あれは俺が20歳の頃の忘れられない話。

俺は建設会社の現場監督として働いていた。
総工費30億ほどのホテル建設現場で完工間近。
バブルの余韻がまだ残る12月の週末、ちょっと早い慰労会を行なうことになり、夕方から割烹料理屋へ。
PCMAX
そして二次会、三次会と続いた。
その頃には人も減り、所長と俺を含めた若い連中3人。
普段は絶対に来れなさそうな高い店だ。

「ここまでの支払はしとく。後はこれで足りなかったら領収書持ってこい」

そう言って5万置いて帰られた。
そこで閉店まで大人の遊び方を勉強しつつ、ブランデーをカポカポ煽って解散。
店の前で同僚と別れ、駐車場に向かう。

「うぇ、ちょっと飲みすぎたか?」

駅の横道を歩いていると人影が見える。
徐々に近づくと、それは女性だった。
歩道の花壇にもたれかかって動かない。

(酔っ払いか?)

歩幅を狭め、ゆっくり確認しながら通り過ぎる。
そしてそのままバックして戻り、再度確認。

「大丈夫ですかぁ?生きてますかぁ?風邪引きますよー」

肩をポンポン。
終電も過ぎ、人通りもない歩道。
本当に良心での行動。

「あ・・・すみません」

彼女は起き上がった。
20代後半に見えた。
パッと見ホステス、前髪の立ち方がそんな印象を与えた。

「大丈夫ですか?」

「え、ええ、飲み過ぎちゃって・・・」

立ち上がったがフラフラで腰までフニャフニャ。

「タクシー呼びましょうか?」

「い、いいです。家近くですから」

そう言って立ち去ろうとするが、まともに歩けていない。

「肩貸します。家近いんですよね?」

「じゃあ、お願いします」

着いた所はマンションの5階。
バッグの中から鍵を取り出して室内へ。
彼女が内鍵を閉め、「こんな物!」と言いながら鍵を廊下に投げ捨てる・・・。

(なんだこの人?)

そう思いながらも、立派な部屋に感心。
ベッドに寝かせて・・・。

「じゃ僕はこれで」

当時は(今も)彼女一筋。
本当に良いことをしたと自己満足して帰るつもりだった。

すると彼女が僕の手を掴み、「もう少しだけいて下さい」と言う。
僕は戸惑いながら、その状態のまま床に座り込んだ。
10分ほど経ち、彼女が寝たと思い帰ろうとすると、またギュッと手を握ってくる。

(困ったなぁ・・・)

記憶が飛ぶ。
いつの間にかベッドを枕に寝ていた。
時計を見ると2時間くらい経っていた。
しかし、手はそのまま。
彼女の方を見ると、彼女は泣いている。

「どうしました?」

顔を覗くと、彼女に抱き締められる形でベッドへ。
泣き止まない彼女。
僕はただ困り果てた、なす術がない。
すると彼女はいきなりキスをしてきた。
舌が入ってくる。
濃い色の口紅が不味い。

“M美(当時の彼女)、ゴメン!”

心の中で叫び、泣きながらのセックスがはじまる。
紺色のパンツスーツを脱がせ、水色の下着姿に。
その頃には泣き止み、喘ぎ声をあげるようになっていた。
ブラを取り、手のひら大のオッパイを必死で揉む。

「あっ・・・あっ・・・」

初めての年上女性に多少緊張しながらも攻める。
パンツを脱がせクンニしようとするが拒まれ、攻守交替。
服を脱がされ濃厚なフェラ。
M美とは比べ物にならない。

ジュポッ、ジュポッ、ジュポッ、ジュポッ。

頬をへこませ、泡だった唾液が垂れる。
再び攻守交替。

「大丈夫だから」

彼女は自分でチンポを導く。

「はうっ、あっはあぁぁ」

初めての年上女性、初めての生挿入、そして・・・。

「イ、イキます」

初めての中出し。
挿入から2分くらいだった。
今までのセックスに疑問が湧くほどの快感。
でも若いって素晴らしい。
出してもガチガチのチンポ。
そのまま抜かずの2発目。
多少余裕が出てくる。

「はっ・・・あっ・・・あっ」

僕は、パンパンパンと激しく音を立てながら射精した。