職場は50代の所長、以下50代社員が3人、40代が2人、30代1人、20代は僕1人。
本来なら唯一早紀さんより年下の僕は、一番早紀さんに睨まれそうな立場なのですが、僕がハイハイとなんでも素直に聞くから比較的やさしかったです。
逆に早紀さんは、所長だろうが年配社員だろうがお構いなしに注意したり文句を言ってました。
性格的に頑固というか、間違ったことは言わずにいられない、そんな感じだったのです。
早紀さんの容姿はと言うと、決して僕は悪いとは思いませんでした。
鼻が高くて、不機嫌な北川景子さんみたいな感じ。
目は一重で色が白いので、愛想のない深津絵里さんみたいな感じでもあります。
そんな早紀さんは最後まで社員旅行に行くことを嫌がってました。
1つ年下で早紀さんは1番話しやすいのか、僕によく愚痴をこぼしたのです。
早紀さんは、「あんなオッサンばっかりの旅行なんて行きたないわ~」と言っていました。
でも所長の「全員強制参加やっ!」という鶴の一声で、早紀さんも渋々旅行に参加しました。
宴会が終わり、僕は2次会だと言うので、1番年配の今西さんの部屋に呼ばれました。
その部屋には早紀さんを除く男性社員全員が集まっていました。
酒好きで転職を繰り返してきたガサツな営業マン達の集まりです。
いつしか、みんな早紀さんの悪口を言い始めました。
「あの鼻デカ女、ほんま生意気やわ」
「お局やで、お局」
「ほんま口うるさいし、細かい」
「あれで28歳か。絶対に彼氏おらんやろ」
そして今西さんが急に、僕に早紀さんを呼びに行くように言いました。
今から早紀さんにみんなで説教をしようと言うのです。
僕は言われて仕方なく1人部屋の早紀さんを呼びに行きました。
早紀さんは1人で焼酎を飲みながらテレビを見ていました。
早紀さんが酒好きなことは知っていました。
早紀さんも結構酔っていて目が据わっていましたが、僕がお願いするとなんとか来てくれることになりました。
浴衣姿の早紀さんが部屋に来ると、酔っぱらって浴衣を肌蹴た中年集団が一斉に視線を向けました。
「お~い、早紀!こっち、こい!」
普段は「山田さん」と呼んだりしてるのに、いきなり下の名前を呼び捨てにされて、早紀さんはムッとしています。
「ちょっと、そこ座れ」
今西さんに言われ、憮然とした表情で早紀さんが座ります。
みんなにぐるっと囲まれた感じです。
「お前、さっき所長に酒も注がんかったな。どういうこっちゃ」
今西さんが凄みます。
でも早紀さんも負けていません。
「コンパニオンの子がいたじゃないですかっ!なんで私がそんな事しなきゃいけないんですか?」
「早紀、お前のそんなとこがあかんのや」
そう言ったのは中川さん。
今西さんと同じ50代の営業マンです。
「呼び捨てにせんといて下さいよっ!」
早紀さんはキッと睨みつけます。
「私だってこんな旅行来たくなかったんです。強制やって言われて仕方なく・・・」
「そういうとこがあかんのじゃい!」
今西さんがバン!と机を叩きました。
「お前は普段からそうや。偉そうに文句ばっかり垂れやがって。女は女らしく愛想ふるまわんかい!」
早紀さんも反論します。
「女だって同じ社員やないですか!女やからってなんでもハイハイ言うこと聞かなあかんのですかっ」
「聞かなあかん!ねぇ、所長?」
話を振られた所長はニヤニヤしています。
出張に行くと必ずデリヘルを呼ぶという色黒で小柄な所長は、ニヤニヤ笑いながら、「確かにちょっとワガママやな~」と言いました。
所長は絶対に自分から言いませんが、陰でコソコソ言うタイプ。
僕を怒る時も、必ず今西さん達に言わせます。
「とにかく今からここでお酌せえ、所長に」
今西さんがビール瓶を早紀さんに突き出します。
「なんでなんですかぁ!」
早紀さんは受け取りません。
「上司に酒注ぐの当たり前やろ!」
中川さんが諭します。
他の4人の営業マン達はこれから何が起こるか知ってるかのように、興味深そうにやり取りを見ています。
早紀さんは観念したように、ビール瓶を片手に持って所長の手にしたグラスに注ぎました。
「両手で注がんかいっ!」
あちこちから声が飛びます。
早紀さんは渋々といった様子で、両手を添えてビールを注ぎました。
「おい、お前、せっかくなんやからもうちょい所長にサービスしろよ。所長の膝に乗ってお酌せえ」
なんだか怪しい雰囲気になってきました。
今西さん以下数人が、嫌がる早紀さんをいきなり抱えて無理やり所長の膝に乗せました。
「やめてくださいっ!」
早紀さんは嫌がりましたが、所長に腰を抱えられています。
「それでええんや。それでちゃんと酌せえ」
今西さんに言われても早紀さんは嫌がります。
所長の手をすり抜けて離れました。
「なんや、あかん奴っちゃのー」
周りから不満の舌打ちが聞こえます。
「おい、早紀。お前、男おらんやろ?」
今西さんが訊きました。
「なんでそんなこと答えないといけないんですか!」
早紀さんは酔っているからか恥ずかしいからか、顔が赤くなっています。
「答えんでも分かるわ」
中川さんが笑いました。
「男がおらん顔してるで」
今西さんの言葉にみんなが爆笑します。
早紀さんは悔しそうに唇を噛みました。
「男がおったらな、お前みたいに男に偉そうな口聞かんと、女らしくするもんなんや」
今西さんが言った時、それまで黙っていたもう1人の50代社員、薮田さんがいきなり早紀さんの尻を撫でました。
「や、やめてくださいっ!」
早紀さんが振り返って薮田さんを睨みます。
「柔らかい尻やで」
薮田さんが睨まれてることも全く意に返さず感想を言いました。
「なぁ早紀、お前全員に触らせたったらどや?」
今西さんが言うと、早紀さんは今まで以上に怒りを露わにしました。
「あんたらみたいなオッサン、キモいねん!もう帰ります!」
そう言って立ち上がった早紀さんをいきなり中川さんが後ろから捕まえました。
「待たんかいっ」
中川さんは早紀さんを背後から、部屋に敷いてある布団に押しつけるように押さえ込みました。
「お前はほんまに糞生意気な女やな!どこまで舐めた口を利くんじゃ!」
中川さんは押さえつけた早紀さんの浴衣の裾を捲り上げました。
早紀さんの肉づきのいい白い太ももと、黒のローライズショーツを穿いたお尻が丸見えになります。
「やめっ・・・!」
早紀さんは上半身をもう1人に押さえつけられ、突き出す格好になった腰の辺りももう1人に押さえられます。
僕は目の前で繰り広げられる光景に唖然としました。
30代社員の宮崎さんが命じられて部屋の鍵を閉めに行きます。
「おい、早紀。お前は男いうもんを基本的に舐めとるんや。分かっとるんか!」
早紀さんのそばに来た今西さんがバシン!と早紀さんのお尻を叩きました。
「痛いっ」
早紀さんが声を漏らします。
早紀さんのお尻を叩いた今西さんは、今度は早紀さんのショーツに手をかけました。
「やめてぇ・・・!」
早紀さんが悲鳴を漏らしたと思うや否や、今西さんがショーツを一気に早紀さんの膝辺りまでずらしました。
「いやぁぁ・・・!」
早紀さんが泣き声のような声を漏らしました。
早紀さんの白い大きめのお尻がみんなの前に曝け出されます。
何人かが早紀さんのお尻の方に移動しました。
「おい、なんや?この股の間についてるもんは?」
今西さんが早紀さんに言います。
「いや、やだぁ・・・いやぁ・・・」
早紀さんはさっきまでの威勢の良さはすっかり消え、涙を浮かべていました。
みんなが次々と早紀さんのお尻と股間を覗き込んでいきます。
「意外と使ってるんちゃう、これ?」
「ケツ毛生やしてるで」
「もうちょっと足開かせろよ」
みんなが次々と感想を言う中で、今西さんが早紀さんに言いました。
「早紀、お前の股のここ、なんて言うねん?」
そう言いながら、早紀さんの股間を触ります。
「いや、やめてぇ・・・」
「なんて言うんか答えぇ言うとんねん!」
今西さんが股間を弄る手の動きを激しくしました。
「いやぁぁ!やめて・・・!・・・オメコ、オメコですぅっ」
早紀さんの口から「オメコ」という言葉が飛び出しました。
「おい、宮崎。お前、ちょっと出せ」
宮崎さんは今西さんに言われると、浴衣の裾を開いて、パンツをずらしてチンポを出しました。
そして早紀さんの前に半立ちのチンポを突き出します。
「早紀、このブラブラしてんのはなんて言うんや?」
今西さんはまた早紀さんの股間を弄ります。
「いやっ、いやっ・・・!オチンチン、オチンチンぅぅっ」
早紀さんが泣きながら言います。
「そんな可愛いもんちゃうやろ」
中川さんが言って、みんなが笑いました。
「チンポやろ、チンポ。チンポって言え」
今西さんが早紀さんの尻を叩きました。
「うぅ・・・うぅ・・・チンポ・・・」
早紀さんが消え入りそうな声で言いました。
今西さんはさらに目を爛々とさせています。
「そや、チンポや!お前のこれは?」
「ぅっ・・・オメコ・・・です」
「男についてんのがチンポ、女はオメコや。分かってんのか、お前?チンポは入れるもん、オメコは入れられるもんやねん。な?違うやろ?」
今西さんは早紀さんの柔らかそうなお尻をごつごつした手で揉んでいます。
今西さんはまた早紀さんに訊きました。
「で、お前、オメコしたことあるんか?」
今西さんの質問に早紀さんはすぐに答えませんでしたが、バシン!バシン!とお尻を叩かれて、ついに答えました。
「ありますぅ・・・」
「何人としたんや?」
「・・・1人」
「1人ぃ!?」
みんながどよめきました。
「それ、いつの1人や?」
「は・・・20歳・・・」
「お前、20歳からオメコしてへんのかぁ?」
ワアッとみんなが沸きました。
「オメコ、クモの巣が張ってるんちゃうかぁ」
「どんだけモテへんねん」
「その割には汚いオメコやなぁ」
「分かった。せやからイライラして男を馬鹿にしたような態度取るねん。男を忘れとんねん」
今西さんが不気味な笑みを浮かべました。
いつの間にか、ほとんどの人間が股間を膨らませています。
僕も正直に言うと、足を震わせながら興奮を隠しきれませんでした。
<続く>