すると・・・。
「ちゃーす、オレ、キヨシね」
ギャル男みたいなのが、私に声をかけてきました。
私はナンパだと思い、無視しました。
キヨシは一方的にまくし立てます。
「自分、可愛いっすね。あ、ひょっとして彼氏待ち?じゃあ彼氏来るまでの間ちょっとだけでいいからオレの話聞いてくんねーっすか?」
ギャル男とかマジ無理な私は携帯を取り出し、メールを打つふりをしながら無視を続けました。
キヨシはキヨシでそんな私にお構いなしでまくし立てます。
「あのさ、オレの知り合いが今バイト募集しててさ。1日3時間働いて3万円、みたいな?」
3万円と聞いて、私は思わずキヨシの顔を見ました。
「おっ!意外と乗り気っすか?つーか、ぶっちゃけ3万はでかいよね?どう?話だけでも聞いてみない?いや、全然ヤベーバイトとかじゃないっすから」
恥ずかしい話ですが、当時の私は手取り18万円のOLで、若い時ってみんなそうだと思うんだけど、オシャレもしたいし、ブランド品も欲しいし、旅行にも行きたいし、とても自分のお給料だけでは足りなくて、消費者金融にいくらかの借金がありました。
そんな私にとって、3万円は喉から手が出るほど魅力的なものでした。
そんな私の気持ちを見透かしたかのようにキヨシは続けます。
「自分みたいなおしゃれ好きな子って、色々お金かかるっしょ?本当に簡単なバイトで、頑張ったら1日10万円とかも楽勝っすよ!どうっすか?話だけでも」
キヨシの勢いにも押されて、私は話だけでも聞いてみようかなと思いました。
私「あ、じゃあ、話だけなら・・・」
キヨシ「マジっすか?あざっす!じゃあ、こんなとこで立ち話もなんなので、そこらのサテンでも入りません?もちろんオレ持ちで、みたいな」
私「あ、でも、私、友達と待ち合わせしてるから・・・」
キヨシ「あっ、そっかー。だよねだよね。んー、じゃ、アドレス聞いてもいいっすか?後日、話すってことで」
私「あ、はい」
キヨシに促されるまま、私はキヨシとメールアドレスを赤外線交換しました。
キヨシ「あざっす!じゃ、今夜メールするんで。ヨロシクっすー」
そう言いながら慶は新宿の雑踏の中に消えていきました。
そのあと友達と夕食を食べて、11時頃マンションに着くとキヨシからメールが・・・。
キヨシ『こんばんは。さっき新宿で声かけさせてもらったキヨシっす。今日はありがとうございました。早速なんですけど、例のバイトの話したいんですが、久美子さんはいつが都合いいっすか?』
ちょうど次の日が土曜日で会社がお休みだったので、キヨシにそれを伝えたところ・・・。
キヨシ『マジで?チョーラッキー!じゃあ、明日のお昼、新宿で待ってます!着いたらメールくださいね』
この頃には私の中でキヨシに対する不信感はだいぶ薄れていて、というかキヨシに好感すら抱いていました。
私『分かりました。では明日、新宿に着いたら連絡しますね』
そして、次の日。
新宿に着いた私はキヨシと歌舞伎町の喫茶店に入りました。
キヨシ「つーか、今日久美子さんに紹介したいとこってのが、ぶっちゃけヘルスなんすけど」
私「ヘルス?」
キヨシ「あ、無理だったら無理でいいんす。それならキャバとかオナクラとか色々あるんで。久美子さんのできる範囲で構わないんで。自分、久美子さんの味方なんでなんでも言ってください」
『久美子さんの味方』という言葉に、18歳の私はキヨシのことを完全に信用してしまいました。
今思うとバカですよね。
それに当時の私はヘルスという所が、何をする所なのか全く知りませんでした。
私「ヘルスって・・・何するんですか?」
キヨシ「え?久美子さん、ヘルス知らないんすか?見かけによらずウブなんすね。いや、ますます久美子さんに惚れちゃいました!ヘルスってのは、要は男の人にマッサージするとこなんすけどー。ま、こんなとこで説明するのもなんだから実際お店まで行ってみましょうか。お店見てみて、嫌だったら嫌って言ってください。いやー、久美子さんみたいな可愛い子を連れてったら店長の目ん玉飛び出しますよ!」
完全にキヨシのペースにはまった私は、キヨシに言われるがまま歌舞伎町の雑居ビルにあるお店に連れて行かれました。
女の子の写真が貼ってある受付の奥のスタッフルームのような部屋で、パイプ椅子に座ってキヨシと他愛もない話をしていると、ねずみ男そっくりな40歳くらいのおじさんが部屋に入ってきました。
ねずみ男「いやー、キヨシちゃーん。毎度毎度ありがとね。今日は彼女だよね?いいじゃん、いいじゃん」
キヨシ「あ、店長。チョリース。彼女、久美子さんって言って18歳のOLさんっす。昼間働いてるんで、バイトって形になると思うんですけどー」
ねずみ男「いやいや、全然オッケー。キヨシちゃん、よくこんな可愛い子を連れてきてくれたね。さすがキヨシちゃんだよ。じゃ、早速面接に入りますが、何か年齢を確認できるもの持っておられますか?」
私「あ、はい」
ねずみ男に言われ、私は免許証を差し出しました。
ねずみ男「藤◯久美子さん。18歳、と。オッケー、オッケー。じゃ、面接に入ります」
キヨシ「あ、じゃ、オレ、待合室にいるんで。久美子さん、何かあったら電話ください」
私「あ、はい」
キヨシが出ていき、私はねずみ男と部屋に2人になりました。
ねずみ男「緊張しなくていいからね~。久美子ちゃん。いきなりだけど、胸でかいよねー。何カップ?」
私「え?Dカップですけど・・・」
ねずみ男「いいね、いいね、そのお顔でDカップ!久美子ちゃん、絶対人気出ますよ!ところでNGプレイッてありますか?」
私「え?なんですか?」
ねずみ男「ん?NGプレイ。要はできないプレイッてこと」
私「あの・・・このお店って何するところなんですか?私、マッサージする所としか聞いてないんですけど」
ねずみ男「は?かー、キヨシちゃんから何も聞いてないの?彼、よくあるんだよね。こういうこと。参ったなぁ・・・」
私「・・・すみません」
ねずみ男「いやいや、久美子ちゃんが謝るとこじゃないのよ。んー・・・よしっ。分かりました。通常は面接が終わってから、講習っていうお仕事の予行練習に入るんですが、久美子ちゃんは特別に面接を飛ばして講習に入りましょう。口で説明するより早いからさ。嫌だったら嫌って言ってくれていいので。じゃ、僕について来てください」
私「はぁ・・・」
店長に言われるがまま部屋を出て、カーテンで仕切られた方へ行くと、狭い廊下の両側に10部屋くらいの小部屋がありました。
私はその中の受付に近い部屋に通されました。
中に入るとマッサージ台と思われるピンクのタオルが敷いてあるベッドと、奥にシャワールームがありました。
ねずみ男「じゃあ、今から僕は店長ではなく、お客様です」
私「あ、はい」
ねずみ男「だめだめ。僕はお客様だって言ったでしょ。うちは歌舞伎町一のサービスを売りにしてるんだから。『かしこまりました、お客様』。はい」
私「あ、かしこまりました、お客様」
ねずみ男「グッド。ではお客様の上着を脱がせてください」
私「はい」
ねずみ男「『かしこまりました』」
私「あ、はい。かしこまりました」
私は店長の上着を脱がせて壁のハンガーに掛けました。
ねずみ男「ベター。この時、上着についた埃などを払うなどの心配りができればベストです」
私「かしこまりました」
ねずみ男「ベスト。久美子ちゃん、物覚えが早いね。会社でも仕事できるでしょ?」
店長にそう言われて私は嬉しくなりました。
本当にバカ・・・。
店長「では、ここからがウチが歌舞伎町一のサービスと言われる所以です。久美子ちゃん、僕のベルトを外して、ズボンを脱がせてください」
私「え?」
店長「『かしこまりました』。ズボン穿いたままじゃマッサージできないでしょ」
私「あ、・・・はい。かしこまりました」
店長のズボンを脱がせて、シワを伸ばしてからハンガーに掛けます。
店長「ベスト。じゃあ、次はパンツ」
私「はい?」
店長「早く」
私「・・・かしこまりました」
何か嫌な予感を感じつつ(気付くの遅いよねw)、私は顔を背けて店長のパンツを脱がせました。
しかし、やはり気になってしまい、横目で店長の股間を見ると、店長のアソコはすでにはち切れんばかりに膨張していました。
店長「ベター。ここはモノの大小に関わらず、『すごい』と言ってください」
私「あ、はい。・・・すご~い・・・」
店長「もっと嬉しそうに!」
私「はい。・・・すごーい!」
店長「ベスト。では、それを口に咥えて綺麗にしてください」
私「え?」
店長「どうしたの?早く。うちはヘルスでは珍しい、即尺を売りにしたお店なのよ」
私「いえ・・・そういうことじゃなくて・・・。ここって、マッサージするとこじゃないんですか?」
店長「マッサージよ。お口や体を使って男の人の全身をマッサージするんじゃない」
私「無理です、無理です!私できません!」
私はキヨシに電話をかけようと思いましたが、携帯は鞄ごとスタッフルームに置いてきたことに気付きました。
店長「・・・久美子ちゃん、ちょっとここに座ってくれる?」
そう言った店長の口調はさっきまでのやさしいトーンとは明らかに変わっていました。
そして全裸のまま店長はベッドの上に腰をかけました。
私も1人分のスペースを空けて店長の隣に腰をかけました。
店長「久美子ちゃん、僕も暇じゃないんだよね。キヨシちゃんが昨夜どうしてもって言うから、久美子ちゃんのためにスケジュール空けたわけ。僕たちの仕事を体験した上で無理って言うならわかるよ?でも、何もせずに無理って言うのは、僕やキヨシちゃんやうちで働いている女の子たちに失礼じゃない?」
(さっきは「嫌なら嫌って言っていい」って言ったくせに・・・)
そう思いながらも店長の口調はそれを言うことが出来ないほど、ドスが利いていました。
(これは逃げれないな・・・)
私はさっさと終わらせて帰ろうと腹を括りました。
私「・・・分かりました」
店長「『かしこまりました』」
私「・・・かしこまりました」
私は悔しさと情けなさをこらえながら言い、ベッドの上で四つん這いになり、店長の股間に顔を近づけ、さっきとは打って変わって萎んでいるそれに舌を這わせました。
店長「ああ・・・そうそう、口に含んで」
少し硬くなった店長のモノを口に含みます。
口の中で店長がどんどん硬く大きくなっていき、先からしょっぱいものが出てきました。
店長「ああ、久美ちゃん、気持ちいいよ」
そう言いながら店長は服の上から右手で私の乳房を揉みしだいてきました。
それから左手で私のスカートを捲り上げ、お尻を撫で回したあとでパンツの中に手を入れてきました。
私「あっ・・・」
気持ち悪さと屈辱でいっぱいなのに、一番敏感なところを擦られ、摘まれ、私はつい声が出してしまいました。
店長「久美ちゃんも気持ちいいの?僕も感じてるの分かるでしょ?」
私「あっ、あっ」
気持ち悪いことを言われているのに、店長の指が私のクリトリスに当たるたびに声が出てしまいます。
店長の指は同年代の男の子たちのものと同じとは思えないほど、私の気持ちがいいところを刺激してきます。
私「あ・・・店長、私・・・ダメかも」
店長「いいんだよ。いっぱい気持ちよくなって。ただし、お客様に集中しながらね」
店長の指が私の中に入ってきました。
私「ああっ!」
感じながらも、負けてなるものかと私も顔を激しく上下しました。
店長「ああっ。ヤバいよ、久美ちゃん、ダメ、ダメ」
『ダメ、ダメ』と言いながらも店長は腰を突き出し、振りはじめました。
店長のモノが喉まで届きそうなほど入ってきましたが、受け入れます。
店長「久美ちゃん、出すよ!ああっ!」
店長の腰が高く突き上げられ、発射されたものが私の喉の一番深いところに当たるのを感じました。
苦さと気持ち悪さで、私はそれを急いで吐き出そうと頭を上げようとしましたが、店長は私の頭を押さえつけて離しませんでした。
私の喉を苦い液体が通っていき、胃の中に入るのを感じました。
<続く>