まず初めに言っとくと、俺はデブでアトピー持ちで死んだ魚みたいな顔をしてる。
自覚してるからいいんだが、あまりにキモすぎてイジメられることもなかった。
嬉しいのか悲しいのか。
やべ、泣きそう。
部活もしてない。
PCMAX

いかにも遊んでる系の男子たちのグループが似たような女子たちグループと合同で自習時間中に教室の後ろのほうで、指スマ(指でやるゲーム)をやってた。
自習時間、よくそれやってたから、飽きてきたんだろうな。
どうやら罰ゲーム制を導入したらしい。
最初は簡単な罰ゲームみたいで、「授業中にいきなり立って変なことを言う」とかだった。

でも次第にもっとひどい罰ゲームを・・・ってことになったんだろうな。
俺に、そのグループ内の女子が話しかけてきた。
向こうのほうでニヤニヤして見てる男子がいる。

(ああ、これ、罰ゲームでやらされてんのね)ってわかった。

そしたらいきなりその女子が、「私と付き合って」と言ってきた。
まさか俺に告白するのが罰ゲームにされてるなんて・・・。
俺は女子を察して、「いや、いいわ」って言った。
女子もすげー嬉しそうな顔して去っていった。
向こうの方で、「マジ助かった」とか言ってやがる。
まぁいいけど。

それで2日か3日後、また俺のところに今度は別の女子が来た。
おいおい、どんだけ俺は最悪なんだと少し落ち込んだ。
だが、今度は告白じゃなくて、「私とセックスしてくれない?」って話だった。
俺はマジで焦って、そりゃないだろ!って思った。
でも後ろから奴らが罰ゲームをしたかどうか見ている。
俺は女子と教室から出た。
そしたら女子が後ろの奴らに聞こえないように小声で言ってきた。

「便所の個室に2人で入るから、セックスしたってことにしろ」と。

まぁ俺もそんなシチュエーションでセックスできるなんて思ってないし、「わかった」と言って一緒に個室に入った。

人が来ない部室の近くの便所で数十分、沈黙。
その後女子は、「ありがとう」って言って駆け足で出ていった。
罰ゲームもここまでくると犯罪だろと思ったんだが、まぁ俺が奴らにどーのこーの言えるわけない。
いじめられないほどキモいんだから・・・。

その後、数週間は俺が罰ゲームになることはなかった。
もう罰ゲーム自体終わったんだなと思ってたんだが、久しぶりにまた今度は別の女子がやってきた。

(またですか。ハイハイ)

俺はどんどん惨めになっていく自分を、もうすぐ発売される期待のゲームソフトを想起することで忘れようとした。

「セックスして」と言われて便所に行き、また2人で無言の数十分間を過ごすかと思ってたら、その女子は普通に、二度言わせてくれ、普通にパンツを脱ぎ始めた。
俺はすんげーキョドった後、天井を見て女子の姿を見ないようにしたんだが、女子は俺に童貞かどうか聞いてきた。
それからコンドームを差し出して、「終わったら捨てないで渡して」と言われた。
それから携帯を横に置いてカメラが撮れるようにした。
すんげー手順がよかったから、思わずぼーっとそれらを見てたら、「早く」と言われた。
俺はもう意味がわからずにチンコを小便する窓から出して、女子の・・・。

あー、もう書けねーよ。
この事があった後、しばらく俺は思い出しオナニーをしまくったんだが、今になると、あの時の女子の気持ちが痛いほどわかる。
だって、俺みたいな最悪な奴にやらさせるんだ。

女子が尻を前に出し、手を壁に突いた。
ズボンからチンコを出した俺は、もう意味もわからず女子のお尻にぶつかっていった。
意味がわからないだけならまだいい。
セックスのやり方もわかんないから困った。

「ゴムした?」と女子に聞かれて初めてしてないことに気づき、ゴムの袋を開ける。
開けたはいいが、これをどう使えばいいのか、さっぱり分からなかった。
AVじゃ、その部分省略されてるし。
しばらくそのまま悩んでると、女子がこちらを見る。
何かに気づいた女子はゴムを手に取り、しゃがんで俺のチンコを触った。
ゴムを付けてくれるらしい。

もう一度言うと、俺は最悪だ。
そんな俺が同じクラスの女子からいきなりチンコを掴まれ、立たせてもらっている。
別に何にも悪くないけど、すごく申し訳なかった。

チンコが立ち、そのチンコにゴムを付けてくれる女子。
再び背を向け壁に手をつく。
女子のお尻にチンコをくっつける。
どこに入れていいのかもわからない。
手当たり次第に突いたりしてると、女子が自分の股の間から手を出してきた。
俺はチンコを女子の手に触らせた。
女子は俺のチンコを掴むと、そのまま自分の中に入れてくれた。
俺は、(え?入った?)と思った。

(あー、入ったか、そうか、入ったか・・・)

そういえば動かないといけないことを思い出し、ゆっくり動き始めた。
俺はデブだから腹が女子の尻の上に乗った。
1人でオナニーしてる時の射精する瞬間の気持ちよさが、常に続いてるような、そんな状態だった。

だんだん腰を動かすことになれてきた時、女子が近くに置いてた携帯のカメラを俺に渡した。
そして、「これで横から撮って」と言ってきた。
なぜなのか分からなかったが、1枚撮影した。
撮影が終わった頃、俺はイキそうになっていた。
イクときは何か言わなきゃいけないのかなとか思ったが、何も言わずに射精した。
そして動きを止めた。
女子は何もなかったかのように振り向き、俺にゴムを外せと言った。
外したゴムをティッシュに包み、写真を確認すると、何も言わずに個室から出ていった。
どうやら写真と使用済みのゴムは、罰ゲームをやったかどうかを確認するために採取したみたいだった。

俺は今まで自分が罰ゲームに使われることを最悪だと思っていたが、この日ばかりは別だった。