お化粧を直してロビーに向かいました。
「あれっ、奥さんも結婚式ですか?」
「ええ、そうなんです」
「今からお帰りですか?」
「はい、主人から先に帰れと言われて」
「じゃあ僕の車で送りますよ」
いつもお世話になっている税理士のKさんでした。
自宅は同じ郊外にあるので車に乗せてもらうことにしました。
雨も降っているし、結婚式の引き出物が2人分もあるので助かりました。
「ちょっとお茶でも買ってきます」
そう言って彼はレクサスを停めました。
私は対岸にホテルが並んでいるのを見ていました。
深夜のテレビで、AV女優がエッチなことをしている番組で使われていたホテルもあります。
「ねぇ、あそこにあるホテル、中はどんな風になっているのかしら」
「若いカップルが楽しむところですよ」
「こんなおばさんじゃ、ダメかしら?」
「ええっ、そんな・・・」
高速道路には入らず、そのホテルに入りました。
中を見たいから?
・・・いいえ、したいから。
結婚式で着ていたフォーマルドレスを脱ぎました。
ワイシャツを脱いだ彼とは、じつは一度経験があるのです。
昔、急ぎの書類をお願いをして、朝「できましたよ」と事務所から電話をもらって、お礼にサンドイッチを持っていったんです。
彼しかいない事務所でコーヒーを淹れてあげました。
その時です、彼に後ろから抱かれたんです。
キスをされて、来客用のソファに倒れ込みました。
「いけないわ」
「好きです、奥さん、僕の好きなようにさせてください」
すでに朝日が高く昇り、窓から日差しが差し込んでいました。
「こんなこと、いけないわ」
そう言いながら私は彼が抱きやすいように姿勢を変えていました。
リクライニング式のソファはベッドにもなるタイプで、彼がブラウスを脱がせにかかると私はスカートのホックを外しました。
バストを中心に口唇で愛撫されて、私のあそこも十分濡れていました。
彼の下半身が硬くなっているのがわかりました。
彼の硬直しているモノを握り、先端から透明な液体が滲み出しているのを見て、思わず口に含みました。
その頃、主人とはあまりセックスをしていませんでした。
硬くて太い彼のモノが欲しくて、自分から「入れて、お願い」とせがみました。
ショーツを脱がせる彼に協力して、腰を浮かせ気味にしてショーツを脱がされました。
「そう、そんな風に、あなたのを入れて。入ったわ、いいわ、好きにして」
彼が腰を動かし、私に向かってきます。
途中で乳房を彼にぎゅっと掴まれて、口づけされて・・・。
もう罪の意識よりも、官能の喜びを求める雌になっていました。
(こんな素敵なモノが毎日欲しい・・・)
そう思いながら彼と動きを合わせて昇りつめていきました。
「アアー、いい、素敵」
「奥さん、本当にいいんですか?」
「気にしないで続けて、アアーン」
彼は一度目はすぐにイッてしまいました。
彼とサンドイッチを食べました。
お楽しみはその後です。
2時間近くも抱き合い、彼の射精を膣の中で感じながら、官能の喜びに喜悦の声をあげて私もイッてしまったのです。
フォーマルなドレスの下には黒に統一したスリップやショーツ。
ガーターストッキングも彼に気に入ってもらえたようです。