文筆家のA子さんと知り合ったのは3年前、仕事を通じてだった。
彼女は女性誌関連のエッセイを書いたりしていた。
郊外に住んでいるため、駅の近くのシティホテルのカフェが打ち合わせの場所だった。
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40代半ばだったが、色白で首から胸元のラインが美しく、胸元に覗くネックレスがアクセントとなり、品と透明感を感じた。
目が美しい女性だった。

あるとき、たまたま自宅で打ち合わせをして、帰りは彼女の車で送ってもらうことになった。
打ち合わせの時からテーブルに彼女が俯くたびに白く品のある胸元に目を奪われていた俺だったが、平常心に立ち返って車に乗った。
彼女の愛車の赤のアウディの助手席は乗り心地がよく、美しい田園風景と午後の明るさが気持ちを晴れやかにさせた。

「きれいなところですね。自然が好きなんですよ」

「あら、でしたらツツジの綺麗なところがあるって聞いたので行ってみます?」

そんな会話の流れで車は駅とは違う方向に走り始めた。
川沿いの細い道に入った。
山の方に向かう。
途中で行き止まりになり、そこから先は車が入れない山道となっている。

「あら、おかしいわね、こっちだと思っていたのに・・・」

「地図を見ましょうか」

カーナビは役に立たない。
2人で地図を眺めた。
辺りは静かな森。
静寂の中に2人の男と女。

「えーっと、どうしようかしら・・・」

戸惑いと困惑。
明らかに彼女の言葉がぎこちない。
男と女の空気が漂い始めた。

「歩いてみませんか、この先を・・・」

俺の声も上擦っている。
一本の山道が2人を招くように林の中を伸びている。
自然にA子の手をとった。
緩やかに登る山道。
袋小路のどん詰まりとなり、林がぽっかり開けた。
昔の畑の跡なのか、カラマツの林が切り開かれ空が明るく誰1人来れそうにない場所だ。

息を乱すA子。
車を離れてから困惑を隠せず、一言も話さない。
足を急に止めた。
肩を抱いてみた。
唇をA子の髪の中に埋めた。
A子が顔をあげた。
艶かしかった。
激しく俺の肩に手をまわすA子。
唇をこじ開ける。
舌が絡み合う。
俺は激しく欲情して腰に手を回し、タイトスカートのヒップを強く引きつけた。

「ああっ」

魅惑の唇が声を漏らす。
激しく下半身を擦り付けあう2人。
もう止められなかった。
辺りを振り返り誰もこないのを確認した。

「抱いていい?」

「えっ?」

相手が相手だけにそう聞いた。
ここでするのは、あまりに淫らすぎるからだ。
スカートの中に指が届いた。
小さな花弁が愛液にまみれていた。

「こんなに濡らしてるよ」

「ああっ、抱いて、強く」

広場の真ん中で2人は全裸になってしまった。
あられもないA子の姿。

「ああっ!こんなところで、ああっ」

今は四つん這いで襞が口を開け、愛液にまみれている。
俺は右で屹立した男根を握って開いた花弁に差し入れた。
襞が捲れあがり、太い男根が挿入された。
激しく仰け反るA子。

「ほら、こんなところでしてるんだよ。誰にも見られずに、外で。もっと声を出してごらん」

「ああっ、すごいわ、ああっ、強くぅ・・・」

林の中でパンパンと愛欲の音が響き渡った。
彼女の白濁液にまみれた肉棒は滑って何度もはずれた。

「お口にちょうだい!」

最後はA子の小さな口の中で激しく迸らせた。

あまりの白昼の出来事に、数日間は連絡をとるのが恥ずかしかった。
A子とはしばらく続いたが、この時以上の刺激はなかった。