彼女の声がどんどん大きくなって、外に余裕で漏れてた。
そのくらい最初に比べて彼女の声は大きくなってた。
さすがに喘ぎ声まで事細かに覚えてないけど、完全に耳に焼き付いてるのは・・・。

PCMAX

「だめ!本当にだめだから!」
「Y美、助けて」

中でも男が、「気持ちいいか教えて~w」って言ったのに対する返事。

「どうしよう・・・気持ちいい・・・」

思い出しても凹んでキーボードを打つ指が止まるわ。
でもその男が何か言うことで、腹立たしいけど言葉が記憶に残ってるのは確かだと思う。

もう俺も頭がボーっとしてたけど、見てて彼女がイッたのはわかった。
彼女がイッたからもう1回休憩が入ったんだと思う。
男はタバコを吸いに表に出てこなかったけど、飲み物を取りに部屋を出てった。
俺は窓の外から離れて、また少しタバコを吸った。
近くの自販で飲み物を買って、また定位置に戻った。
彼女はまだベッドの横の壁に寄りかかってたし、男とY美は普通に話してた。

もういいや、部屋をノックして入ってやろうか?
それともこのまま窓を叩いてやろうか?

そんなことを思ってたんだけど、男が準備に入ったから見入っちまった。
ベッドの近くまで来てY美にフェラさせだした。
もちろん彼女を見てたんだけど、(Y美も見てやれ)って最初に思ったからにはフェラを見てかなり興奮した。
彼女がベッドで横になってなければ、完全に他のカップル覗いてるだけなんだよね。
Y美のフェラは興奮したけど、別に特徴があるわけじゃなかった。
ここで特徴的なことでもやってくれたら嬉しかったんだけど、本当に普通だった。
でも男の次の言葉で完全に俺の心境は普通じゃなくなったよ。

男「ねえ、Mちゃんもしてくんない?」

なんか血の気が引いた。
前にも書いたけど、彼女が自分から何かしたりするのは本当に凹むから。
男はベッドの上に立った。
つまり彼女の顔の目の前に物体Xを堂々と見せる格好。
んで俺からは真横から見える。
彼女もここまで来たら抵抗とか躊躇いみたいのはなかったんだと思う。
俺が横で凹んでるなんて思いもしないで、寄りかかってた身体を起こして物体Xに手をかけた。

ただ先に言っとくけど、彼女のフェラは上手くない。
キスのときもそうだけど舌の動きがぎこちない。
何度もしたから慣れてないわけじゃないんだけど、どうにも上手くならなかった。
それにすぐ顎が疲れるみたいで、長時間出来ないってのもあった。

彼女は少しだけ手で触ると、やっぱり今さら気にならないみたいで、あっさり舌で舐めだした。
ハイハイ、ここでいつもの俺のなんか終わった感じ。
彼女は舐めながら男の顔を見た。
あまりにも上手くならないからって理由で俺が、「せめて顔を見ながらして」って教えたから。
何もそいつに実践することはねえだろ!

男「いいね~わかってるね~Mちゃんw」

顔を見られた男は喜んでたよ。

男「Y美とまた違う感じでいいよな。すぐに比べれるからわかるけど舌の感じって違うんだな~w」

こんなこと言ってた。
彼女は男の言った言葉に反応して少し笑ったけど、そのまま舌で舐めてた。
そのうち口の中に入れたけど、やっぱり1分しないで口から出してた。

男「Mちゃん、咥えるの苦手?」

彼女「・・・うん」

男「じゃあ舐めるだけでいいからさ、吸ったり玉を舐めたり、思いつくこと色々してくんない?」

この期に及んでリクエスト、死ね!
それでも彼女はそのリクエストに応えようとしてた。
下側から筋の所を吸ったり、玉を口に入れたり。
一番ビビったのが、竿の部分を横から咥えて顔を左右に動かしてって俺の知らない動きをしたことだった。
要するに手コキでやるのを口でしてる感じかな?
その間、男は「ああ」とか「うう」とか言うだけ。
Y美は横でフェラを見ながら彼女の胸を揉んだりしてた。
だけど彼女が色々してたらY美が横から口を挟んできた。

Y美「M、こういうのやってやると喜ぶよw」

そう言って男をベッドの上に膝立ちにさせた。
んで自分の乳首を物体Xに当てだした。
Y美の胸は彼女より大きい。
だからたまに胸に埋まる物体Xを見て、俺はかなり興奮した。
男も、「このコリコリフニフニみたいな感じいいよなw」って喜んでる。

俺もしてもらいてえ!
無理なのはわかってるけど。

Y美は、「はい」って言って場所を彼女と変わった。
彼女は自分で胸を持って男の物体Xに胸を当てだした。
俺の中でまたひとつなんか終わった。
てか正直、そろそろ限界だった。
いくら頭が働かなくなってても、怒りとかそういうのを完全に通り越してたし、俺のも勃起しっ放し。
2つの意味で限界だった。
今、自分で触ったら、絶対すぐイクと思った。
それでも横で彼女が一生懸命に胸で物体Xをつついてるのを見ると興奮した。
怒りよりも自分の興奮の方が強かったって、このとき実感した。

男は「Mちゃんのツルツル乳首気持ちいい~w」って喘いでいた。

くたばれ!

こんな感じで俺の知らないことまで男にした彼女。
男も満足したんじゃないかな?

男「Mちゃん、最後に先っぽをチュ~って吸ってくんない?」

こんなリクエストをして彼女は普通にこれをした。
したけど、そのチュ~が少し長くて軽く鬱だった。
最後も引っ張りながら離したから、なお鬱だった。

男「じゃあそろそろかな~w」

ベッドから下りて、彼女の足を引き寄せた。

Y美が、「ほんとに今日だけだからね!」とか釘を刺してた気がする。

彼女は全く抵抗なし、もうされるがままだった。
1回、彼女の足の間に顔を入れてたけど、すぐに離した。
たぶん濡れてるかどうか確認したのか、濡らしたのかどっちかだと思う。
どっちにしても彼女のは濡れてるだろ、そのくらいわかる。
男はY美になんか言ったみたいだった。
でも俺には聞き取れなかった。
鬱と興奮で頭が本当にどうにかなりそうだった。
ここまで来ても最後まではしないで、彼女は断るかもしれない。
それはずっと窓に張り付いてて頭の片隅で思ってたことだった。

男「Mちゃん、じゃあやるねw」

男はどこまでも嬉しそうだった。

(断れ!ここで断って!お願いだから!)

Y美「M、ちゃんと返事しなきゃだめだよwそういうのも男が喜ぶツボなんだからねw」

男「そそ、彼氏を喜ばせたいんでしょw」

ちょっと待て!!
これ、もしかして、俺のためにしてんのか?!

こんな精神状態でそんなことわかったら、本当に頭がおかしくなる。
って少し混乱したけど、どうせY美の差し金だし、それに乗ったのは彼女だ。
結局、俺のためとかどうでもよくなった。

彼女「うん、しよう?w」

その返事はショックだ、聞かなかったことにしたかった。
Y美は入ってくところが見えるように、自分もベッドから下りて彼女の足の間を覗き込んだ。

男「うんwしちゃうねw」

彼女「うん」

こんなやり取りだけで鬱限界。
相変わらず俺の位置からは彼女の脚は見えるけど、入っていく場所は見えなかった。
だけど男の動きで何をしてるのか判断してた。
たぶん男は物体Xを彼女のに数回擦り付けてた。
そのたびにビクビク反応する彼女。
てか思い出してて今気づいたけど、ゴムしてなかったんだな、こいつら。
そして男の腰が前に進んだ。

彼女「ニィッ!」

高い声で彼女がうなった。
男はゆっくり腰を静めてたと思う。
ショックすぎてスローに見えてただけかもしれない。
んで、たぶん全部入った。
もう死にたい。

Y美「入っちゃったね~、M」

男「うっわ、すげえ気持ちいwww」

動かないでハァハァ息をしてるだけの彼女。

男「Mちゃん?どう?」

何がどうなのかさっぱりだ。
てか、もう男の声を聞くだけで限界。

彼女「うん・・・」

だから、何に対して「うん」なんだよ!

男「ん~じゃあw」

腰が動き出した。

「ヒィッン!」といつも俺が聞いてた声を出す彼女。

男が左の胸に吸い付いた。
吸い付きながら腰の動きを速めた。

彼女「アァァァァァッ!ウァァァァ!」

今までの断続的な声じゃなくなった。
男の動きが止まった。

男「Mちゃん、答えて?まじで気持ちいい?」

彼女は男を見つめ返してた。
この場にY美がいなかったら普通に付き合っててもおかしくないように見えた。
彼女は少し黙ったけど「・・・気持ちいいよ」と答えた。
もう俺も頭に血が上ってた。
外は寒いはずなのに暑かった。
思い出してる今ですら部屋は寒いのに暑い。

男「ありがとうw俺も気持ちいいよw」

そう言って男は両乳首にチュッチュッってキスした後、彼女にキスをした。
完全にキレた。
もう今まで黙って見てた俺を殺したくなるくらいキレた。
Y美の胸が見れるとか、そういうことを考えてた自分が下らな過ぎて情けなかった。

ガンッ!!!

窓を叩いた。
中を見ないで俺は窓を数回叩いた。
本当に泣いてた。
悔しくてたまらなかった。
叩いた後、その場に座り込んだ。
下を見てそのまま泣いた。
上で窓が開く音がした。

男の声で、「誰かいんぞ?お~い、何してるんッスか~?」みたいなことが聞こえた。

でも上を向けなかった。
足も震えてたし、泣き顔をこんな奴に見られるのも嫌だった。
女の声で、「何々?!」とびっくりするような声が聞こえた。
その時は判断できなかったけど、たぶんY美だろ。

そして同じ女の声で、「やばいって!やばい!彼氏だよ!!」と聞こえた。

男「は?まじ?まじなのかよ?!」

焦ってたみたいだけど彼女の声は聞こえなかった。
泣き顔を見られていい。
今はこの男をどうにかしなきゃ気がすまなかった。
下を向きながら立つと、部屋の奥の方に男がいた。
彼女はベッドの隅で布団を被ってた。
Y美はその彼女の横にいた。
彼女を抱えるようにして、まるで守ってるみたいに。

(何から?俺から?ふざけんな!)

今まで見ていて自業自得だけど、自分が悪者扱いされてるみたいで頭に来た。
窓に飛びついて土足で部屋に入った。
頭には来てたけど、なんか近所に迷惑をかけちゃ駄目だと思って窓は閉めた。
男はどうしていいかわからなそうに裸で部屋の隅にいた。
思いっきり男の横にあった彼女の化粧品とかが乗ってる小さい机を蹴った。

俺「何してんの?お前ら?てか何してた?」

自分では冷静に言ってるつもりだった。
でもこっちがキレてるのに開き直る奴がいるんだよね。

男「何?浮気?w」

何笑ってるの、こいつ?

俺「M、1回だけしか聞かないし、返事しないのも無しな。何してた?」

男「だから浮気してたんですよ、すみませんw」

Y美「K太!やめて!お願いだから!」

俺は2人を無視して彼女の返事を待った。
やっと彼女が喋ってくれた。
こういう待ち時間は長く感じて困る。

彼女「ごめんね、ごめんねっ・・・」

泣きながら謝ってばっか。
話にならない。

俺「何してたって聞いてんだよ!」

怒って怒鳴ったけど、近所のことを考えて少し小声の俺。

Y美「あのね・・・謝ってもしょうがないけど・・・」

Y美も泣き出した。
泣けば強いと思ってんのか?お前ら。

男「いやいや、Y美が謝ることもないし、Mちゃんが謝ることでもないっしょ?w」

ヘラヘラしながら男がこんなことを言ってた。
てかさ、フルチンで何笑ってるの?こいつ。
無性に頭に来て男に近寄ったとき、男は「なに?なに?」とか言ってたと思う。
俺は思いっきり物体Xに膝蹴りをした。
とりあえずサーファーみたいな格好してるやつって、今までの経験上、中学生のヤンキーと同じ。
粋がってるだけで喧嘩もしたことなくて、周りに友達がいないと大したことは出来ない。
男はなんか「ヘック!」みたいなことを言って倒れて苦しんでた。
玉じゃなくて竿の部分を蹴ったと思うけど痛いだろうね。
その格好を見ても気は晴れなかったけど、女に手を上げるのは躊躇った。
だからY美にお願いした。

俺「Y美、タクシーかなんかで彼氏を帰してくれない?金は俺が出すから」

Y美は彼氏のところに行って起こそうとしたけど、苦しそうで男は立てなかった。
とりあえず男に服を着せるように言って、男も頑張って着てた。
こっちの顔はまったく見なかったよ。

その後はトントン拍子。
俺がタクシーに電話してY美にお金を渡した。
家に帰ったのか、そのまま病院に行ったのかは知らない。
2人だけになったけど、彼女は布団を被って泣いてるだけだった。
なんか俺が悪者みたいなんですが、如何なものか?

この後、なぜかY美だけが1時間後くらいに戻ってきた。
朝まで色々あって会社に遅刻。
翌日は普通に出社して、その後で彼氏とY美、彼女と話をしてきた。
結果だけ言えば、今はまだ彼女と別れてない。
男は最初は怒ってたけど、そのうち土下座して謝ってきた。
Y美も一緒に土下座してた。
土下座までされると強気な態度に出れなかったから、連絡先だけ聞いて2人は帰った。
昨日と今日の土日は彼女に会ってない。
向こうが話をしてくれないから、「話が出来る状態になったら連絡して」って伝えてある。

以上、長ったらしい話を読んでくれた人たち、ありがとうございました。
確かにあのときは俺も興奮したけど、後半は自己嫌悪でいっぱいだった。
結局、あの日から一度もオナニーしてない。