でも、その目の奥には、私を母親だと忘れてしまった欲望が潜んでいました。
私がお風呂から出て体を拭いているとき、ドアが開いたのと同時です。
息子がすごい勢いで後ろから私に抱きついてきて、胸を掴んで、あそこにも手を割り入れてきたんです。
ご近所の手前、大声を出すわけにもいかず、小声での叱りと、身を屈めた抵抗しかできませんでした。
その私を本気の力で襲ってくるのですから、息子に床にねじ伏せられたのはあっという間でした。
「母さん・・・母さん・・・母さんが好きなんだ。もう我慢できないんだ」
息子は私の両手首を掴んで、顔はすでに股間に埋めて、舌と唇の両方で刺激してきます。
「いや・・・いやよ・・・」
息子のクンニは、夫婦生活から遠ざかってた私にはたまらない刺激でした。
抵抗が言葉だけになり、最後にはその言葉が出せないくらいに感じてしまったんです。
「あっ・・・あっあっ」
抑えようとしても鳴咽が止まりません。
体がうねり、女の最後を曝してしまいました。
余韻と呆然と愕然。
本当に放心した私の中に息子が入って、逞しいピストンで私を襲ってきて、事を終えられてしまったんです。
「母さん・・・嬉しいよ・・・本当に嬉しいよ」
息子は本当に嬉しそうに私の体中を愛撫して、キスもしてきました。
その顔は幼い時の一番可愛かった頃の笑顔でした。
そのセックスで私は感じていました。
中に残る異物感、打ち叩かれた腫れ、息子に抱かれた証拠・・・。
その名残りを私は、汚らわしいとは思えなかったんです。
「だめ・・・あんなことはもういけないわ・・・」
息子が暴力でも振るってきたなら状況も変わっていたかと思いますが、私を口説き、説得してきたので、私が闘うのは理性と常識だけです。
(今日だけ・・・、今夜だけ・・・、もう1回だけ)
結局私は息子の願いを許してしまい、1週間も経たないうちに、枕を並べて一緒に寝るようになっていました。
息子のペニスを咥えてあげたのは、関係ができてから初めての生理の時でした。
「今日からはこれで我慢してね」
生理を告げると息子は顔をへこませて残念そうな顔をしていました。
息子の前戯は本当に丁寧そのものです。
お触りもクンニも余す所がないくらいで、女の悦びを与えてもらっています。
でも近親相姦の罪に自分を抑制していた私は、それまでは息子に対して愛撫のひとつも出来ないでいました。
「横になって目を閉じてなさい」
それから私も奉仕してあげられるようになったんです。
「母さん・・・気持ちいいよ。母さん・・・嬉しいよ・・・」
息子はその間ずっと嬉しさを伝えようと、言葉と行動を返してくれます。
私もそれに応えようと懸命になれて、最初から射精を飲み込んでいました。
息子の私への対応は独身時代を思わせてくれます。
優しくていたわりがあって、思いやりに溢れている感じです。
私は専業主婦なので、夫以外は総て過去の思い出。
夫も私も忘れてしまった大事な男と女の関係を息子に感じはじめました。
葛藤に苦しんだ頃は、1人の時間が一番辛い時でした。
良からぬ考えが次から次へとやってきて沈んでしまうのです。
でも息子の思いに応えられる理由が見つかると、私は独身時代のあの頃に戻れました。
今度は息子をどう喜ばせようかと胸を膨らませ、ドキドキできるようになったんです。
「うわぁ・・・母さん、エッチだ」
男性のために下着を選んだなんて結婚以来のことです。
その私を見て嬉しそうに照れてくれる息子が可愛くてしょうがありません。
息子を男性として可愛いと思えてしまえばセックスも積極的です。
「まだイッちゃだめよ。我慢しなさい・・・」
受け身だった私がこんなセリフを口にして、お口の奉仕を楽しんでいます。
「そんなに動かないで母さん・・・イキそうになるよ」
挿入も同じです。
上でも下でも応えてあげて、息子に男の弱音を吐かせるまで夢中になっています。
私と息子の関係は来月で2年目に入ります。
まだまだ関係は続くと思いますが、記念にと思い、記してみました。
最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。