酒がまだ体の中に染み渡っており少し足元がおぼつかなかったのだが、たまには子供に付き合ってやろうと、ラジオ体操をしている公園へと歩いた。
朝っぱらから子供達のやかましい声が酔った頭の中にガンガン突き刺さって、少し怒りを覚えていた。
すると、子供の友達のお母さんらしい人が声をかけてきた。
「◯◯さん、おはようございます。初めての参加ですよね?」
近所に住んでいながら全く見覚えのなかった私は、「えーーっと、えーーっと」といかにも思い出すふりをしながら酔った頭をフル回転させた。
「大人たちは子供たちが喧嘩しないように注意しながら体操をするんです」
「あっ、そういうことなんですね」
そんな簡単な会話が終わると、彼女は私の前で子供の横に立ち、ラジオ体操をする前の簡単なストレッチを始めた。
いきなり声をかけられて軽くパニックを起こしていた私だったが、少しずつ彼女の顔や身体を見ることができるようになった。
ウェーブのかかったセミロングの綺麗な茶髪。
ぴったりとした白地のTシャツに、これまたぴったりとした薄い水色のジャージ。
身体のラインが強調された服は、男を誘ってるんじゃないかと思うほど艶かしいものだった。
彼女がストレッチのために腕を伸ばして左右に腰をひねると、Tシャツが少し上に持ち上がり、白い脇腹が顔を覗かせた。
それだけでも興奮ものだったが、上体を屈んだ時、私の方にお尻を突き出すような格好になった。
その時、彼女のジャージからパンティラインが見えると勝手に期待したが、ぷるんとした尻肉は見えたのだが、肝心のパンティは見えなかった。
(あれ?Tバックかな?)
それから私は彼女のパンティラインのことばかり気になっていた。
彼女が色んな体勢になってもパンティラインは見えなかったので、これはTバック確定だなと思っていた。
ラジオ体操で大きくジャンプをして左右に大きく手足を広げる体操の時、彼女の尻肉の揺れがたまらなく興奮した。
だが、本当のお楽しみはこの後やってきた。
ジャンプをするたび、彼女のジャージが少しずつ下にずり落ちて、お尻が上3分の1ほど見えてきた。
(もしかすると腰部分のTバックが見られるかも!)
そんな期待をしたが、実際は予想を上回る結果となった。
ジャンプが終わって次の動きへと移行していったのだが、その動きの時に彼女のお尻に引っかかっていたジャージのウエスト部分が一気に下り、彼女のお尻がぷるんと全部露出してしまったのだ。
彼女は慌ててジャージのウエスト部分を握り、ジャージを上に上げて首を後ろにひねって僕の顔を見た。
思わず、「ごちそうさまでした」と言ってしまった。
彼女は顔を真っ赤にして、少し悩ましい目でこっちを見てきた。
「見たの?」
「はい」
「何が見えたの?」
「綺麗なお尻が」
「パンティは?」
「それよりも奥さんのお尻に目が行ってしまって」
「穿いてないのよ」
「えっ?」
ラジオ体操が終わり、子供たちが一斉にスタンプを押してもらいに行ってる時に、彼女は僕の横に来て言った。
「子供たちを公園で遊ばせてる間にそこのトイレでエッチなことしよ?」
「え?なんて?」
「もぉ、声がでかいよ。だから、エッチして欲しいの」
そう言いながら僕のズボンの前を手で触ってきた。
「やっぱりおっきくなってる(笑)」
「そりゃあなりますよ。目の前であんな綺麗なお尻を見せられたら」
彼女が自分の子供に近づいて何やら言うと、「やったぁ、わかった」と言って、私の子供を連れて公園内にある滑り台などの遊具で遊び始めた。
「行きましょ。あんまり時間もないし」
後から聞いた話だが、彼女は1ヶ月ほど前に旦那さんが浮気して家に帰ってこなくなったそうだ。
名前はかなえさん(仮名)、31歳。
暑さで性欲が増してる上に旦那さんとはレスが続いてたみたいだ。
ラジオ体操で、まさかこんな展開が待っているとは思いもしなかった。