたなんて。

そのままベッドに潜り込み、どん底の地獄を味わいました。
全く一睡もできぬまま朝になり、出勤する用意をしていて携帯に目が留まりました。
瞬間的に怒りがこみ上げてきた俺は、そのまま携帯を叩き折ってしまいました。
出勤途中の電車の中や歩いている記憶すら飛び飛びで、気が付いた時には会社の机に座っていました。
どのくらい座ってたのか分かりませんが、「よぉ~~お疲れぇ~~」と後ろから肩を叩かれて一気に覚醒しました。
Jがぐったりした表情で声をかけてきたんです。

「昨日送ってくれた?わりぃ~なぁ~。なんか俺、携帯なくしたみたいでさ・・・」

もう体が勝手に反応してしまいました。
そのまま立ち上がった俺はJの胸倉を掴み、そのまま後ろのデスクに思いっ切り叩き付けていたんです。
周りは騒然としたらしく、すぐに近くにいた上司たちが止めに入ったようです。
凄い力で掴んでいた俺を3人がかりで羽交い絞めにし、Jを離れた所に移動させてました。

その後、部長やら上司3人のいる部屋にJと俺は呼ばれ、どうしたのか説明しろと言われました。
恥ずかしくて言えるわけありません。
俺はずっと無言でしたが、Jはヘラヘラしたまま「分かんないっす」と連呼してました。
たぶん何かを察したんだと思います。

部長1人が部屋に残り、俺にも残れと言ってきました。

「言いたくないのかもしれないけど、誰にも言わないよう処理するから言いなさい」と。

黙っている俺に部長は優しく言ってきました。

「お前とJのどちらかを解雇するなら、私はお前を残したいと思ってる」と。

「このままじゃお前が解雇で、Jが残ることになるんだぞ」と。

(彼女も寝取られて、終いには仕事まで奪われるのか?!)

そう思ったら堰を切るように、俺はJと彼女のことを喋ってしまいました。
そのまんまを喋り終えた後、部長は溜息をついていました。

「お前もか・・・」

「えっ?」

部長は吸っちゃいけない部屋なのに煙草を吸い出しました。

「お前も吸っていいぞ」

そう言うので俺も吸いましたが。
吸い終えた部長は、昔の話をしてきました。

俺が入社する1年前の話でした。
ある男が大学の時から付き合っていた彼女をJに寝取られたっていう話。
2人は同期で一緒に仕事もしていたらしい。
偶然その事実を知った彼は、俺とは違って飲み屋でJを殴ったらしい。
一方的にボコボコにしたらしく、そのまま警察が来て連行。
理由はどうであれ、警察が介入してしまったせいで、その男はすぐに解雇。
残ったJはシレーッとしていたが、その話は社内でも噂になったみたい。
J本人は「誰も知らないだろう」って思ってたらしいが、今いる同期以上の人間は皆知ってるという。

その後、俺は異例の早さで違う部署に飛ばされたが、Jはリストラ対象になってた。
今月になってリストラとなったJと入れ替わって、また俺は元の部署に戻りましたけど。
全て部長が動いてくれたって数日後に聞いたんですけどね。

彼女とは浮気を知ったその日から連絡を入れてませんでした。
初めこそメールや電話がありましたが、それもすぐに無くなりました。
まぁ~そんなもんだろうなって思ってましたから、別にどうでもいいって感じで。
忘れようと努力していた先月末、彼女からメールが届きました。
Jから聞いたんだと思います。
俺が殴りかかったことと、携帯がないことで、Jも気が付いたと思うし。
彼女のメールはひたすら謝りの内容でした。

なんともエロくもない話で申し訳ないです。