大学を出て今の小学校に赴任して、充実した1年を送っていたのですが、そんな時に恭平は浮気したのです。
新しい仕事に慣れるまで大変だったけど、とても頑張っていた時だっただけに、がっかりしました。
しかも、浮気相手は私がちょっと苦手にしていた女友達でした。
その子は男なら誰でもいい女なんです。
そのことが原因で、その子とは縁を切りました。
もちろん恭平とも別れました。
その後、恭平は私からその女に乗り換えたと噂で聞きました。
そんな時、恭平からメールが来ました。
『やっぱり理香が忘れられないんだ。あんな風に別れたことを後悔している』
私は返事を返しませんでした。
だって浮気相手と上手くやってるのに、なんでまた私にメールするわけ?
そう思いながらも私はちょっと動揺しました。
半年前までは好きだったからです。
最近やっと思い出さなくなってきたのに、今になってなんで・・・。
私は仕事に打ち込みました。
でも、ふと時間があると思い出してしまうのです。
『会って話がしたい』
『そんなこと言ったって、あの子と上手くやってるんでしょ?今さらどうしたの?』
私はとうとう返信しました。
『返事をくれないと思ってたから嬉しいよ。あいつ、男だったら誰でもいい女だった』
それは知ってます。
だから私という彼女がいるあんたにちょっかい出したのよ。
『やっぱり理香がいい。理香じゃなきゃダメなんだ。やり直したい』
私はその文面を何度も読み返しました。
何度も読み返しているうちに、アソコがジーンとなるのを感じました。
恭平のいい匂いに包まれたい。
恭平と裸でイチャイチャしたり、いたずらし合ったりして笑っていたあの頃に戻りたい。
知らないうちに涙が溢れてきました。
嫌いになって別れたわけではないので、またやり直してもいいと思うようになりました。
(でも、浮気する人はまた同じ過ちを繰り返す・・・)
そう思うと二の足を踏んでしまいます。
頭の中と体が一致しません。
私はすぐに電話をしました。
久しぶりに話す恭平は元気そうでした。
「理香に会いたい、会ってセックスしたい。あっ、ごめん、正直で」
変わってません。
以前と同じように、私たちは電話で笑い合っていました。
恭平は下ネタ全開の人です。
いつもふざけてばかりの人でした。
「私も会いたい。でも、また浮気するんじゃないかと思うと心配で」
「もう絶対に浮気はしない。理香が忙しくしてたから寂しかったんだよ」
それを言われると言い返せません。
恭平は寂しがり屋です。
「絶対に約束よ。お願いだからね。・・・それなら会ってもいいわよ」
私たちは前によく使っていたホテルで待ち合わせをしました。
ロビーで落ち合って、手を握り合って、部屋に一緒に入りました。
初めて恭平とエッチした時と同じように心臓はバクバクしていました。
たった半年離れていただけで、これからエッチしようとしているだけで緊張するなんて。
「理香、少し見ないうちに可愛くなったね。綺麗だよ」
ソファに並んで座って、恭平は理香の顔に掛かった髪の毛を耳に掛けたり、頭を撫でたりしました。
恭平は痩せてる人でしたが、さらに線が細くなった気がしました。
「痩せたでしょ?ご飯ちゃんと食べてる?」
そう言うと恭平は私を抱き締めました。
私は久しぶりに恭平のいい匂いに包まれて癒されました。
髪の毛が長くなって、サラサラの髪が抱き合った私の顔に掛かります。
そのままベッドに移って何度もキスをしました。
キスをしながら私は涙を流していました。
どうしてこんなに好きなのに別れてしまったのか。
どうしてこんなに好きなのに私を裏切って浮気してしまったのか。
そんなこと今は考えても仕方ないと思い、その考えを打ち消しました。
「好きだよ、大好きだよ。理香、別れて分かったんだ。もう離さない」
恭平は何度もキスをして、いつものようにエッチをはじめました。
いつものエッチは安心します。
私は恭平の言うままに、おちんちんをフェラしたり、クンニされたりしました。
何をしても懐かしい、でも何をしても新しい、そんな不思議な感覚に襲われました。
何度も名前を呼び合ったり、何度もキスをしたり、何度も恭平のおちんちんをあそこに入れたりして、前はいつもしていたエッチを久しぶりに楽しみました。
浮気されたこともどうでも良くなっていました。
嫌いになって別れたわけではないので、半年という間が空いて、好きはますます強くなっていきました。
恭平が普段と違う愛撫をしてきたり、したことのない体位をするのに気が付くと、半年という、私と一緒でなかった時間を感じます。
でも前の恭平だと思ってはいけない。
新しい恭平だと思って、これからも好きでいようと思いました。
恭平と裸のままベッドに寝転んでいると、今まで何もなかったかのように、好きなままでいられる錯覚に陥りました。
本当は違うのに。
でも恭平がいい。
前のようにイチャイチャして、乳首を摘んだり、乳首を舐めたりしました。
大好きだからもっといやらしいことがしたい。
浮気されたことを忘れてしまうほど、めちゃくちゃにして欲しいと思ってしまうのです。
あの半年前の出来事が、嘘だったと言って欲しい。
恭平とキスしていると、好きな気持ちが高まってくるのです。
小鳥のようなキスをしたり、メロメロになるようなキスをしたり。
キスするだけで私は興奮しているのが分かりました。
恭平が大好きだから。
キスしながら背中に指で触るか触らないくらいの、やさしい愛撫をされるのが好きです。
背中からお尻、お尻から太ももと、行きつ戻りつするその愛撫だけで、ずっとして欲しいと思ってしまうのです。
そして大きくなったおちんちんをフェラしたり、涎をいっぱいにしてクンニされたり、私の大好きなシックスナインをしたり。
ちょっと無理やりな感じでフェラさせられたりして。
(こんなに強引な人だったかな?)
その後は、クンニした後に太ももや、ふくらはぎ、足の指まで舐めてくれたのです。
以前はそんなに丁寧に私を愛してくれたことがなかったのに。
私とエッチするのがとても嬉しいんだと思いました。
どんなことをされても、恭平がしてくれるならそれでいい。
クリトリスを甘噛みされたり、クリトリスを激しく弄くられたりしてから、恭平がどこからかゴムを出して付け始めました。
おまんこに熱いおちんちんを感じて、私は吐息を漏らしました。
大好きな恭平のモノを受け止めていると思うと、また涙が出ました。
「大好きだよ、もう離さないでね、恭平」
耳元でつぶやきました。
恭平は大きく頷いて、腰を激しく振りました。
「もう絶対離さないよ、絶対だよ。大好きだよ、大好き、理香」
何度も何度も愛の言葉を交わしました。
キスをして、気持ち良くなって腰を擦りつけ合って、私の中で恭平は果てました。
しばらく2人とも動かずに抱き合っていました。
(ずっとこうしていたい・・・)
そう思いました。
恭平は元彼ですが、今は私の彼です。
もう絶対に離しません。
そして離れません。