ある日、4畳半の部屋に8人が泊まっていました。
密集して雑魚寝状態。
私は場所がないのでドラえもんのように押入れで寝ていました。
気持ちよく寝ていた時、ふと体が重く苦しくなって目覚めました。
(なんだろう?金縛り?)
目を開けても真っ暗でよく見えません。
目を凝らすと私の上に人影が。
霊?オバケ?いや、これは人だ。
誰だろう?見えない。
下が狭いからこっちに逃げてきて・・・寝相が悪いんだろうか?
ほんとに重いから退いてくれないかな。
ちょっと待って、下半身に異物感・・・。
もしかして入ってる?
意識を下半身に集中すると、はっきりわかりました。
入ってます。
そして動いてます。
(えー!何?知らないうちに処女喪失?うっそ!)
私だって、やっぱり初めては海の見えるホテルなんかで、好きな人に「愛してる」とか言われながら、痛がったりなんかしてって思ってたのに。
私の処女喪失計画が台無し?
ていうか、誰こいつ?
ショックの前にどうでもいいことがものすごい勢いで頭の中を駆け巡ります。
「誰?」
「なんだ、起きたのかよ」
声で同級生のYだとわかりました。
「声、出すなよ」
ドスの利いた声で脅されました。
押入れの襖は半分開いていて、寝ている友達が見えています。
(ここで騒いだりしたら、目を覚まされて全部見られちゃうんだろうな・・・)
仕方なく大人しくしていました。
暗い中で一生懸命に腰を振っているのがわかります。
気持ちよくはないのに濡れていやらしい音が微かに響きます。
なぜだか痛みはまったくありませんでした。
(寝てる人たちは、すぐ隣でこんなことしてるって気づいてないんだよなぁ・・・)
妙な背徳感でした。
少し動きが速くなりました。
(そろそろイクのかな?中に出されたら嫌だなぁ・・・)
そんなとき、勢い余ってちんちんが抜けてしまいました。
「クソッ」
再突入しようと、Yのちんちんが入り口を探しています。
でも見えないせいか見当違いのところを突きます。
先っぽが少し押し込まれて、勢いよくグッと入ってきました。
「痛い!そこ違う!」
「え?」
後ろの穴に挿入されました。
「入れ直す?」
(入れ直すって・・・)
そしたら一度お尻に入ったちんちんがそのままアソコに入るわけで。
(汚い!駄目!病気になっちゃう!)
「もういいから早くイッてよぉ・・・」
半泣きです。
めちゃくちゃ痛いです。
前の穴でイキかけだったせいもあり、Yはかなり激しく腰を振ります。
突かれるより引く動きが、なんだかウンチが出そうな感じがしてすごく嫌。
程なくしてYはお尻の中でイッてしまいました。
中に押し上げてくるような感じがして気持ち悪くて、吐きそうです。
ちんちんを抜くと同時にお尻から液が溢れ出しました。
穴が痙攣するたびにジワジワと溢れて布団を汚します。
私はみんなを起こさないように部屋を出て、トイレに駆け込みました。
しゃがんで力を込めると、まだ液が出てきます。
白っぽい精子と、薄ピンクの血、それとよく分からない透明の粘液。
やっぱり血は出ていませんでした。
日を改めてYに聞きました。
「あの時、なんで私だったの?」
「一番大人しそうだったから」
そんな理由で!
しかもYには彼女がいるのに!
でもYは童貞なのが恥ずかしくて、「彼女とする前の予行練習」だとぬかしました。
「お前さ、処女じゃねーべ?」
あっさり入ったのでそう思ったみたいです。
(処女だったんだよ!あっさり入ったのはお前がちっさかったからだよ!)
事実、太さも長さも小指サイズでした。
この後、押しに負けて何度か関係を持ちましたが、やたらとお尻でしたがりました。
小さいから前の穴だとゆるく感じるのかも。
というわけで、私の前後同時喪失話でした。