運命的だと思って、勢いで告白したら、「嬉しいです」って!
でも、イエスorノー的な返事なく、彼女は、「授業があるんで、また電話します」と言って部室から出ていった。
次の夜、電話があって、普通にいい感じで30分ほど話してたら、「明日、部室に来てください」って言われた。
指定された時間に行くと誰もいなくて、少し待ってると男の先輩がやって来た。
「先輩、何やってんすか?」
そう言うと、決まってんだろ的な感じで、「ロッカーに入れよ」と言われた。
「いいもん見せてやるから」って。
しばらくすると好きな子が来た。
会話の内容は聞こえないけど、わずかに隙間から見える様子に、今は出るべきじゃないと感じた。
すると、その子がとても恥ずかしそうに服を脱ぎだした。
制服を全部脱いで下着状態に。
上下お揃いではなくて、上は薄い黄色い感じのブラで、下は無地で黒いスパッツっぽいやつだった。
その状態でしばらく2人は何か話してたんだけど、先輩がブラを外して後輩マネージャーの小ぶりなおっぱいがこんにちは。
恥ずかしそうに手で隠すのに対して、先輩はちょっとキレ気味に手をどけさせた。
乳首までちゃんと見えて、俺は窒息死するくらい呼吸が荒くなった。
当時はまだ童貞で知識もあまりなかったから、その子の陥没気味の乳首がちょっと不思議だった。
結局、下は脱がなかったけど、オッパイを出したまま、先輩に口で奉仕させられてるのを見ながら、俺はイキはしなかったけど、カウパーでパンツはびしょ濡れ、足はガクガク。
後輩マネは洗面台に精子を吐き出して口をゆすいだ後、そそくさと服を着て部室から出ていった。
先輩がロッカーを開けにきて、俺ははぁはぁ言いながら外に出た。
「なんなんすか、今の!?」
「◯◯(後輩マネ)を奴隷にしてんだよw」
(えぇ?ええ!)と思ったけど、その言葉が信じられるような光景を見せられたわけで、俺は混乱しまくった。
「お前だけだからな、このこと知ってるの。たまたま部室にいて良かったなw」
先輩がそう言うのを聞いて、(いや、偶然じゃないんだけど・・・)と思った。
だって部室にこの時間、俺を呼び出したのは後輩マネだったわけで。
本当に意味不明な出来事だったけど、パンツは冷たくなってきて気持ち悪かったし、ロッカーに隠れて見てたのを後輩マネに知られたくなくて、逃げるように帰った。
(後輩マネは、俺がそこにいたことを知ってるの?知らないの?なんなの?)
訳がわからなくて、もうどうしようもなくなって、彼女に電話した。
でも、その晩は出なかった。
そして、その後数日、練習にも来なかった。
あまり電話してキモがられたら嫌だしと思って、なんとなく1週間が過ぎた頃、後輩マネからメールが来た。
その日は金曜で『Mステ』をやってる時間だったんだが、「近くの駅で待ってるから来て」と言われて、速攻で家を出た。
駅に行くと彼女がいた。
初めて見る私服が可愛かった。
黙ってるから、「どしたの?」と聞くと、俯いて何も言わない。
俺もすごい緊張してたから、2人で数分ほど無言で過ごした。
耐えかねて、「とりあえずどっか入ろうか?」って聞いたら首を振る。
「うーん、じゃあ歩く?」
そう聞くと頷いたから、とりあえず商店街とは反対の方に歩き出した。
どこに向かうでもなかったけれど、10分くらい歩いたら俺の通ってた中学の前まで来たから、もう門は閉まってたけど、「中入ろう」って誘って、校庭のベンチに腰掛けた。
その後もまた沈黙で、耐えかねた俺は、「話があるんじゃないの?」と聞いた。
すると彼女は話し始めた。
「あの時、いましたよね?」
「え?」とは言ってみたけど、余裕で何のことかわかった。
「いや、いたというか、うーん、まぁ・・・」みたいな返事をしてたら衝撃の告白。
「私、◯△先輩(あの日、彼女を脱がせてフェラさせた先輩)と付き合ってたんです」
(えぇ~?!)
まあ、フェラを見せられて驚くのも変だけど、全身がガクガクする感じだった。
「それで?」
俺は震える声で聞いた。
「4ヶ月前に付き合い始めたけど、最近はもう私の方は好きかどうかわからない状態で付き合ってたんですよ」
小声で話すのをドキドキしながら聞いた。
「私みたいな1年が付き合ってもらえて最初は浮かれてたんですけど、すぐに体が目的だって思うようになって・・・」
ってことは先輩とセックスしたんだろうなと思うと、嫉妬とか悔しさとか、色んな感情が体を締め付けた。
話をまとめると、俺から告白されて嬉しかった後輩マネは、先輩と別れて俺と付き合うかどうかは別として、このところ男性不信気味になってた自分に他の可能性を見出そうと思ったらしい。
それで先輩に「別れてください」って言ったら、エロ写メをばら撒くと脅されて、それからは奴隷みたいな扱いを受けてたらしい。
で、いつも呼び出される部室に俺を呼んで、先輩と俺を鉢合わせたら何か変わるかもと思ったらしいけど、来たら俺がいなかったから『ダメか・・・』ってなってたんだけど、俺を利用しようとした自分のことが嫌になってその晩は電話に出ず。
しかし次の日、先輩から俺が隠れてこっそり見てたことを聞いたと。
で、「言うことを聞かないと、今後もこういうことが増えるよ」と、さらに脅されたと。
色々思い悩んだ末、自主退学する決意を固めたらしい。
その日、すでに退学届を出した彼女から、「もう会うことはないと思うけど、先輩(俺)と付き合ってみたかった」と言われた。
申し訳ないが勃起した。
彼女はそう言うと、「じゃあね、先輩」と言って、俺のほっぺにキスをして走り去った。
翌週、彼女が退学したことが正式にクラブでも報告された。
翌日、怒った(?)先輩から、例のエロ写メが数枚送られてきた。
俺の他にも送られてきた奴らがいて、そいつらは抜きまくったらしい。
心底、彼女が可哀想だった。
まぁ、その写真とほっぺの感触は、3年経った今でも俺のズリネタナンバーワンだが。