ちょっと気になり、部屋に入ると、何気に背伸びしながら座る。
一瞬だがパソコンの画面が目に入った。
(ん、男と女の交わり?見間違いか?)
ちなみに隣の部屋は一番奥。
ここら辺は禁煙コーナーなのと中途半端な時間ということもあり人気がない。
ガラガラとドアが開く音がして、どんな女性なのか気になり、私も外に出た。
カツカツと鳴るブーツの音を頼りに足早に追いかける。
(おお!)
スタイル抜群な後ろ姿に、思わず声が出そうになった。
上着を脱いでいるのでピタッとしたミニスカートのワンピース。
腰がくびれてて、お尻はバーンと張って私好み。
受付の方まで歩いていったので、私は飲み物を取って先に部屋に戻った。
隣の部屋を覗くと、パソコンの画面はやはりアダルト画面が一時停止のままで映っていた。
(女も観るんだな)
妙な妄想が膨らみ、昼寝をしようと入ったのに眠れない。
トイレに行こうと立ち上がり際に覗くと、長い足がやや開き気味で、股のところに手が見えた。
(オナニーをしているのか?)
部屋を出てトイレに向かうと、カツカツという足音が後ろから聞こえる。
振り返りたいが、勇気がない。
あまりにも不自然だし。
トイレから戻ると、隣はもう戻っているようだ。
ブーツがある。
(ん?)
隣の扉が中途半端に開いていた。
覗いてみると、アダルトサイトを観ながらオナニーをしているではないか。
(これは誘っているのか?)
でも、声をかけるきっかけがない。
たまに隣から音がする。
(やっぱり誘ってる?)
そう思っていると、また外に出る音。
私も外へ出た。
見ると、ハンカチが隣の扉の前に落ちていた。
(拾って、追いかけて渡すか?)
とりあえず拾わず、飲み物を取るふりをしながら追いかける。
・・・居ない。
本棚の方へ行ってみる。
・・・居ない。
遠くでブーツの音がした。
部屋の方だ。
また声をかけるチャンスを失った。
部屋に戻ると、まだハンカチは落ちたまま。
扉も中途半端に開いている。
(もう間違いない!)
勇気を持ってコンコンと扉を叩いた。
「ハンカチ、落ちてましたよ」
「すみません」
小さな声がして、ハンカチを持った手を引っ張られた。
前のめりになりながら隣の部屋へ入る。
ここで初めて顔を見る。
好みではないが若いし、まずまず。
「私、お金が欲しいんです。大学の学費とか家賃を払わなきゃいけないんだけど、お金が足りないんです」
そう言いながら手は私の腿に。
「で、いくら欲しくて、何をしてくれるの?」
「3万円必要なんです」
財布を覗くと、2万円と千円札が数枚。
「今、2万円しかないよ」
「2万円でもいいです」
いきなりズボンを下げられ、チンポにしゃぶりついてきた。
(上手い!)
裏筋からタマまで丁寧に舐める。
目線は上目遣いでこちらを見ている。
スカートがずり上がり、太腿が露わに。
白く透明で綺麗だ。
太腿を触ると小さい声で、「あっ」と言う。
「ダメ、声が出ちゃう~」
「店員に聞こえちゃうから声は出したらダメだよ」
太腿から股間に手を這わし、パンツの上から触ると湿っていた。
「すごく濡れてるよ」
「あ~ん、恥ずかしい」
声が色っぽい。
パンツを脱がし、マンコを指で弄る。
ピチャピチャと音が響く。
手を上へ這わせて胸に。
形がいいおっぱい。
乳首を摘む。
「あ~ん」
声が大きいので慌てて口を塞ぐ。
「大きい声を出したらまずいって」
(ドMの変態女か?)
フェラをもう一度させようと、頭を押さえてチンポへと誘導。
チュパチュパと音を立てる。
「そんなに音を立てるな!」
髪を引っ張ると虚ろな目で頷く。
「吸わないで舐めろ。音は立てるなよ」
「はい。乳首を引っ張ってくれますか?」
おっぱいを鷲掴みにして強めに揉むと体をよじる。
「引っ張ってください」
少し痛いくらいが好きなようだ。
言葉でも責めてみる。
「何を舐めてるんだ」
首を振りながらこちらを見る。
「言わないと引っ張ってやらないぞ」
潤んだ目でこちらを見ながら言う。
「アソコ」
「アソコじゃわからない」
「チンコ」
ご褒美に乳首を引っ張るとカラダを反り返らせた。
「変態だな」
「そんなこと言わないで」
胸を強く揉む。
「乳首、引っ張って」
「ほら、変態だ。『私は変態です』って言え。言わなきぁ引っ張ってやらない」
「私は変態です」
マンコに指を突っ込む。
「あ~ん」
コンコン。
「お客さん。困ります。出てください」
慌ててズボンを上げて会計へ行くと、店長らしき男がいた。
「困るんですよね。あの女、いつも同じようなことをしてて、出入り禁止にしたんですが、今日は新米のアルバイトが受付で入れちゃったみたいなんです。前なんかセックスまでしたみたいで、大騒ぎになりましたから」
私は恐縮して頭を下げ、店を後にした。