『まず私と会ってもらい、あなたが問題無い人だと確認出来たら、ある奥様と会って頂きたいと思っています』
と、言うのである。
『どういうことですか?』
『私はその奥様に頼まれて信頼出来る男性を探しているのです』
『その奥様はどんな人なのですか?』
『それは答えられません』
『あなたは俺と会って人間性などを見たいというわけですか?』
『そうです。出来ればお相手して頂いて、あっちの面でも確認させて欲しいと思っています』
『つまり、奥様の相手としてふさわしいかどうか、身体の面でも調べたいというわけですね?』
『そうなります』
少しうさんくさい話のような気もしたが、相手から「エッチして欲しい」と言われて断るのもなんなのでOKしてしまった。
『ところでそんな事をするあなたは何者なのですか?』
そうと聞くと、『私は風俗で働いています』と思いがけない返事。
『それなりに経験を積んでいますので男を見る目はありますし、あっちの方のテクニックにも自信がありますよ!』
そう教えてくれた。
『そんなあなたが、どうしてその奥様と知り合いに?』
『それは教えられません!』
・・・と言うので、それ以上の詮索はしなかった。
(どこぞの奥様が風俗で働いている知り合いの女性に、自分の遊び相手の候補となる男性について、人間性からセックスに関することまで調べてほしいと依頼したのだ)と、自分なりに整理して納得することにした。
ただ、風俗で働いている女性だとはいえ、彼女にそんな事を依頼する奥様とはどんな人物なのか?と考えてしまった。
世間にバレてはマズイというのは解るが、出会い系サイトに登録することさえも無理となると、相当自由に振舞うことが出来ない女性なのかもと推測。
とは言え、風俗で働く30歳の女性とエッチ出来るわけなので、期待して会える日を待った。
彼女から連絡があったのは、俺がOKしてから一週間ほど経ってから。
『明後日の夕方6時に、◯◯ホテルの駐車場で会いたい』と連絡がきた。
いきなり、ラブホテルで待ち合わせるのは初めてだったが、(手間が省けていいや!)と思い、『了解しました』と返事を送った。
当日、約束のホテルに車で行き、駐車場に止めてから周りを見渡すと、教えてもらっていた赤い車が止めてあった。
車を降りると、その赤い車のドアが開き、一人の女性が降りてこちらに歩み寄ってきた。
その女性は髪が長くてスタイルが良く、これまた赤い上着とスカートがよく似合っていて、サングラスを掛けていた。
俺の車の前に来るとサングラスを外し、「六兵衛さんですね?」と、俺のサイトでのニックネームで呼び確認してきた。
そのサングラスを外した顔が素敵だったので、しばらく見惚れてしまった俺。
慌てて、「ジュリアさんですか?」と彼女のニックネームで呼ぶと、「そうです、今日はよろしくお願いします」と頭を下げた。
思っていた以上に綺麗な女性だったので、エレベーターに一緒に乗った時点で嬉しくなっていたし、彼女の化粧の匂いが鼻につきアソコがムズムズしていた。
部屋に入ると彼女は上着を脱ぎ、浴室に行って風呂のお湯を溜めはじめた。
戻ってくるとソファーに座るように言い、自分も横に座ると手を握って顔を見つめ、「優しそうな感じの人で安心しました」と言った。
「すごく綺麗なので緊張しますよ!」
「そんな~・・・緊張しないで楽しんで下さい!」
そう言って微笑んでから軽くキスし、息がかかるほどの距離で、「どんなエッチが好きですか?」と聞いてきた。
もうそれだけで、俺のチンポは反応して硬くなった。
「イチャイチャするのが好きだな~」
「と言うと?」
「服を着たままや、下着姿で抱き合うんです」
そう言ってから彼女に抱きつくと、右手で胸やお尻を弄ってからスカートの中に手を突っ込み、下着の上からアソコを触った俺。
「こんな事をするのが好きなんですよ~」と教えた。
「なるほど・・・私も好きですよ!」
・・・と彼女は言ったが、しかしそこでストップをかけられてしまった。
「分かりましたのでお風呂に入りましょう」と言ったのである。
仕方なく、「一緒に入りますか?」と聞いたが、「先に入って頂いて結構です」と軽く受け流されてしまった。
(俺のことを調べないといけないので、必要以上に楽しむことを避けているのでは・・・)
それで一人でシャワーを浴び、バスタオルを腰に巻いて出てくると、「私もシャワーして来ますので待っていて下さい」と言って浴室の中に入っていった。
しばらくして、バスタオルを胸の辺りに巻いて出て来た彼女は、ベッドへ歩み寄り布団を捲って横たわると俺の方を見て頷いた。
それで、キスしてから巻いていたバスタオルを外し、露出した乳房を揉み、乳首を舌で転がすと彼女の息が少し荒くなった。
(やっとその気になってくれたかな?)
そう思い、首筋から脇の下、乳房の膨らみの部分から脇腹へと舌を這わせ、手を使って背中やお尻、お腹から両足の付け根と優しく愛撫した。
その間、声は上げなかったものの、「はあ~~」という吐息のようなものは漏らしていた彼女。
肌が綺麗だったので、舌を這わせるのに何の問題も無かったし、乳房はCカップ程度かと思われたが、乳首はまだ黒ずんでおらず、上と下のお口も無臭で、かなり人気が高い風俗嬢なのではと思った。
そんな彼女もクリトリスを愛撫し始めるとすっかり豹変してしまい、指で優しく上下に摩ると、「ああああ~~」と喘ぎだし、更に小刻みに動かすと、「ダメっ!・・・ダメよ!」と言って、俺の腕を握ってストップをかけた。
それでも強引にクリトリスを摩り続けると、「はあ~、ダメ~ああ~」と言ってよがり、俺の手を押さえたまま身体をピーンと硬直させた。
それからクンニしようと思っていると、じっとしていた彼女が上体を起こしてチンポに手を伸ばしてきた。
両手でチンポを握った彼女・・・。
「大きいわ!」と呟き、俺の顔を見て、「大きいと言われるでしょう?」と聞いてきた。
実際に言われたことは何度かあったが、「どうかな~、言われたとしても人のチンポは見たことないので自分では分からないよ」と答えた。
彼女は左手を玉袋に添えながら右手でシコり、亀頭の先っぽを舌でチョロチョロしてから口に含んでフェラし始めた。
そして、手の動きに合わせて顔を上下させたり、唾を垂らして手でシコったりを繰り返した。
フェラも上手だったし、手コキもカリ首辺りに指を絡ませるのが上手で気持ち良かった。
それから彼女はコンドームに手を伸ばし、袋を破って取り出すと、慣れた手つきでチンポに装着した。
チンポに手を添えたまま、寝ている俺を跨ぐと騎乗位で自らマンコに挿入していった。
ゆっくりと腰を下ろしていく彼女。
奥まで挿入すると、ゆっくりと股間を擦り付けるように腰を前後に動かした。
さすがに気持ち良かったのか、「あ~、いい~~」と呟いた彼女。
そして、上下に飛び跳ねるような動きに変えると、形の良い乳房も上下に揺れ動いた。
彼女のような美人が、自ら腰を振り喘ぐ姿は本当に堪らない!
俺は身体を起こすと彼女に抱きつき、上下に揺れる乳房に吸い付き、一緒に身体を上下させた。
それから彼女を後ろに倒すと、そのまま両足を抱え込み、リズム良く腰を動かした俺。
ズボッズボッと入れ込むたびに、「あ~ん!あ~ん!」と鳴き声をあげ、更に奥深く突き刺すと、「凄~い!凄~い!」と言って、顔を左右に振って悶えた。
ただ、俺が「イキそう!」と言うと、風俗嬢としての癖かもしれないが、喘ぎ声をわざと大きくして、イカせようとしている感じがあった。
こうして、大量に放出した俺は満足していたが、彼女がどう思ったかは分かるはずもない。
帰り際に、「俺はどうすればいいのかな?」と尋ねると、「連絡するので少し待っていて下さい」と彼女は答え、部屋を出ると赤い車に乗って先にホテルを出ていった。
ちなみに、ホテル代は彼女が払ってくれた。
彼女の話が本当でも、合格しないと奥様に会えないわけなので待つことにしたが、いずれにせよ彼女のような美人さんとタダマン出来たのだから満足ではあった。
<続く>