翌朝、朝食後に部屋に帰ってくると布団はない。
縁側のソファでイチャイチャしてるうちに、浴衣を上手く脱がせて、帯で手首を縛ることに成功。
そのまま俺の帯も使い身動きできないようにまで縛ることができた。
PCMAX

「ちょっと何してんのよ!」

外から見えないように障子を上手く開けて、ユカさんの体に日差しを当てるようにした。

「やめてよ!」

睨みつけてくる。
ソファで全裸。
結婚した今でも胸を見せることを恥ずかしがるユカさんにとっては屈辱だろう。

「恥ずかしい・・・こんなのやめて」

「・・・」

無言で見つめる俺。
ウルウルとした表情になっていた。
白い肌に貧乳スレンダーの体は大好きなのだが、見られて死ぬほど恥ずかしいのか顔は真っ赤。

「・・・見ないでよ」

さらに泣きそうなる。

「俺も恥ずかしいことするよ」

ユカさんの恥ずかしがる姿に俺もおかしくなったのか可哀想になったのか、俺は立ったモノをしごきだした。

「ちょっと・・・何してんの?」

「ユカさんのその格好を見ながら、1人でイクよ」

「・・・嘘、ほんとに?」

驚きの表情が見えた。
変態だと思われていいから、俺はユカさんに見て欲しかった。
微妙な時間だった。
食い入るように見つめられる。
ユカさんの体にも反応が出てきた。

「乳首が立ってるよ」

隠そうとして動けない。

「やだぁ、見ないでよ・・・」

日差しが当たって尖る乳首に影ができていた。
俺はイキそうになって、ユカさんのお腹から胸の辺りに近づいた。

「どうなるの?」

「もうイクよ」

「えっ?っえ?」

俺の顔と棒を交互に見つめる姿が面白い。

「うう・・・っっく」

白い肌にべったりとかかった。

「アツっ、熱い!」

帯を解き、ティッシュでユカさんの体を拭く。

「大丈夫?気持ち良かった?なんでこんなことしたの?」

「うん。たまには俺が恥ずかしいことしてもいいかなと思ってね」

「ふーん、やあああん」

無関心を装うも、アソコに手を伸ばすともうトロトロ。
ソファで対面座位を開始。
背の高いユカさんは俺を見下ろす。
胸がちょうど俺の顔の辺りにくるので、舐めるとヨシヨシするみたいに俺の頭を撫でてくる。
その後に自分が見下ろして、俺が見上げるキスへの流れが好きらしい。
『してあげる』って感じが好きなようだが、キスを逸らしたら、物凄い悲しそうな顔した。
その時、アソコがキュッと締まった。
可哀想になってキスをしたら、体の力が抜けて締まりもゆるくなる。
分かりやすいくらいツンデレ。
そのままゆっくり動きながら会話をした。

「さっきのどうだった?」

「精子って熱いんだね。ビックリした」

「触ったことないの?」

「あるけど、胸やお腹にかかったのは初めてかも・・・熱かったよ」

さらに続く。

「なんかね、嬉しかった。私でしてくれてるんだって思ったよ」

その言葉に一気に下半身に血が行くような気がした。
そこからスパートをかけた。
Mとはいえ、あんまり変なことはしたくなかったので、この程度で一番虐めたくらいかな。

他に会社で萌えたことがあった。
ユカさんが朝からちょっとそわそわしてることがあった。
昼過ぎにメールが来る。

「今日の私、変かな?自分にガッカリだよ」

「いつもと変わらないよ。どうしたの?」

「ブラしてくるの忘れた」

・・・まあ、別に厚い生地でできたベストを着る事務の制服なら、ノーブラでも分からない。
言われて見れば、カップで水増ししてないから、いつもより胸がない。
もちろん物陰でフニフニと揉ませてもらった。
今でも年に1回くらいはブラを忘れることがある。

以上でした。

この後、俺とユカさんは結婚した。
付き合いはじめてから、ユカさんはみんなに対しても少しだけど笑顔が増えて、ナオさん化した。
ナオさんは育休に入ってみんなユカさんに仕事を頼むことを恐れたが、あまり怒らなかった。
少々ツンが減った。

朝礼で所長が俺と結婚の報告をした時は、みんな衝撃だった。

「ネタ?偽装?」の声が上がる。

結婚して3年経つが、今でも夫婦を疑われてる。

書いてなかったが、身長は俺が180センチ、ユカさんが170センチ。
ユカさんとナオさんは同期だけど、俺は2人の3年後輩に当たる。
わかりにくい表現でゴメン。

ユカさんと付き合うことになって、しばらくするとデレデレばっかりではなくなった。
基本ツンだし、怒ると怖い。
なかなか許してくれないこともある。
仕事のミスにも厳しかったが、結婚しても変わらない。
毎日が真剣勝負みたいな感じ。
それと、ユカさんは体調で濡れにくい時があって、そういう時にすると膀胱炎になる。
いつもできるわけではないが、だからか調子のいい時にすると乱れてしまうようだ。

貧乳で胸に自信のないユカさんは、基本的に明るい部屋ではしない。
必ず電気を消すように言われる。
見られることを気にしなくていいから集中できるという理由で、バックが好きなくらいだ。
少しでも明るいと、正常位の時はずっと腕組んで胸を隠す。
でも感じてくると何かを掴みたくなるようで、隠せなくなる。

「見ないで、見ないで!」

「隠せばいいじゃない?」

キッと睨み返してくる。

「誰が邪魔してるの?集中できないから気持ちよくなれない!」

動き出すとまた掴みたくなり、さらにバンザイするように手が上へ行って完全に解放状態。

「見ないで、見ないで、見ないでよぉ!」

見せたくない胸を突き出すように弓なりに体を逸らせて昇天。
ウム、萌える姿だ。
でも、なぜか騎乗位の時と対面座位の時は胸を気にしない。
正常位は視線を感じるから嫌だけど、騎乗位は女の人がきれいな姿だからOKで、対面座位の時は視線を感じないからだという。
よくわからない。

それと、海では水着は絶対にビキニを着る。
女性はビキニを着なくてはいけないと言う。

「海でワンピースを着るなら来るな」と言っていた。

ビキニはパッドもあるから恥ずかしくないようだ。
巨乳のナオさんと並んでも恥ずかしくないらしい。
残念だけど、ナオさんのビキニ姿は見たことがない。
つーかユカさん、ポロリしそうで怖い。

野外はトラウマ。
1回だけ外でしたことがある。
誰も来ない山の中で、屋根とベンチとテーブルのある休憩所のようなところ。
最初は立ちバックでしていたが、最後にはテーブルの上で正常位。
無理に言って頼んだらしてくれた。
でも、それほど気持ちよくはなかったようだ。
ユカさんは目を開けた時のことを喋ってくれた。
テーブルでの正常位中に、横を向くと遥か麓が見えて、再び前を向くと自分の脚が上がっていて、片方の足首にパンツが引っかかっている姿が見えて恥ずかしかったと言っていた。
外は集中できないし、私は興奮しないと申された。
この「私は・・・」という部分。
ナオさんから野外でした話を聞いたことあるそうだ。
ナオさんは、声の我慢と誰かに見られそうになる感覚にメチャメチャ濡れたらしい。
でも、怖いから癖にはならないし、基本は嫌だとか。
で、その日の真夜中、正確には朝方にメールがきた。

『昨日の山のテーブルにひっくり返ったカエルがいた。カエルが鳴いてると、だんだん自分になってく夢を見たよぅ。それと麓の家まで自分の声が届く変な夢』

今でもその山の近くに行くと嫌な顔をされる。

ユカさんは声をいつも我慢している。
ホテルでは声を我慢する必要はないので、少々いつもより気を遣わない。
そして膀胱炎になりやすいので、激しい手マンはあまりしない。
いつだったか、ホテルのローションにすごくいいヌルヌルなものがあり、ユカさんの調子のいい時だったので手マンをしていた。
ベッドでM字に開き、少々ペースを上げる。
突然、手の動きに合わせて喘ぎだした。

「はぁぁ、イッ、イクッ、イクッ、イクッ、イクッ、イクっ・・・」

ずっと続き、声が止まらなくなった。

「イク」なんてこれまで絶対に口にしなかったのに、手マンのペースに合わせて喘いでくれるなんて感無量。
じっと見つめてしまった。
そこでユカさんと目が合う。
ユカさんはハッと驚愕した表情になって、手マン中に突然、自分で動けることを思い出したかのように立ち上がる。
そして浴室まで逃げていった。
追いかけると下を向いてブツブツ言ってる。

「30にもなって私、何言ってるんだろう・・・。自分の言ったことに責任を持たないといけないのに・・・」

責任を持たないといけない?
よくわからんが萌えた。

ただし、その後がいけなかった。
この時のことで何回もユカさんをからかった。
それで本当に我慢するようになって、変な息遣いでイクことを覚えた。
これが、萌えない息遣い。
二度と「イク」と言ってくれることはなさそうだ。

俺と付き合うまで正常位とバックしかしたことのなかったユカさん。
ナオさんから騎乗位など、他の体位のことを聞いていた。
ナオさんは彼氏と会ったら必ずエッチしていた。
結婚後もほぼ毎日しているが、どうもあまり1回が長くないようだ。
前彼が早漏だったユカさんにとって、「たぶん15分くらいが一番長いかな」というナオさんの話は1つの基準になったようだ。

それに対抗するため、時計を見ながら立ちバックでずっとするよう言われた。
立ったり萎えたりしながら挿入し続けて、俺はできる限りのことはした。
ただ入れてるだけならずっと持ちそうだったけど、体力が持つ限り突いた。
52分。
俺の立っていた場所には汗で水溜り。
2人とも死んだようになった。
翌日、ユカさんは膀胱炎に・・・orz

ある時、ユカさんの調子が良くて、溢れそうになるくらい潤っていることがあった。
正常位では滑りが良すぎて、お互い気持ちよくない。
正常位→側位→松葉崩しとしたら、もうユカさんは悶絶。

「あうう・・・ぅぅうぅ」

ちょっと獣じみた声を出す。
お互い強い快楽が得られたが、膣が広がったようだ。
翌朝、通勤途中に来たメール。

『おしっこが壊れた。ジョーロから出てくるみたい(*>ω<)』

素敵な表現をありがとう。
以後、膣に空気が入ってオナラのような音が出たりと、ユカさん自己嫌悪に陥る。
今は治った。

「松葉崩しは気分いい」とリクエストされる。

挿入したまま体位の移行をできることをナオさんに報告。
ここ辺りでユカさんはコンプレックスを解消。
それまでは、ナオさんがこんなことしてるということを言ってくれたが、それ以降は言わなくなった。
ナオさんのセックスライフが聞けなくなったのは、ちょっと残念。

ホテルの鏡の前で立ちバックして、ユカさんの体を見たことがある。
小ぶりだが、偉大な重力の力で胸は揺れていた。
目の前には細長い背中と揺れる髪。
鏡の中は長い手足でスレンダー(貧乳)な体と、気持ち良さそうな表情。
本当にキレイだった。

でも幸せは長く続かない。
最初は俺の意図に気付いていなかったが、鏡の中で目が合って激しく抵抗。
笑顔のユカさんから出た言葉。

「集中できるバックなのに邪魔しやがって!このチンカス野郎!」

笑顔のユカさんから汚い言葉で罵られた。
フェラで軽く噛まれた。

「もうしません」と謝ったが、隙あらば抵抗できないような状態にして、またしたい。

ナオさんとユカさん。
俺からすればそうではなったが、ナオさんの誰にでもやさしい思わせぶりな言動が小悪魔的と感じた男性社員は多かった。
ナオさんは結婚後、可愛さ余って憎さ百倍となった男性社員から一部評価を落とした。
既婚、30代に突入した2人は噂されることも少なくなった。
そういう話は20代の女性社員に立場を譲った。
でもナオさんの巨乳は健在。
ユカさんとナオさん、胸も身長の差も相変わらずだけど、職場での差は少々縮まった。