父が幼い頃に亡くなったため、長い間、私の家庭は母子家庭でした。
中学生になって母が再婚するまで、母と顔を合わせた回数は数えるほどしかないくらい、母は私のために働いてくれました。
だから母が職場の人間と再婚し、退職すると言った時、私は無条件で喜びました。
しかし、地獄が始まったのは、その時からでした。
PCMAX

昼ドラなんかによくある話なのですが、新しい父親には男の子の連れ子がいました。
再婚した当初、私が15歳だった時、その連れ子は19歳の大学生でした。
私はその時、高校受験が目前に迫ってきていたこともあり、勉強などをよく見てもらっていましたので、兄の部屋に頻繁に通うことがありました。
そんな兄は、いわゆるゲームオタクで、よくいやらしいゲームを好き好んでやっており、私が部屋に入ると慌ててパソコンの電源を落としていました。

ある日、私が彼の部屋を訪れると、なんと兄はゲームの画面に食い入るようにしてオナニーをしていました。

「ご、ごめん・・・」

そう言って私が部屋を出ようとすると、何を思ったのか彼は私を組み敷き、そのまま挿入してきました。
それが私の処女喪失でした。

それから受験勉強にかこつけて、兄は私を毎晩、部屋に呼び出すようになりました。
彼はゲームの台詞を読ませながら、私をゲームと同じように犯し続けました。
もちろん嫌で嫌でしょうがなく、母に助けを求めようと何度も思いましたが、そのことで新しい父と離婚して再び母が苦労をするのかと思うと、ついに言い出せなくて、(私が我慢していればいいのだ)と言い聞かせて黙っていました。

しかし、その我慢にも限界が来たのが、その2年後でした。
なんとか高校に進学することができたものの、兄との異常な情事は毎晩途絶えることもなく、ついには私もそんな毎日に慣れてしまいました。
しかし問題は、その2年後、兄が就職する段になっても就職できなかったことでした。
毎日、学校にも行かずゲームばっかりしている人間が、この不景気の中、就職なんてできるわけもなく、その例に洩れることもなく、彼は就職浪人することになりました。
そして、そのまま引きこもりになってしまいました。
その出来事以来、もともとおかしかった彼の行動は、さらに磨きがかかりました。

「お兄様のおかげで、私とお母さんは生活していけるのです」
「お兄様のおちんちんのおかげで、私は生きていけます」

そんな訳の分からない台詞を言わせながら、私を1日中犯すのです。
両親は仲のいい兄妹だと思っていたのでしょうが、さすがに1日中部屋から出てこず、時々うめき声や叫び声などがしたら心配になったのでしょう。
私が17歳の夏、とうとう父が兄と私の行為を発見してしまったのです。
普通なら、「何やってるんだ!」と兄を罵倒しそうなものですが、父は私のあられもない姿に欲情したのか、そのまま服を脱ぎ捨て、四つん這いにして後ろから犯している兄を突き飛ばしたかと思うと、痛がる私の頭を押さえつけるようにして私へ挿入してきました。

「心配して来てみたら驚いたな。毎日こんなことをしていたなんて。ずるいぞ。だが、兄さんが就職に失敗したのはお前のせいだな。これからはお父さんにも奉仕するんだぞ」

訳の分からないことを言って、その日から父も私を犯すようになりました。

そして私が短大に入学した次の年、そう母が再婚してちょうど8年目の春でした。
居間で父が私を犯しているところを、外出から早く戻ってきた母に発見されてしまったのです。
私は、(助かった。これで全部終わる)と母に助けを求めようとすると、その母が父ではなく私を罵倒したのです。

「この泥棒猫!人の男を横取りしやがって!お兄さんとのことは見逃してやったけど、お父さんにまで手を出すなんて!」

そう言って散々殴られましたが、全然痛くありませんでした。
肉体的な痛みより、母が兄と私のことを知っていて黙っていたその事実に驚かされました。

その次の日、私は家出をしました。
今は細々とアルバイトをしながら一人暮らしをしていますが、今も兄と父ののしかかるような性行為を思い出すと吐いてしまいます。