「お兄ちゃん、何して遊ぶの?」
「今日はいいことしような」
私は首を傾げました。
兄に連れられ、私の部屋に行きました。
「知ってるか舞(私)、じつはな・・・」
「え~!嘘~?」
ここから簡単に言います。
兄は私に、「小学生になった女の子は、兄のアソコを咥えておしっこを飲まないといけない」と言いました。
私は訳が分からず、でも兄に従うしかありません。
兄はズボンとパンツを脱ぎました。
「ほら、ちょっと触ってみろよ」
お風呂では見たことがありましたが、実際に触ったことがありませんでした。
恐る恐る触ると、すごく硬くなっていました。
「ほら、自分で口に咥えな」
私は口を大きく開けて咥えました。
そのまま兄に頭を持たれ、前後に動かされました。
兄が喜んでいたので、なんだか私まで嬉しくなりました。
「じゃあ頼むよ」
兄はそう言うと、私の口の中におしっこか精液か分からないものを出しました。
(このときの私には分かりませんでした)
私は言われた通りに、苦かったけど全部飲みました。
「いいか、舞。このことは他の人には言っちゃ駄目だよ」
「何で?」
「それがルールだから」
私は昔から『ルール』という言葉に弱く、守らないといけないという思いが強かったので頷きました。
「舞、これから毎日1回はしないといけないからね」
「うん、分かった」
それからは何の疑問もなく、毎日しました。
時には2、3回するときもありました。
他の女の子も、お兄ちゃんがいる家では普通のことなのだと思っていました。
でも私が6年になると、兄は大学生になって一人暮らしをはじめ、それをきっかけにあまりしなくなりました。
でもたまに家に帰ってきた時はしました。
その時は最低でも1日に2回はしました。
私が中学生になってもされ続けました。
今振り返ってみると、私はすっかり兄の性奴隷になっていました。
私は高校に進学して、勇気を出して友達に話しました。
「そんなルールなんてないわよ。あんた騙されてるのよ」
ショックでした。
家に帰ってずっとトイレで泣きました。
両親に言おうと思いましたが、言えませんでした。
数日後の週末、兄が何食わぬ顔で帰ってきました。
「舞、今日もやるぞ」
「お兄ちゃん、あのね・・・」
私は友達に聞いた話を兄に言いました。
兄は土下座して謝ってきました。
「ごめん。本当のこと言おうとしたんだけど言えなかったんだ」
「もういいから」
兄を許しましたが、私が受けてきた心の傷は、成人式を迎えても癒えることはありませんでした。