彼はどこか母性本能をくすぐるタイプ。
お手伝いしたくなるタイプというのかな。
彼は一人暮らしの部屋に引っ越してきて、何かと私に料理だとか生活用品について尋ねてきて、答えているうちに仲良くなったのがきっかけかな。
週末の休みには買い物にお付き合いしたりして、まるでデートのようになりました。
ある日、いつものお礼にと夕食を彼にご馳走になった時、彼から告白されました。
びっくりしたけど悪い気はしなかった。
一応、お付き合いしている男性がいるって話したけど、彼はお構いなしみたい。
時には引いて時には強引に押してくるメリハリで、くすぐられる部分が大きくなり、彼の部屋に行ってしまいました。
ご飯を作り、そして、彼に抱かれました・・・。
土曜日は彼と、日曜日はお付き合いしている男性と。
そんなデートの日々がいつしか彼の方に比重が傾き、メールも私からの方が多くなっていました。
先日、夏の寝具を買いに彼に付き合いました。
デパートのワンフロアを占める大手家具屋で探しました。
駐車場に戻り荷物を置いて、また店に入り冷たいコーヒーを飲んでおしゃべり。
急に彼がテーブル越しに真面目な顔になり、「俺、今、我慢できなくなってる」と言い出すのです。
「ええ~っ?」
私の手を握り締めて言います。
「この気持ち分かる?」
「分かるって・・・?」
「したい・・・本気で」
私は正面の彼を見つめました。
「どこで・・・?」
コーヒーショップを出て、黙ったまま強引に彼に手を引かれて・・・。
「どこ行くの?」
聞いても彼は答えません。
家具屋の3階にエスカレーターで上がり、奥の駐車場方面へ・・・。
「車で?」
彼は首を振ります。
通路を歩き、駐車場への扉の少し前を彼は右に回ると、その奥にはトイレが。
「ええっ!?」
彼はお構いなく私の手を引き、扉を開けました。
人の気配がないのを確認して、そのまま一番奥の個室へ。
施錠して彼が言いました。
「ここならできるし・・・」
「だってここ・・・」
「ほとんど誰も来ないよ」
「そんなの分からないわよ」
「もう限界なんだ」
彼の言葉に弱い私。
「ほんとに大丈夫?」
彼は私のスカートの中に手を入れ、パンティ越しになぞります。
声が出そうになりました。
「声出しちゃだめだよ」
(そんな・・・意地悪・・・)
立っていられなくなりました。
私を洋式便器に座らせてファスナーを下ろす彼。
私は暗黙の了解で頬張りました。
「もう限界・・・」
彼は私を立たせて壁に向かせ、パンティを膝上まで下ろすと、彼の硬いモノが後ろから・・・。
「あああっ・・・」
「声出しちゃだめ」
必死に我慢しました。
後ろから彼はゆっくり突いてきます。
体の奥まで・・・。
彼の体温を感じます。
壁を必死に支え、深く深く突いてくる彼。
「イ、イクよ・・・」
彼は素早く抜いて放出しました。
ぐったりして肩で息をしていると、優しくキスしてくれてパンティを戻してくれました。
「緊張した?」
耳元で聞かれて頷く私。
「でも、こんなのもいいよね」
私はまた頷いてしまいました。