下っ端の俺はいつもお酒の酌係。
男女はちょうど半々くらい。
年齢層は一番若い俺でも28歳で、一番年の近い人が31歳の新婚女性。
その女性ユカとは日ごろから仲良くしてもらっている。
宴会も佳境に入ってきた頃、部屋の端で俺が最後に出てきた蕎麦を食べていると、ほろ酔い気分のユカがやって来た。
「俊くん、ちゃんと飲めた?」
「まぁ適当には飲みましたよ」
「私も社長に絡まれて酔っ払っちゃった」
そんなユカはほんのり赤ら顔でいつもより艶めかしい感じだった。
「ちょっとトイレに行ってくるね」
立ち上がろうとしたユカの足元がおぼつかなかったので、トイレまで一緒について行くことになった。
浴衣姿のユカが前屈みになるたび、ベージュのブラとブラからこぼれた形の良さそうな胸の一部が見えた。
俺は自分の股間が膨らむのをなんとか抑えながら、ユカの腕を抱えるようにトイレに向かった。
「恥ずかしいから部屋に戻ってていいよ」
そう言われたが、ユカをそのままトイレに残してくるわけにいかなかったので、しばらくトイレ近くのベンチで待つことにした。
途中で先輩がやって来て、「これからみんなで露天風呂に行くぞ、お前も後から来いよ」と言う。
どうやら宴会を中断して混浴の露天風呂に向かったようだった。
もちろん混浴と言っても、女性陣は湯あみを着て入るので楽しめるという感じではない。
しばらくしてもユカがトイレから出てこなかったので、「ユカさん、大丈夫?」と声をかけると、トイレの中から、「俊くん、いるのぉ~、大丈夫だよ~」と寝て起きたような声がトイレに響いた。
そしてようやく濡れた手を子供のようにバタバタ振りながら出てきたユカは、「ハンカチ忘れちゃった」と言って俺の浴衣で揺れた手を拭いた。
「もう少し飲もうか」
ユカが宴会場に向かおうとした。
「みんなはお風呂に行ったみたいですよ」
「え!混浴にみんなで入りに行ったの?」
「湯あみを着て入るんだから問題ないでしょ」
「そっか、びっくりしたぁ」
そんなユカがとっても愛らしく見えた。
「じゃあ2人で飲み直そうよ」
ユカは跳ねるように宴会場に向かった。
広い宴会場には食べ残しの物や飲みかけのビールや焼酎が散乱していた。
「あ、これまだ残ってるよ」
ユカは焼酎の小瓶を嬉しそうに手に取り、「一緒に飲もう」と無邪気に誘ってきた。
ひとまず畳に腰を下ろし、2人で飲むことに・・・。
前々からお酒が強いと思っていたが、今日のユカは帰りの心配がないことも手伝って次々と焼酎をロックで飲んでいる。
しばらくは社長や先輩女子の愚痴をこぼしていたが、やがて話はきわどい方向へ。
「俊くんは彼女いるの?」
「いましたけどフラれちゃって。今は毎日寂しく1人寝の夜を過ごしてますよ」
「あら可哀想、じゃあ最近はエッチとかしてないんだ?」
「もっぱら1人です」
「やだぁ、バカぁ」
ユカがはしゃいだ時、バランスを失って後ろに倒れた。
浴衣の裾が大きく割れ、両脚を開く形になったその隙間からベージュのパンティが見えた。
「きゃ!・・・見た?見た?見えちゃった?」
子どものようにはしゃぎながらユカは裾を直そうとした。
しかしかなり酔ってるユカは裾の前部分だけを直し、お尻の方はまるっきり肌蹴た状態だった。
ムラムラして俺の股間は一気に反応してしまい、大きく膨らんだ。
それに気づいたユカ。
「あ、俊くん、もしかして大きくなってる?」
「なってないっすよ」
「おかしいなー、じゃ立ち上がってみて」
「そんなことないですって」
するとユカから思わぬ言葉が出た。
「俊くんが良かったら、気持ちいいことする?」
少しとろんとした顔のユカが、冗談とも本気とも言えない表情で上目遣いに聞いてきた。
「いや、あの、その、いくらなんでもまずいっしょ、旦那さんに叱られるでしょ」
「今日だけだよ。俊くんは私のこと嫌い?」
「そんなことはないけど、それにここじゃまずいでしょ」
「じゃあ、お部屋に行こう!」
「でも、みんなが帰ってきたらそれこそヤバいっすよ」
「ねぇ、あっちの部屋はどうなってるのかな?」
ユカは宴会場の廊下の反対に真っ暗な部屋を指差した。
「あっちに行ってみよう」
そう言うとまたも足元をふらつかせて反対側の部屋の襖を開けた。
その部屋は今夜は使われていなかったようで30畳くらいの広さで、部屋の一番奥に大きな荷物が積まれているようだった。
「ここなら誰も気づかないんじゃない?」
そう言うとユカは俺の手を引いてその部屋に入った。
最初は暗くて判らなかったが、大きな荷物の塊は、数十枚の座布団とそれを囲う衝立てだった。
「ちょうどいいね。俊くんはしたくない?ほら、ここは正直だよ」
ユカは俺の股間をつついた。
「イテテ、そんなことしたら折れちゃうじゃん」
「我慢しなくていいよ」
ユカは俺の肩に手を回し目を瞑って顔を上げた。
据え膳食わぬはなんとやら、俺は酔いに任せて、ユカに唇に自分の唇をぶつけた。
「はぁ、はぁ、ふぅ~ん」
ユカは甘ったるい声を出した。
俺はユカの両腕を浴衣から抜き取り、上半身だけ裸にさせた。
さっきからチラチラ見えていたブラジャーのホックを焦りながらなんとか外すと、形のいい釣鐘型のおっぱいが顔を出した。
乳首が大きかった。
その大きな乳首が硬く尖っていた。
俺は右手で鷲掴みにするようにして揉み上げながら乳首に吸いついた。
「あぁ、俊くん」
ユカはそのまま畳に崩れ落ちた。
俺はそばに積まれていた座布団の数枚を広げて布団代わりにした。
浴衣が着崩れて脱げてしまい、パンティと浴衣の紐だけがユカにまとわりついていた。
夢中でユカの身体を舐め回し、パンティをむしり取り茂みに手を当てると、洪水のようにユカの体内からの蜜が溢れていた。
「あぁん、俊くん気持ちいぃ」
そう言うと腰をクネクネさせながら自分の指を咥えた。
「俊くんのもちょうだい」
ユカは頭を俺の股間の方に持っていき、器用に俺のトランクスから俺の肉棒を取り出すと絶妙なフェラを始めた。
俺もすでにビンビン状態だったので、口に含まれただけでイキそうになった。
「ユカさん、ダメ、出ちゃうよ」
「じゃあ、ここに入れて」
ユカは自分の股間を指差す。
そしてユカはオナニーでもするかのように自分の濡れた部分に手を当てて、俺の肉棒を求めてきた。
俺は自分のモノを押し入れた。
気持ち良かった。
10回くらい動いただけで我慢ができなくなった。
「ユカさん、もうダメ、我慢できない、中はまずいでしょ?」
「外に出してね、イッてもいいよ、私もおかしくなっちゃう」
その言葉と同時に俺は引き抜き、ユカのお腹に大量の白い液体を放出した。
2人が重なり合い、白い液体がヌルヌルしていた。
「俊くん、すごく気持ちよかった、ありがと」
いつの間にか2人で抱き合ったまま眠ってしまったようだ。
俺は飛び起きてユカを起こし、脱ぎ捨ててあったパンティとブラジャーを着けさせ、浴衣を着せて部屋に戻った。
次の日の朝食、二日酔いのユカが俺のもとへ来た。
「俊くん、もしかして昨日何かあった?」
どうやらユカは何も覚えていないようだ。
「ホントに覚えてないの?」
「う~ん、大部屋で2人で飲んでたような気はするんだけど・・・どうやって部屋に戻ったかは覚えていない」
嘘をついているようには見えなかった。
「覚えてないなら、それでいいですよ」
俺は少し安心して、得したような気持ちでそう答えた。
「間違いは起こしてないよね?」
「間違いって?」
「いや、その、イケナイことしちゃったとか・・・」
「なんでそう思うの?」
「下着が裏返しだったりしたもんだから・・・」
恥ずかしそうにユカが言った。
「ユカさんが心配するようなことはないですから」
「よかった、それならいいの」
ユカが俺の言葉を信用したかどうかはわからないが、ユカはひとまず安心したようだった。