主人は同い年、子供は保育園に行っている娘が1人います。
その日の朝も、マンションの前で保育園のバスで娘の見送りをして、部屋へ戻りました。
ドアを閉める瞬間、思いっきりドアが引き戻され、知らない男が身体の半分をドアの隙間から入れてきました。
あっと叫ぶ間もなく男が玄関に入って、私を廊下に突き飛ばしました。
身体を起こして振り返ると、3人の男が玄関にいました。
私は口を塞がれ、男2人に脇を抱えられて部屋に引きずり込まれました。
「やっと会えたな、奥さん」
1人が言いました。
見覚えのない男です。
別の男が私を縛りながら、前の時は別の住民がいて断念したと言いました。
「じっとしてればすぐ済む」
レイプ目的であることをほのめかされると、いっぺんに怖くなり、ありったけの声で叫びました。
もちろん、すぐに男の1人に口を押さえられ、「叫んだって誰も来ないよ」と言われました。
うちの両側の住民はこの時間は完全に留守の家庭です。
「お世辞じゃなく、奥さんは今までで一番の上玉だよ」
男の言葉に私は絶望的になりました。
私は下半身を脱がされ、あそこにマッサージ器を当てられました。
足をばたつかせても2人がかりで脚を開かされます。
あそこに振動を感じると、私は歯を食いしばって、その感覚を無視しようとしました。
「濡れてきたぞ」
笑いながら言われました。
私は情けないことに、抵抗しながらも、もう一方で快感を得ようとする自分がいたのかもしれません。
「あんあん」と甘えるような口調になってしまっていました。
「じゃあ俺からでいいな」
1人が私の脚を割って身体を入れてきました。
男のお腹の肌が自分の太ももに擦れます。
(やられたらおしまい)
私は必死で藻掻きましたが、別の男に強く押さえられています。
男のあれが入ってきました。
男は私をしっかり抱きしめ、下半身を前後に動かしています。
男の肩越しにビデオカメラを構えた男が見えました。
絶望的になり、身体の力が抜けていきました。
1人目の男は終わったようです。
顔の前に自分のを差し出して、「掃除しろ」と言いました。
(え?まさか中に!)
私は悲しくなり泣きました。
男はこぶしを私の頬にぐりぐりして、「グーで殴ろうか」と凄みました。
「いや」と言うと、無理やり口に押し込んできました。
次の男に入れられました。
「フェラチオが上手いな、何回でも元気になりそうだ」と言いました。
男にされながら別の男のペニスを舌で味わう自分がいます。
我に返るたびに涙がこぼれました。
(だめだめ)
自分に言い聞かせました。
声に出ていたのかもしれません。
気配を感じていました。
(このままだとイッてしまうかもしれない)
そんな気配です。
自分に聞こえるように、「だめだめ」と言いました。
主人とでもイッたことがありませんでした。
「だめ、いや」
男は激しく動いて、「どうだ」と言わんばかりです。
「ああー、いい」
(しまった!)
私はとうとう言ってしまいました。
男達は笑い、「もっと気持ち良くさせてもらえよ」と囃しました。
結局私はイカされてしまいました。
「イッたみたいだな」
(早く終わって欲しい)
そう思うだけでした。
抵抗せず言いなりになれば早く終わる。
どっちにしろ地獄でした。
男達の行為は終わって、私はソファに縛られていました。
まだ頭がぼーっとして身体のどこかが痙攣しています。
男達は勝手に冷蔵庫のビールを飲んでいました。
テレビを指差して笑っています。
そこに映っているのは私です。
男のアレをキャンディを舐めるように舌でしています。
愕然としました。
「欲しいなら『欲しい』と言ってみろ」
男にそう言われて私は、「ちんぽ欲しい」と答えていました。
その夜、主人は私の異変に少しも気づいてくれませんでした。
もし「どうかしたのか?」と主人に聞かれたなら、泣き崩れて話したかもしれません。
私はその夜、娘と寝ました。