昔話です。
まだ九州新幹線が鹿児島まで開通していない頃の話です。

その日、私は出張で鹿児島に来ていました。
打ち合わせを終え、帰りの飛行機に乗ろうと空港へ。
PCMAX
最終便の一つ前の便に間に合いそうです。
そう思って空港内に入ると、なんだか騒がしい様子。
ロビーは人でいっぱいでした。
何かあったのかと思い、受付カウンターの上を見ると、『欠航』の文字。
慌てて係の女性に聞くと、福岡での地震と小型機が滑走路上で事故を起こした影響で、飛行機が向こうを飛び立てなくて、飛行機自体が無いらしい。
私が乗ろうとしていた便より、ひとつ前の便から欠航とのこと。
最終便を予約していた人達もぼつぼつ来ていたので、物凄く混雑していたのです。

横を見ると、30代前半くらいの女性も説明を受けていました。
それによると、最終便は今のところどうなるか分からないらしい。
彼女は、宿泊先のことも聞いていました。
しかし、空港沿いのホテルはもう満室状態みたいでした。
外では鹿児島市内に戻る人や、JRに乗り換えようとしている人も居るみたいで、バス停には長い行列が。
説明を受けていた女性と視線が合ったので、「大丈夫ですか?どうしようもないみたいですね~」と声をかけました。

「そうですね~」と困惑気味の彼女。

とりあえず一緒にそこを離れ、空いていそうな空間を探しました。
扉の近くにスペースを見つけたのでそこへ。
話を聞くと、福岡でテレビ局関係の仕事をしているらしく、鹿児島で製作する番組の打ち合わせに来ていたようです。
名前を七海さんと言い、スカートのビジネススーツがよく似合っている素敵な女性です。
年齢は聞きませんでしたが、30代前半くらいだと推測。
独身だということは教えてくれました。

しばらくそこに立ったままでいた私ですが、以前にも似たようなことを経験したのを思い出していました。
あの時は確か、車で山沿いにある温泉旅館に泊まったはずです。
最終便を待っていても乗れる確約はありませんし、今から鹿児島市内に戻ったとしても何時になるか、それにJRの時間もハッキリしません。
それで今回も温泉旅館へ行き、泊まれる宿を探そうと思い立ちました。

彼女に話したら、「一緒に連れて行ってください」とのこと。

空港を出て、レンタカーを借りに行きました。

彼女が、「私も半分出します」と言いましたが、ここは全て私が料金を払って出発です。

道は覚えていましたが、多少混んでいたので、目的の温泉町に着いた頃にはすっかり暗くなっていました。
1軒目の旅館が見えたので、車を停めて聞きに行きましたが、あいにく満室とのこと。
2軒目、3軒目も結果は同じで落胆する2人。
でも、なんとかしないといけません。
ちょっと離れた所にもう1軒見つけて行ってみることに。
古風な造りでしたが、なかなかどうしていい感じの宿でした。
すぐに係の人がやって来たので確認すると、「1部屋なら用意出来ます」とのこと。

(1部屋か・・・)

そう思いながら彼女の方を見ると、少し考えてから、「1部屋でいいのでお願いします!」と彼女。
彼女がそう言うのならとお願いしましたが、(大丈夫かな~)と思っていました。

部屋は狭かったですが、やはり結構洒落ていて、いい感じ。
荷物を置き、とりあえず風呂に入ることにしました。
私が先に部屋に戻り窓際で涼んでいると、浴衣に着替えた彼女がちょっと恥ずかしそうな顔で戻ってきました。
頬の辺りが赤らんでいて、なかなかどうして色っぽかったですね。
部屋には食事の支度がしてあり、彼女に聞いてからビールと日本酒を頼みました。
まずはビールで乾杯したあと料理を堪能。
急な宿泊でも美味しい物を用意してくれて感謝です。

途中で彼女が、「私も日本酒を頂こうかしら?」と言うので、追加して飲んでもらいました。

食事が済むと、入り口付近にあったお土産コーナーへ行き、一緒に見て回ってから部屋へ戻りました。
すると、すでに布団が並べて敷いてあったのです。
ちょっと変な雰囲気になりました。
2人とも疲れていたので、すぐに布団に入りましたが、寝付けるものではありません。

すると・・・。

「あの~、そちらに行ってもよろしいでしょうか?」

なんと彼女の方から声をかけてきたのです。
耳を疑いましたが、顔を向けると恥ずかしそうにしながらもこっちを見ていました。

「いいんですか?」

「はい」

「私の方は全然構いません。というか、こちらからお願いしたいくらいです」

そう言うと彼女は私の布団に入ってきました。
上になり、彼女の顔を見ながら、「本当にいいんですね?」と再確認。

「はい、優しくして下さいね」

(お礼のつもりかも)

そんなことを考えながら唇を重ねました。
一度離すと、彼女は目を閉じたまま吐息を漏らします。
また唇を重ねると、強く吸ってから舌を差し入れ、入れ返してきたので絡め合いました。
浴衣の帯を解くと、やや小振りながら形のいい乳房が露わに。

「綺麗なおっぱいですね」

「でも、もっと大きい方がお好きなのでは?」

「いえいえ、丁度私が好きな大きさです」

そう言うと嬉しそうな顔をしましたが、乳首を舌で転がすとたちまち顔を歪めて喘ぎました。
それから脇の下や乳房の横側、そしてお腹周りへと舌を這わせていき、ポッコリしている恥丘へ。
陰毛は綺麗に揃えられていました。
まずは股の付け根辺りをペロペロ。
するとそれだけで息遣いが荒くなり、足を閉じようとします。
強引に広げて、クリトリスを探して手で刺激すると、身体がピクっと反応しました。
続けると、「ああ~、うん~、あ~」と悩ましい喘ぎ声を聞かせてくれます。
クンニしてあげようと思って舌で触った瞬間に、「ああっ!」と言って身体を突っ張りました。
感度良好のようです。
そのままクンニを続けてから指を2本入れ込んでみると、中はすっかり潤っていていい感じです。
その指を出し入れすると、たちまち昇り詰めた彼女は顔と身体を反らして懸命に快感に耐えていました。

次に、彼女に上になってもらってフェラのサービスを受けました。
結構上手で気持ち良かったです。
彼が居ると言っていたので、その辺りは経験豊富のようでした。
それから、何時間か前に知り合ったばかりの女性に、こんなことを言って良いのか迷いましたが、好きなプレイなのでお願いしてみました。

「お尻をこっちに向けてみて下さい」

「えっ、でも恥ずかしいです、そんなこと・・・」

そう言いながらも、言う通りにお尻を向けてくれた彼女。
マンコとアナルが目の前にあります。
綺麗なアナルをしていて思わず舐めたくなりましたが、嫌がる女性も多いので我慢。
マンコに指を入れたり、垂れ下がっているビラビラをベロベロしたり。
彼女はチンポを咥えたままで喘いでいました。

お尻をポンポンして終わらせ、いよいよ挿入です。
ラブホテルではないのでコンドームはありません。
外に出す約束をして、正常位でゆっくりと入れました。
入れ込んだ瞬間、「ああっ!」と言って顔を歪めた彼女。
十分に潤っていたので、すんなりとマンコの中へ呑み込まれていくチンポ。
全部入れ込み、一度出し入れしただけで、造りの良さを実感しました。
生で入れ込んだのでよく分かりました。
すぐにイッたら男がすたると思い、ゆっくり時間をかけて出し入れします。
でも、彼女もそっちの方が良かったようで、時折キスをせがみながらチンポの感触を楽しんでいました。
しばらくして射精感を覚えた私・・・。
彼女に伝えてから少し動きを速め、発射する直前に抜き取り、彼女のお腹に放出しました。

「ありがとう」

「こちらこそありがとうございました、凄く良かったです」

その後は元の布団に戻り、朝を迎えました。
翌朝は早く旅館を出て空港へ。
ちょっと遅れ気味でしたが、無事に飛行機に乗ることが出来ました。
隣同士の席で帰りましたが、彼女はずっと眠っていました。
向こうに着くと、会社の人が迎えに来ているとのことでそのまま別れましたが、結局、連絡先は聞かずじまい。
一夜限りの良い思い出ということで終わってしまいました。