6年前の話だ。
当時入社して1年目の彼女。
まだガキっぽさが抜けてなかったな。
実家が同じ地元ということで何度か飲んだりした。
友人と一緒に俺のマンションに遊びに来たことも何度かもある。
『亜佐美』という名前だが、知り合って少しして名前で呼ぶのも堅っ苦しいからと、『アサミン』と呼ぶようになった。
アサミンは俺のことを、『兄貴』と呼んだ。
彼女には付き合っている男がいたし、俺にも彼女がいた。
俺は数年前に賃貸マンションから1戸建てを購入した。
知らなかったが、なんとアサミンの家の近所だった。
歩いて10分弱の距離。
これには俺もアサミンもびっくりした。
「兄貴の家に遊びに行ってもいい?いいでしょ?」
そんな状態で友人&妹的な感じの付き合いだった。
可愛くて、よく俺に懐いてくれてた。
16歳も離れてるから兄貴っていうのはおかしいが、彼女は俺を兄として慕ってくれた。
当然、変な関係ではなかったし、俺も妹のように可愛がった。
飲みながらお互いの近況を話したり、悩みを打ち明けてきたり。
「兄貴とお酒飲むのって楽しいなあ」
「彼とも飲むんだろ?俺より彼とのほうが楽しいだろう?」
「ううん・・・飲まないの」
「なんで?変だろ、それって」
「だって・・・面白くないもん。飲んでも。兄貴とだったらとっても楽しいよ」
「じゃあ飲みたいときは誘えよ」
「うん!」
可愛いし、素直。
全体的に華奢な体型。
で、チビ。
身長150センチだから。
俺は183センチだから身長差32センチ。
まあ、小さいって感じてた。
それも可愛いと感じた理由のひとつだけど。
恋愛感情はないのか?って言われたらゼロってわけではなかった。
ただ、俺も当時は彼女がいたしね。
半年前の7月だった。
土曜日の昼過ぎ、自宅にいたらその妹分から電話がかかってきた。
「兄貴ぃ・・・これから兄貴の家に行ってもいいですか?」
ものすごく沈んだ声。
今にも泣きそうな感じだった。
「アサミンか?ああ、いいよ」
二つ返事で俺は遊びに来るよう伝えた。
1時間半くらいして玄関のチャイムが鳴った。
ドアを開けたらアサミンが俯いて立っていた。
「兄貴ぃ、ごめんなさい。急に来ちゃって」
いつもと違う、消えちゃいそうなくらい小さな声だった。
(何かあったな?)とは思った。
「ん?まあいいよ。上がんな」
そのまま室内に入れて、リビングのソファーに座らせた。
コーヒーを淹れて、アサミンと俺のカップに入れて渡した。
いつもとは全然違う雰囲気。
アサミンは明るくてしょっちゅう笑わせてくれるやつだったが、今日は一言も話さずに、黙って出されたコーヒーに口をつけてた。
俺も聞きづらいし、間が持たないのでテレビをつけて、しばらく黙ってお互いにテレビを見た。
アサミンが突然、口を開いた。
「兄貴ぃ・・・私ね・・・別れちゃったの」
「ん?カレシとか?」
「うん・・・さっき、別れ話が出てね・・・」
少しベソをかきながら話しだした。
黙って俺は聞いた。
話したいだけ話させてやったほうがいいなと感じたからだが・・・。
「うわぁぁぁ・・・」と泣きだして、俺に飛びついてきた。
俺は黙ってアサミン抱き締め、頭を撫でてやった。
長年付き合った彼氏との別れだ、辛いのも当たり前。
結構な時間、泣き続けていたが、ヒックヒック言いながら俺から離れて、俺の隣に座ったまま俯いて涙を拭いた。
「アサミン・・・可哀想だが、出会いがあれば別れが来ることがあるよ。それが早いか遅いか・・・人によって違うよな?お前は可愛いんだから、また新しい彼氏ができるって。兄貴が保証する。彼氏ができるまで兄貴と遊べばいいじゃないか。飲みに行ったり、食事に出かけような」
俺なりに慰めた。
じっと聞いていたアサミン。
「う、うん・・・兄貴ぃ?」
「なんだ?」
「あ・・・兄貴のこと、好き」
ソファーの上にきちんと正座したと思ったら、いきなり告られた。
「は?・・・意味わからん」
「ええっとね・・・。兄貴のこと、本当は好きなの」
「お前、このタイミングで言うか?それ」
「だって・・・彼女いるし・・・いくら好きでも言えずにいたんだもん」
「アサミン・・・マジか?だったらカレシとはなんで付き合ってたんだ?」
「兄貴の代わり・・・。嘘じゃないよ」
そう言って黙ってこっくり下を向いてしまった。
「あのな・・・俺もな・・・アサミンのことは好きだったよ。でもカレシがいるのに言えないだろ?」
「兄貴ぃ・・・」
顔を上げて俺の顔をマジマジと見てた。
びっくりしてた。
そのままアサミンは俺にもたれるようにくっついてきた。
以前から結構甘える感じでくっついてくることは度々あったけど、告られてぴったりくっついてきた感じは今までの感じではなかった。
アサミンのことが愛しいという気持ちが湧いてきて、そのまま寄り添ってきたアサミンの肩を掴んで抱き締めた。
「兄貴ぃ・・・ありがとう・・・」
グスッと鼻をすすってまた泣き出した。
「アサミンさ・・・俺のとこにいればいい。それでいいんじゃないか?」
泣きながら何度も小さく頷いた。
「兄貴ぃ・・・」
そのまま俺に抱きついて号泣。
さすがにどうしてやればいいのか咄嗟には浮かばない。
また泣くだけ泣かせた。
「兄貴・・・あったかいね」
俺はアサミンの頭を撫でながら頷いた。
「アサミン、抱っこしてやるからこっちにおいで」
ソファーの上で俺を跨いで俺に抱きついてきた。
甘えん坊のアサミン。
29歳だが、童顔のせいで幼く見える。
あまり世間を知らないヤツってのはわかってるが、今までも何度かこうやって抱っこしてやったことがあった。
まったく変な関係にならずにいたのも変だが。
紺のスカート(膝下ちょっとくらい)に白いブラウス姿。
薄いピンクのブラが少し透けて見えたが、そのまま俺の腿の上にペちゃんと座って抱きついてきた。
アサミンは甘えたくて抱きついてきたんだが、その時、俺は妙にエロっぽさを感じてしまった。
とはいえ、(このままエッチって展開はないよな?)と自分で自分に言い聞かせた。
抱きついてたのでアサミンの表情は見えなかったが、その呼吸で安心しきっているのがわかった。
また無言で抱き合った。
アサミンが少し離れて俺の顔を見た。
泣いたからお化粧がグズグズになってたが、無性に可愛くなってしまって、アサミンの頭を引き寄せてキスをした。
長い付き合いだが、唇にキスは初めてだ。
ほっぺにキスは何度かある。
(嫌がるかな?)
そう思ったが、アサミンはじっとしていた。
唇を吸った。
10秒くらいだったと思う。
唇を離した。
アサミンが目を開けて、「ん?」って感じで首を傾げる仕草をした。
もう一度キスをした。
今度は舌を入れてディープキス。
抵抗するかもと思ったが、アサミンも舌を絡めてきた。
その時点で俺は、(絶対にアサミンと付き合う!俺の女にする)と決めた。
ねっとりとお互いに舌を絡めて唾液を吸いあって結構な時間、キスし続けた。
唇を離したらアサミンはうっとりとした目で俺を見てきた。
少し呼吸が荒い。
(ちょっと感じちゃったかな?)
ならば・・・。
うなじにキスをして舌で舐めたり吸ったり、そして徐々に首筋へ。
「はあ、はあ、はあ」
アサミンの呼吸が荒い。
ブラウスの胸元にキスしてブラウスのボタンを外した。
「兄貴ぃ・・・今日はだめ・・・」
「アサミン・・・ずっとアサミンが欲しかった」
「でもぉ・・・今日の下着、新しくないもん。それに・・・なんか恥ずかしいよぉ。兄貴ぃ・・・ダメ?」
俺は黙ってそのままブラウスのボタンを外した。
ピンクのブラが見えて、アサミンが両手で隠すようにした。
ブラウスを肩からずらしてブラの肩紐をずり下げた。
「兄貴ってばぁ・・・だめだってぇ」
口では抵抗してきた。
でもアサミンは強引にしたら落ちる女だってことを十分に知ってたから、手を止めずにブラをずり下げておっぱいを剥き出しにした。
Bカップのおっぱい。
幼児体型なのも知っている。
俺はそのまま両手でBカップを揉んだ。
「兄貴、マジにやめようよ。今日は・・・お願い。また来るからぁ」
「アサミン、俺のこと好きって言ったよな?」
「え。う、うん・・・。でも、こういうこと・・・じゃないよ」
「男と女が好きならエッチは当たり前だろ。こういう始まりもあるんじゃないか?」
俺はおっぱいを揉みながら指で乳首を撫でた。
すでに乳首は硬くなって勃起してた。
「あ、兄貴ぃ」
そのままアサミンは黙って俯いて俺がおっぱいを揉んでるのを見てた。
それを合図に俺はアサミンのおっぱいを吸った。
乳首を咥えて舌で舐めた、乳首の先端を舌先でコロコロ転がした。
アサミンの背中に腕を回して引き寄せて小さいおっぱいを頬張った。
「兄貴・・・だめだってぇ・・・シャワー浴びたいよぉ・・・恥ずかしいってばぁ。兄貴・・・私のことほんとに好き?彼女いるのに?」
俺はおっぱい吸いながら頷いた。
アサミンはされるがままになっていた。
たぶんこうなること知ってたのかも。
それか、兄貴とだったら許せるって気持ちもあったのかも。
本当ならこんな関係にはならないはずだった。
今までならば・・・。
だが、今日は別れたことを聞き、「兄貴のことが好き」って告られたから、今までとは違う空気になった。
「ムッ!・・・」
アサミンが小さく声を出して、自分の手で口を覆った。
感じる自分を見せたくないというか恥ずかしいんだろう。
俺はおっぱいを舐め回しながら右手をスカートの中に入れた。
察知したアサミンは腰を動かして逃げようと少し藻掻いた。
が、俺がアサミンを左手でがっちり抱き締めてたから簡単に動けない。
太ももを撫でながら大切な部分を触った。
スカートに隠れて見えないが、俺は手のひらでアサミンのあそこを覆って、ゆっくり揉んだ。
揉みながらクリトリスの位置を擦ってやった。
パンティ越しだが、アサミンのあそこの形が手に伝わる。
あんまりエッチ経験はないな?
形が崩れてる感じがしない。
カレシがいたのに、あんまりやってないって感じだな。
「あ、兄貴・・・そんなぁ・・・だめだって」
俺はおっぱいから口を離して、もう一度アサミンにキスした。
もちろんディープキス。
アサミンは軽く抵抗してきたが、ぐったり力が抜けた。
キスしながらアサミンの股間を触り続けた。
パンティの股の布が少し湿ってきた。
ヌルッとした感触。
濡れてきた。
アサミンは俺の足を跨いで正座する感じで座っていたので、足を閉じることができない体勢だ。
俺はそのままパンティの中に手を入れた。
「んん!」
キスされたままアサミンが呻いた。
アサミンの陰毛を触った。
結構濃いな。
剃ってない・・・。
サワサワとした感触。
そのまま下に移動してクリトリスを触った。
割れ目に指を置いてみた。
濡れてる・・・。
意外に濡れ方が激しい。
マサミンは完全に虚脱状態。
ぐったりしてキスされたまま俺に全体重をかけてきた。
キスをやめてアサミンを見ると、目を瞑ったまま口を閉じて、喘ぎ声を出さないよう必死に耐えていた。
「アサミン・・・いいんだよ。感じて」
思いっきり首を左右にブンブン振った。
「だめ・・・兄貴・・・絶対だめ」
「恥ずかしいのか?」
ウンウンと頷いた。
29歳なのに妙に子どもっぽい仕草になってしまう。
アサミンの育ちの良さなんだろうけど、色っぽさって部分があまりない。
俺はクリを弄りながら中指を滑らせ、割れ目のちょい奥の膣口に当てた。
入口を指先でやんわり撫でる。
パンティがかなり濡れてた。
膣口もヌルヌルだった。
ゆっくり中指を中に入れた。
ビクン!とアサミンが反応した。
俺はアサミンの顔を見た。
手で口を塞ぎながら仰け反った。
眉間に皺寄せて必死に快感に耐えていた。
指を奥まで入れてゆっくり膣壁を撫でた。
ザラザラした感触があった。
ザラザラというかツブツブ。
結構狭い。
指全体を包むような感じがした。
(アサミンのここはこういう感じなのか・・・)
俺はアサミンの中を感じるように指を動かした。
アサミンが俺の肩に顔をつけてイヤイヤと顔を動かす。
「気持ちいいんだろ?」
確かめるように俺はつぶやいた。
アサミンが小さくコクリと頷いた。
(可愛い・・・)
左手で俺はゆっくり自分の短パンの前ボタンを外してチャックを下げた。
トランクスから自分のチンコを引っ張り出した。
スカートに隠れてしまっているので手探りでチンコを握った。
見事に硬くなっている。
スタンバイOK!
指を膣からゆっくり抜いてパンティから手を出した。
そのまま両手でアサミンのお尻を包むようにした。
パンティをクルリと下ろして脱がせる。
「兄貴・・・やめよう?ここでじゃなくて・・・今度・・・今度・・・ね?」
アサミンが俺を見つめて必死に「お願い」と言ってきた。
「今度っていつのこと?」
「明日の日曜日・・・」
「明日は明日。今日は今日。アサミン・・・いいだろ?我慢できないよ」
「でもぉ・・・」
俺は黙ってアサミンのおまんこにチンコを当てた。
手探りで膣口を探して入口に亀頭を当てる。
アサミンは逃げなかった。
本当に嫌なら逃げるか暴れるかする。
アサミンの腰に腕を回して少し持ち上げた。
亀頭が入口にベストの角度で当たった。
このまま後はインサートするだけ。
俺はアサミンの顔を見上げた。
アサミンも俺を見つめていた。
困ったって顔をしてたけど、アサミンの腰を下に押し下げた。
ヌルッ!と潜り込んだ。
瞬間、アサミンは仰け反って、「うっ!」と呻いた。
俺はアサミンの腰を両手で掴んで下に押し下げた。
ズブズブと中にチンコが潜り込む。
途中でアサミンが腰を上げようとした。
アサミンの肩に手を回して一気に下に押し付けた。
ズルッ!と奥まで挿入。
「あ!」
びっくりしたような顔でアサミンが声を出した。
「痛かったか?」
『違うよ』って感じで顔を横に振った。
「何?」
「・・・お、大きい・・・」
顔を真っ赤にして照れながら言った。
「俺のが?」
「ウン」と頷いた。
別に俺のは大きくない。
長さだって15センチしかない。
カレシのと比較されたか?
「ほんと?」
「うん・・・すごい・・・」
まだ全部入ってない。
俺は下から突き上げた。
「うっ!」
もう一度アサミンが仰け反った。
そのまま力が抜けて俺の上にドサッと座り込んで、チンコが根本まで潜り込んだ。
ピッタリ密着。
ガチンコファック状態だ。
「はあ・・・」
アサミンがため息をついた。
「こんなのは初めてか?」
コクリと頷く。
「兄貴・・・すごすぎだよ?」
「何が?」
「こんなに奥まで入ったことないから・・・」
密着状態だと亀頭の先端が子宮に当たった。
「痛いか?」
「ううん・・・。でも、少しびっくりしてる」
「そっか。じゃあゆっくりな?」
アサミンはコクリと頷いた。
<続く>