夏のある日、私は新幹線のホームに立っていた。
初めて逢う人妻を迎えるために・・・。

その人妻、美智代とは人妻専門の出会い系サイトで知り合った。
Tバックの下着の画像をアップしていた彼女のスレに目がとまり、私がレスしたのが始まりだった。
当時の私は57歳。
PCMAX
臆面もなくその女性にコメントを送った。
正直に年齢を記入して。

『こんな年寄りですが、私もTバックを愛用しています』

意外にもすぐに反応があり、サイトを通してのコメントのやりとりをしているうちに、やがて直メを交わす仲になっていった。
美智代の年齢が50歳手前であること、人妻であることなど、個人情報も明かしてくれるほどだった。
そして美智代の夫が、彼女が住む地方では誰1人知らない者はいないほど有名な企業の重役であること。
その夫の酒癖が悪くて度々暴力を振るうことまで、全てを話してくれていた。

朝早く散歩に出てのおはようメールから始まり、毎日何通ものメールのやりとりをした。
私達の仲はどんどん進展していった。
夫が出勤するとすぐに美智代からメールがあり、今日着用の下着画像が定期便になっていた。
毎朝届く画像に写った美智代の尻は全く彼女の年齢を感じさせないものであり、私は年甲斐もなく常に興奮させられていた。

メールの回数を重ねる毎に内容もどんどん過激になっていった。
夫の帰宅時間が遅いため、美智代には十分過ぎるほどの時間があり、そのほとんどを私に向けてくれた。
携帯番号を教え合う頃には、毎晩バスルームからの画像が送られてきた。
さすがにお腹には多少の肉が着いていたが、胸、腰、尻と、どこを見てもその全てが実年齢が信じられないくらいの素晴らしさだった。
メールと電話だけの交際だったが、美智代は身体の全てを晒け出してくれていた。

そんな彼女がある日、『逢いたい』と言ってきた。
私に全てを撮影されたいとも・・・。

夫が出勤した後、美智代は新幹線に飛び乗り、私のもとへやって来た。
列車を降りる時、一瞬視線が絡まり、恥ずかしげに目を伏せた美智代の仕草は今も私の脳裏に鮮明に焼き付いている。
改札を出て、「疲れたでしょ。お茶でも飲む?」と気遣った私に対して、美智代は思いがけない言葉を投げかけてきた。

「早く2人だけになりたいの・・・」

私は驚きのあまり、つい辺りを見回していた。

(普通の主婦が初対面でこんなことを言うのか?ひょっとしたら騙されているのでは?)

しかし美智代の容姿を間近に見た私は、すでに彼女の虜になっていた。
腹を括ってリザーブしておいたシティホテルにチェックインした。

入室してすぐに抱き寄せると美智代の肩が震えていた。
キスをする私に力強くしがみついてきた。
私の心配は遥か彼方に消え去っていった。
唇を離した美智代が、深い吐息を漏らして言った。

「私、こんなことをするのは初めてなの」

私はますます美智代に完全に惚れ込んでしまった。
美智代の耳元に優しく囁きかけながらボディタッチを繰り返し、キスを浴びせかけ、衣服を1枚ずつ脱がした。
美智代は耳まで真っ赤になりながら私に全てを委ねてくれた。
ブラを外して乳首に唇を寄せた時、それはすでに硬くしこっていた。
パンティに指をかけると・・・。

「シャワーを浴びたいの」

消え入るように細い声だった。
バスルームに向かう美智代のTバック姿を眺めている私に気付いた彼女は、急いでドアの向こうに消えていった。
私がシャワーを浴びてバスルームを出ると、美智代は身体にバスタオルを巻いてソファに腰掛けていた。
隣に腰を下ろし肩を抱いてキスを交わした。
その頃には落ち着きを取り戻した様子だった。

「撮影する?」

「君が嫌じゃなかったらね」

「約束してたもんね」

美智代の承諾を得た私は、カーテンを開けてビデオをベッドに向けてセットして、彼女のバスタオルを剥ぎ取った。

「あん」

一瞬戸惑う表情を見せたが、そこはやはり若い女とは違う。
逆に私が腰に巻いていたバスタオルを剥ぎ取って足元に跪いていた。
いきなり咥えられて、私の方が恥ずかしくなり慌てていた。

「ベッドに行こうよ」

これじゃまるで反対だ。
全裸でベッドに横たわる美智代を確認しながら録画ボタンを押して、私もベッドに・・・。

「もう全てを見せてくれたから、今更恥ずかしくないよね」

「やっぱり恥ずかしい・・・」

「だって写メではおまんこまで見てるよ」

「いやっ!言わないで!」

私の胸に顔を埋めた美智代の頭を抱いていたら突然、背筋に電流が走った。
唇と舌で私の乳首を刺激しながら、握った分身を擦りあげてくるテクニックはさすがに年の功。
反撃しようと腰を引き寄せた。

「ダメっ!」

「なんで?」

「生理になりそうなの」

「構わないよ」

「嫌っ!絶対に嫌なの」

もし2度目があるのなら、その時までクンニはお預けにすることにした。
私の愛撫に悶える美智代。
私の上で腰を使う美智代。
最初の交わりだから、そんなに激しいセックスとはならなかったが、とても情感のこもった行為だった。
美智代の全てを撮影したビデオは私の宝物だ。

その日は夕方の新幹線で家路に就いた美智代だったが、再会の約束は彼女の方から求めてくれた。

「この次はなんとか理由をつけてお泊まりするから」と・・・。

最後まで読んでくれてありがとう。