部屋のゴミ箱を片付けに行き、その中に丸められた青臭いティッシュを見つけると、不思議なほどに心が躍って仕方なかった。
夫と同じ匂いを鼻の奥に嗅ぎとりながら、また夫とは違うであろうそれを頭の中に思い描いてしまうと、どうしようもないほどに胸が熱くなる。
(なんてふしだらなことを・・・)
そう分かっていながらも、誰もいなくなったあの子の部屋の中で、そのティッシュを手のひらから離すことができなかった。
あの子のベッドの中に潜り込み、あの子の匂いに満たされながら、下着の中に入れた指を動かした。
瞼の裏で、いつもあの子は優しく微笑んでくれて、そして裸の私を見下ろしながら、ゆっくりと動いていた。
いつも泣きながら私はあの子を見上げ、そして逞しくなったあの子を受け入れながら、それを心から喜んでいた。
そんなことばかり考えていたから、私にも隙があったのかもしれない。
学校から帰ってきたばかりのあの子に後ろから抱きすくめられ、唐突に求められても、私は驚き震えているだけで、声を出すことも出来なかった。
乱暴に服を奪い取られ、ようやくことの大きさを理解して慌てて拒んでみたけれど、心のどこかでは、それを嬉しがっていたのかもしれない。
頬を叩かれ、乱暴に乳房を握られて、私は泣いたりしたけれど、予想外の力強さと荒々しさを喜んでいた自分がいたような気もする。
鬼のような目をして私の上に跨がるあの子は怖かった。
どんなに泣いて頼んでもやめてはくれなくて、男の人の怖さを初めて知った。
夫ではなく、それを息子に教えられたことが、私から拒む力を失わせた。
大人しく従っていれば、あの子は比較的優しくて、落ち着いてくると大事そうにキスもしてくれた。
(ああ、きっとこの子も怖かったのかな・・・)
そう思うと、なぜか不思議なほどに愛しくなった。
「お父さんには内緒よ」
その言葉があの子には免罪符のように思えたのかもしれない。
初めの頃は恐る恐るだったのが、今ではまるで夫のような態度で臨んでくる。
その方が私も諦めがつくし、楽しむこともできるから別に構わない。
私の産んだものが、私の中に戻ってくる。
それは、夫なんかとは比べものにならない快楽を私に与えてくれる。
あの子が、私の上で呻いている姿が、どうしようもなく可愛らしくてならない。
将来の自分にあまり期待なんてしていなかったけれど、あの子のおかげで、少なくとも今は生き甲斐のようなものがある。
日に日に上手になって、私を満足させようと一生懸命になってくれるあの子のために、私も綺麗でいようと努力できる。
きっと褒められたことではないのだけれど、あの子に抱かれるようになって、私は満足している。
何も考えずに、ただ夢中になって、あの子を欲しがればいいだけの生活が、ずっと続けばいいと思っている。
近親相姦って本当に最高。
息子が風邪気味で早々と眠ってしまったので、今は私1人の時間。
数時間前の余韻を楽しみつつ、これを書きます。
「熱があるのだから今日はだめ」
そう言ったのに、夕食後に求めてきました。
後片付けをしている私の後ろから抱きつきながら、息子の手が胸の辺りを弄ります。
私は仕事から帰ったまま着替えをしていなかったので、スーツの下のブラウス1枚の姿でした。
少し肌寒い日だったので、キッチンと続いたリビングには暖房が入れてあります。
そのブラウスのボタンがあっという間にはずされ、ベージュのブラジャーが剥き出しになりました。
始まってしまうと、いくら抵抗しても無駄なことを今までの経験で学びました。
だから私は、しばらくの間、息子の好きなように体を触らせます。
そのうちにこちらも火がついて、気がついたときにはキッチンの床に膝をついて、息子のアソコに舌を這わせています。
「ううっ」
目を閉じてそっと含むと頭上から息子の喘ぎ声が聞こえ、それが私の欲望をよりいっそう高めます。
タブーを犯していることの忌わしさなど、この瞬間の私にはこれっぽっちもありません。
私はただ息子にもっと歓んでもらいたくて舐めたり吸ったりします。
「ママ、いつものしてよ」
一心不乱におしゃぶりしていた私に、息子が言いました。
私は頷き、ほとんど外れかけたブラジャーをむしり取るように外します。
それからもう一度咥え、唾液を多めに絡ませてから片手で握り締めます。
息子のアソコは真っ赤になっていて、これ以上ないほど大きくなっています。
その熱い塊の先を、私は自分の乳首に押しつけます。
「あん」
それだけで吐息のような声が私の口から漏れてしまいます。
そしてさらにバスト全体を潰すようにまわしてあげると、息子の歓びの声がいっそう高まります。
「やばいよ。我慢できなくなっちゃった」
本来ならこのあとバストで挟んであげるのですが、それは今夜はありませんでした。
そのかわり、キッチンテーブルに覆い被さるような格好でパンティストッキングと下着を脱がされ、両足を大きく広げた状態で後ろからされました。
テーブルがガタガタと音を立てて揺れるくらい強く突かれ、声をあげて悶える私。
求められる都度、舌を差し出し、絡め合い、痛いほど強く胸を揉まれても、それでもなお声高く喘ぐ私・・・。
職場では割と有能で通っている私の正体は、15歳の男の子にイカされる、ただの淫乱な女なんです。