しかし私より11歳も年上のバツイチ美女と付き合っていた大学4年の時、私には他に2人ほど性的関係になっていた人がいました。
それは女性ではなく、男性でした。
11歳年上のバツイチ女性のテクニックで骨抜きにされた私は、「いいバイトがある」と言われて、ある男性に紹介されたのです。
つまり、男性による男性向けの援助交際でした。
2人の男性はゲイのカップルで、30代と40代の2人ともマッチョな肉体労働者でした。
私は力づくで押さえ込まれてアナルを開発されました。
見たこともないボコボコした棒に何やらジェルを塗られて出し入れされていくうち、次第に気持ち良くなっていきました。
陰茎に触れられたわけでもないのに勃起して、後に前立腺を責められたことを知りました。
私は屈強な男性に押さえ込まれて観念するしかない状態で、男性の陰茎を入れられてアナルヴァージンを失いました。
痛いのと気持ちいいのが混ざった状態でしたが、前立腺を上手に亀頭で撫でられて、なんとも言えない気持ち良さに声まで出てしまい、すっかり諦めてマッチョな男性2人に抱かれました。
2人の男性に前立腺を撫でられ、アナルに2人分中出しされて、下半身がガクガクになりました。
約1年間、彼らの陰茎をアナルに受け入れていた私は、いつしか陰茎に触れられてもいないのに前立腺を突かれて勃起して、その快感でイクようになりました。
「おおーーー!トコロテンだ!」
陰茎で押されて精液を出す様子をなぞらえて、『トコロテン』と呼ばれる現象だと教えられました。
扱かれてもいないのに、アナルに陰茎を突っ込まれてビュビュっと噴出する射精に恥ずかしくなりましたが、射精した後も止めないで突かれ続けると、再び勃起してまた射精します。
もう1人の男性と交代して突かれるとまた勃起して射精しようとしますが、ほとんど出ることはなく、その後は射精するわけでもないのに延々と快感が続いていくという不思議な体験をしました。
その時の私は、まるで女の子のようにアンアン喘いで、仰け反っていたそうです。
大学を卒業して地元に帰る前日、彼らとの最後のセックスでは、ホテルの1室で何度も何度もイカされて気を失っていました。
気づいたら彼らはもう居なくて、ホテル代とお礼の脇に、『さようなら。楽しかった』と書かれたホテルのメモがありました。
それを見た時、男性相手なのにしんみりして、涙を流してしまいました。
地元に戻って恋した相手は幸い女性で、私が23歳、彼女が19歳で、私は生まれて初めて処女喪失を経験させてもらいました。
その彼女とは3年付き合って結婚しました。
「俺、あんまり女性と付き合ったことがなくて、経験不足でゴメンよ」
その言葉を素直に信じている妻は、妻は私がかつて男性に抱かれた過去があるなんて想像だにしないでしょう。
私は今でも時々彼らのことを思い出すときがあります。
今頃はどこでどんな暮らしをしているか知りませんが、1人は還暦近く、1人は五十路間近になっているはずです。
また抱かれたいとは思いませんが、なぜか、もう戻らないあの1年がとても懐かしく思えてくるのです。
今は妻を抱いて幸せを感じています。
あんなにウブで恥ずかしがり屋だった妻も、今では足を思い切り広げて、ドドメ色に変色した陰唇を開いて、ヨダレを流しながら私の陰茎を美味しそうに迎え入れます。
何度も何度もイッて仰け反り喘ぎ乱れる妻を見ていると、あの頃、男性に抱かれていた私の姿に重なるときがあるのです・・・。