今日は時間が無いからホテルへ直行。
まずは先にシャワーに入って、次に彼がシャワーに入るのを待つ。
ベッドの上に用意された数々の調教道具。
真っ赤な縄紐、目隠し、ボールギャグ、鼻輪、マウスピース、ローター、バイブ・・・などなど。
PCMAX
ドキドキ感が増していく。
出会ってからの言葉の流暢さや、落ち着き具合と豊富な道具。
この後、どんなことになるのか予測ができるから、怖さを感じた。
あまりイクことがない私も、イッたことがないわけではない。
けれどイクのに慣れていないから、連続で刺激が強すぎると我慢できず、身体が拒否してしまうこともあるからだ。

そんなことを思いつつも彼がシャワーから出てきた。
手を引かれ導かれるままベッドの端に座る。
片手に真っ赤な縄紐を持ち、淡々と縄で縛っていく。
ちょっとキツいかなと思うけれど、次第に気持ちよさに変わっていく。
乳首には鈴が付いたクリップをつけられた。
胸が強調された形で緊縛され、そのままベッドに押し倒されるのではなく、まず鏡の前へ連れて行かれた。

「鈴を鳴らしてごらん」

「いやらしい身体で素敵だよ」

羞恥心と言葉が私をさらにいやらしい興奮へと導く。

ベッドに戻り、両手は後ろで縛られ、ボールギャグをされた。
目隠しもされて縛られた状態で、イキすぎたり刺激が強すぎたら逃げれないからどうしようという不安感と、イケそうな予感で興奮した。

「まずは身体検査から・・・。乳首は・・・そんなに弱くないね、胸は揉みしだくほうがいいのかな?」

なんて確かめながら弄ばれる。
ボールギャグのせいで言葉は発せず、息が漏れる。
次第に下の方へ手が伸びていく。

「あら、もうこんなになって・・・どうしたの?なんでかな?」

答えられない私に数多くの言葉を向けられた。
でも会話はできない。
ただ、それは私にとって興奮させてくれる言葉責めとなった。

「それじゃあ、これを使ってみよう」

私にはそれが何かはわからない。
けれども音でなんとなくわかる。
バイブレーションが響く。
何をされるのか・・・なんとなくわかる。
それがクリトリスに当たった。

「充血して勃起しちゃって・・・」

身体は正直らしい。
気持ちよさに耐えていると、ボールギャグを外された。
少し安心した。
自分の意思を伝えられず身動きも取れない状態というのは、やはり恐怖を覚える。

クリトリスだけではなくおまんこの中にも何かが入れられた。
なにがなんだかわからないけど振動している。
ボールギャグが外されたことによって喘ぎ声が響く。
次第に乱れていく声・・・。

「あっ、ここかな。ここが弱点かな?」

声でバレてしまう。
この時、おまんこの中に入れたものをクイッと動かして、それと同時に私の声が高くなっていた。

「Gスポットが好きなんだね」

そう言いながら何回もクイッと動かして、同時にクリトリスも攻められた。
私は「気持ちいい」と、自然と言葉にしていた。

「いいよ、声に出すことでさらに気持ちよくなるからね」

そんな言葉をかけられながら、とろとろに溶けていく。
何回もイキそうになる。
もう気持ちよくてたまんない。

「いいよ、我慢しないで・・・」

彼の言葉が止め処なく続く。
誘導するかのごとく、その言葉に私はどんどんハマっていく。

「あ、あーっ、そこ気持ちいい、い、き」

「イクときは、『イキます』って言うんだよ」

「あっあっあっ・・・。イキます」

身体がビクッと揺れながら、イッてしまった。
すかさず力強く腕の中で抱き締めてくれて、「よしよし、よくできたね~」なんて言ってくれて、とても安心できた。
そしてたくさんベロチューをしてくれた。
表現がキスじゃなくてベロチューなのは、この人とのキスは毎回、生々しいくらいエロいベロチューだからだ。
そして私もそれが好きだ。

「そしたら次は私が楽しもうかな」

そう言って私の目隠しは外された。

「今度は感じてる表情をたくさん見させてもらうよ」

まだまだ私はイカされるらしい。
私は嬉しかった。
まだしてもらいたいって思っていたから。
さすがに1度イッたので、クリトリスを剥き出しにしてバイブを当てられると、刺激が強すぎて途中でストップした。
だけど、それでも当て方を変えて、さらに気持ちよく続けられた。

「気持ちいい、そこ、そこがいい」

自然と言葉が出てしまう。
なんだか色々なものが使われていて、何が入ってるのかわからないけれど、さっきとはまた違う気持ちよさが刺激する。
色々なことを試してくれて、とても気持ちよかった。
まただんだんと気持ちよさが高くなり、2度目の絶頂が来た。
そして、またイッた後に強く抱き締めてくれて、それもとてもよかった。

「そろそろ別の物が欲しくなってきたんじゃない?」

彼は指を私の口の中に入れ、私はそれをいやらしく舐めた。

「ほら、こんな感じにできるものを・・・ね?」

私は首を縦に振った。

「入れて欲しいです」

まだ緊縛されていて、手は後ろで縛られていたので、支えられながら床に下りた。
膝をつき、彼のちんぽを舐めた。
手は使えないので、ゆっくり舌を使って舐めたり、吸引力を調整したり、頑張って奥まで咥えたり。
サイズ的にかなり長めだったので、涙目になりながらも頑張って奥まで咥えて舐めた。
気持ちよくさせたかった。
私のことをここまで気持ちよくさせてくれた人だから、同じように気持ちよくさせたかった。

「無理はしないでいいんだよ」

優しい言葉を投げかけてくれるけれど、もっとしたかった。

それから再びベッドに戻り、正常位でゆっくり私の中に入ってきた。

「あっあっあっ・・・」

思わず声が出ちゃう。
やっぱり長いから刺激が強め。
突くスピードが速くなったり、ゆっくり動いたりして気持ちよかった。
そして激しくなった。

「中に出していい?」

もちろんゴムは付けてます。

「うん、いいよ、中に出して」

そんなシチュエーションを楽しみながら私は果てた。
イッたときの私の目は虚ろで、メスの目をしているそうだ。