考えが古いのかも知れませんが、処女を捧げた相手と結婚したいという気持ちがありました。
それは母の影響です。
父が最初で最後の男性である母はそのことを誇りに思っていて、私も母のように生きたいと無意識に思っていました。
入社してすぐに1年上の先輩に告白されて、キスまでの付き合いでしたが、その1年後に結婚を約束してくれたので一線を越えました。
その後、結婚→出産→仕事復帰→出産となり、さすがに2人の小さい子供の面倒を見て働くのは厳しく、現在は退職して育児専業です。
1人目の子供が産まれて、職場復帰した2年後の30歳の時のことです。
同じ部署に同期の竹田君がいて、気が合ったので、ランチに行ったり何度か2人で飲みに行ったりもしました。
もちろん仲の良い同期としてです。
酔った勢いで口説かれたりしましたが、竹田君も私が相手がいることを知ってるので半分冗談の雰囲気でした。
ある日、竹田君が実家の仕事を継ぐために退職することを知りました。
「最後に美奈子と飲みたい」
そう言われ、1人目の子供が産まれてからは飲む時間が作れなかったので、最後くらい仲の良かった竹田君と飲みたい気持ちもあり了承しました。
たまたま主人が東北へ出張だったので、子供を実家に預けて飲むことになりました。
竹田君と思い出話に花が咲きました。
「俺は美奈子が好きだったんだぜ!」
「あはは・・・」
「それが山崎さんと付き合って・・・しかも結婚!参ったよ」
「私は一途なんです!」
「一途?・・・ところで美奈子は山崎さんと付き合う前、何人と付き合ってたの?」
「えー?」
「いいじゃん!同期のよしみ!」
「内緒だよ・・・ゼロ・・・(笑)」
「え?山崎さんが最初の?」
「う・・・ん・・・」
「もし俺が美奈子を先に口説き落としたら、美奈子の処女は俺が・・・」
「もー!やめてよ!恥ずかしい!」
夜のバーで飲むなんて久しぶりで、かなりフラフラになりました。
とにかく気持ち悪かったです。
気がついたら知らない部屋でした。
「あれ?ここは?」
「俺の部屋だよ・・・」
引っ越しの準備で乱雑になっていました。
「美奈子の実家が分からなくて、タクシーで俺の部屋に連れて来たんだ」
「そうか・・・ありがとう・・・」
(タクシーを呼んで帰らないと・・・)
そう思った瞬間、掛け布団の中の自分が下着姿になっているのに気がつきました。
「あ!いや!どうして!?」
「美奈子・・・最後だから・・・」
竹田君は掛け布団を剥ぎ取りました。
ブラジャーとストッキング、そしてパンティだけの下着姿を見られました。
「いや!」
必死に両手で下着を隠しましたが当然隠しきれず、竹田君に下着姿を見せてる状況に心臓はバクバクでした。
「美奈子の服の中がやっと見れた」
「竹田君!落ち着いて!」
竹田君は構わず私の右足を持ち、つま先から足裏にかけて舐め始めました。
「美奈子のストッキングを穿いてるこの足を何度舐め回したいと思ったか・・・」
「ダメ!」
「美奈子!俺は美奈子を抱く!俺が犯罪者になるかどうかは美奈子次第だよ・・・犯罪者になっても悔いはない!」
竹田君、本気だ・・・どうしよう・・・?
でも竹田君を訴えて犯罪者になんてできないよ・・・。
それに主人にバレちゃうし・・・。
そうこうしているうちに竹田君の舌が私の上半身を舐め回してきました。
「あん!・・・」
不覚にも声を出してしまった私。
ブラジャーを外されておっぱいを見られました。
「いや!恥ずかしい!」
「これが美奈子のおっぱい・・・やっと見れた・・・乳首の色が綺麗だね」
(主人以外の人に見せてしまった・・・)
乳首を吸われて頭がクラクラしていると新たな刺激が!
竹田君の指が私のストッキング越しのパンティの中に潜り込んで、私のアソコを触り出したのです。
「美奈子・・・濡れてる!」
「いや!これ以上はダメ!」
「美奈子のアソコを見せてもらうよ・・・」
ストッキングとパンティが脱がされていきました。
「竹田君!許して!」
パンティを脱がされると同時に手でアソコを隠しました。
「美奈子のアソコの毛が見えてる・・・」
興奮している竹田君。
(でも、ここだけは絶対に見せられない!)
「これ以上したら私、舌を噛み切って死ぬ!!」
「え!?」
さすがに竹田君の動きが止まりました。
「分かったよ・・・」
私から離れて竹田君は背を向けました。
その間に私は着替えを終えました。
「美奈子、タクシーを呼ぶよ・・・」
「うん・・・」
タクシーが来る間はずっと無言でした。
あれから4年。
おっぱいを見られ、乳首の愛撫を許した罪の意識が今も残っています。