俺が23歳の時のこと。
社会人になって初めて彼女が出来た。
彼女の名はアキ(仮名)。

アキは顔こそ十人並みだがスタイルは抜群だった。

PCMAX
そして付き合い始めると、俺はアキの体に溺れた。
発想は単純だった。

(同棲すれば毎日セックスが出来る)

同棲話を持ちかけると彼女は喜び、すぐに同棲生活が始まった。
最初のうちは順調そのものだった。

当時の俺は、ややブラックな企業に勤めていた。
毎日毎日帰りは遅いし、休みも少ない。
そんな生活でも毎日のようにセックスをしていた。
帰宅すると簡単に食事を済ませ、風呂に入って布団に入る。
アキは攻め好きだったからか、俺の布団に潜り込み、フェラで元気にして自ら上に跨がって腰を振る。
いつもアキにされるがままの俺だが、アキに悪いと思い、途中からは攻めに転じていた。
仕事で疲れてはいたが、俺からアキを誘うこともあった。
しかし体力的には厳しかったので会社の同僚にそれとなく聞いてみると、「最初はそんなもんだろ」といった回答が大勢を占めていたし、俺自身も納得していた。

同棲生活が始まってから3ヶ月が過ぎた頃、アキは仕事を辞めた。
そして次の仕事を探すでもなく、ただ働かなくなった。
日中暇なアキは、「パソコンを買って欲しい」と言ってきた。
当時の俺はほとんどパソコンが使えなかったし興味もなかったので、(自分で買えよ)と思っていたが、毎日帰宅が遅いし休みも少ないことに引け目を感じていたので、パソコンを買い与えてしまった。
仕事を辞めてすぐの頃は、それまでよるも丁寧に家事を頑張っていたアキだったが、パソコンにのめり込むのと比例して全く家事をしなくなった。

俺「せめて掃除して欲しい」

そう言っても生返事を繰り返すだけで、全く家事をしようとしない。
終電近くに帰宅して自分で飯を作るのはしんどかったので、晩飯は外食で済ませるようになった。

そんなパソコンにのめり込んでいたアキだったが、同棲を始めてから全く変わらない部分もあった。
そう、セックスだ。
俺が布団に入ると必ずフェラをしてくる。
そしてお決まりのコースへ・・・。
アキがパソコンばかりやっているので家の中は荒れ放題。
しかし俺には部屋の掃除をするような時間も精神的な余裕もない。
もちろん生活費は全て俺が負担。
さすがに辛抱できなくなって、真剣にアキを説得してみることにした。

俺「せめて掃除くらいはしてくれないか?お互いに働いているなら分かるけど・・・」

アキ「私がこんな風になったのはあなたのせいだから!」

俺「え・・・」

アキはその言葉をきっかけに、それまでにあった喧嘩の原因だとか、俺の気に入らないところとかを羅列して俺を攻めてきた。
どんなに仲が良くても喧嘩をすることくらいあると思う。
俺は些細な喧嘩でも、自分に俺に非があると思った時には心から謝っていた。
とりあえずその場を収めようと、「あの時は悪かったな」と言っていた。
だが、アキは収まらない。
どんどん声は大きくなっていき、さすがに俺を責めるネタが尽きてくると、付き合い始めの頃の喧嘩を持ち出してきて俺を責め立てる。

(あぁ、今日はもう無理だ。寝ないと明日の仕事に響く・・・)

仕方なく家事の件は諦めて床に就く。
するとアキも布団に潜り込んできて、いつものフェラが始まる・・・。
そんな口論からのセックスを10回以上は繰り返したと思う。
俺は諦めた。

俺「もう無理だし別れよう。お前もそこまで気に入らない男と付き合うのは嫌だろ?」

アキ「やだー!絶対直すし、もう文句とか言わないから捨てないで!」

そんな感じで別れ話はまったく進まない。
イライラした俺は、アキが毎日使いまくっているパソコンの電源を引っこ抜くと、モニターをキッチンのシンクへ投げ捨てた。

アキ「・・・」

ようやくアキは大人しくなり、明日も仕事だったから俺は布団に入った。
するとアキも布団に潜り込んできて、いつものフェラが始まる・・・。
さすがに無理だったから拒絶すると、アキは発狂して大きな声で何かを叫ぶ。
仕事で疲れきり、アキとの別れ話(何も進んでいない)で疲れ果てていた俺は、仕方なくアキに体を許した。
極度の疲労とアキの絶叫で頭がボーッとしていた俺は、(早く終わらせて寝れる!)以外には考えられなかったのだ。

翌日、なんとか遅刻せずに出勤したのだが、前日の疲労が抜けきっていなかったからか午前中は簡単なミスを連発し、上司を呆れさせた。
そして昼飯を食べようと向かった社員食堂で、俺は倒れた。
慌てた同僚が救急車を呼んでくれて病院に搬送されたのだが、やはり原因は疲労とストレスだった。

1週間から2週間は安静が必要だと診断されベッドで寝ていると、アキがやって来た。
気を利かせた同僚がアキを呼んでしまったのだ。
俺は倒れた原因であるアキが来たことにうろたえてしまったが、大部屋だったこともあったし、同僚がいたこともあって、(これからどうしたらいいんだろう・・・)と1人困惑していた。

アキは近くに居た看護婦に、「個室に変更して欲しい」と交渉しているようだった。
そして俺の意見は全く考慮されず、個室へ移動することになった。
同僚が、「見せつけやがって」などと言いながら帰っていく。
看護婦も点滴のセッティングが終わると部屋から去った。
そして個室に俺とアキだけになった。

すぐにアキがベッドに潜り込んできて、いつものフェラが始まった。
だが、疲労困憊のチンポはピクりともしない。
看護婦が点滴のチェックに部屋に訪れるまで、アキはずっとフェラをしていた。
看護婦もなんとなく察したのか、「仲良くするのは家に帰ってからにして下さいね」と言い残して部屋から出ていった。

毎日、俺の病室に入り浸るアキ。
毎日毎日、俺のチンポや乳首や肛門を弄り倒すアキ。
傍から見たら完全にバカップルだろう。
見舞いに来てくれる同僚には散々冷やかされたが、俺にはもう苦笑いする元気すらなかった。