主人は仕事を忙しくしていて、家に戻ってくるのは週末だけです。
1人娘は今年22歳になりました。
社会人となった娘は4月から一人暮らしを始めました。
娘の口から、3つ年上の彼氏(だった)雄介さんの話を聞かなくなってから、もう半年が過ぎていました。
気付いていましたが、私からは何も言いませんでした。
というよりも・・・言えなかったというのが正解です。
なぜなら、私と雄介さんの関係が芽生えはじめていたからでした。

娘が初めて家に雄介さんを連れて来ていた時には、(素敵な青年だなあ、私が娘のような年齢だったら・・・)と思っていました。
雄介さんとは密かな関係がはじまり、もちろん娘や主人にも内緒で今も発展しています。

「俺には真希との夢があるんだ」

そう雄介さんが言ったのが3ヶ月ほど前でした。
その頃には私のことを呼び捨てで、「真希」と呼んでくれていました。

「それは、なあに?・・・」

女の鋭い勘を働かせるだけの表情を私は覗かせていたのかもしれません。
雄介さんとの密会は、いつも駅前のデパートの地下駐車場です。
彼が停めて待っている車まで私は会いに出掛けます。
雄介さんの太い腕の中で温かく包まれ、抱き締められて唇を重ねていると、この人に抱かれたいという女の願望が生まれていました。

「俺の部屋に来る?」

そう耳元で囁かれて、もちろん抱かれたい気持ちは昂ぶっていたのですが、「自分の娘が雄介さんに抱かれたのと同じベッドで抱かれるのは嫌」と、私は正直に雄介さんに言いました。

「わかった・・・じゃあ」と言い、雄介さんは駐車場から車を出したのでした。

久しく訪れていなかったラブホテルの部屋は綺麗でした。
その日、雄介さんと初めて裸の体を重ね合い、私は女に戻っていました。
雄介さんの与えてくれるやさしい愛撫の感触は私の女の芯を鋭く刺激しました。
私は久しぶりに女の声を上げ、雄介さんの攻めにすべてを委ねました。

私が一度も体験したことのない優しく丁寧なクンニ。
舌で舐め上げられ、最も敏感な蕾まで吸い上げられてしまうと、女として生まれてきたことの喜びと快感を全身で覚えました。
お互いに果てた後には、雄介さんの腕枕で余韻に浸ることができました。
しっかり避妊もしてくれて、若い男性の強くて硬くて太いモノが私の体内の深くで摩擦を繰り返し、薄い皮を隔てて放たれた時の鼓動は、女しか感じられない快感の深さを物語っていました。

「本当に私でいいの?」

何度か私は雄介さんに聞いたことがあります。

「もうその言葉は禁句。お仕置きするよ」なんて雄介さんは言ってくれました。

雄介さんはベッドを新たに買い替えて、私を部屋に迎えてくれました。
真新しいベッドで私は女の頂点に昇りつめることができました。

雄介さんと初めて経験したこともいくつかありました。
雄介さんの顔に跨がり、雄介さんの硬いモノを愛する体勢は、好きではないとできないことを思い知らされました。
私が生理の時には雄介さんのモノを口で愛してあげ、放たれたそれを喉の奥に流し込むことも初めてできました。
雄介さんのネクタイで、時には私のストッキングで両手を拘束され、不自由な体勢で雄介さんに背後から突かれると、新たな快感を覚えました。

どうしても1時間しか時間の取れなかった日、地下駐車場の雄介さんに会いに行った日もありました。
雄介さんが私の手を取り抱き締めてきました。

「だめよ今日は。だって時間が・・・」

それでも雄介さんはキスを重ねてきました。

「やってあげるから・・・我慢して」

私だって我慢していたので、そう言うのが限界でした。

「あれ、持ってるよね?」

「持ってるよ」

私の鞄の中には、生理用品のポーチの中にコンドームが1つ入っていました。

「じゃあ行こう」

困惑する私の手を取って車から連れ出しました。
地下のエレベーターホールまで行きました。
その端にあるお手洗いの広い個室に雄介さんは私を連れ込みました。

「ここなら大丈夫だよ」

「本当に誰も来ない?」

「鍵も掛かっているよ」

雄介さんと唇を重ね抱き締め合い、雄介さんの手がスカートの裾から這い上がると私の女の部分を指で刺激しました。
声が出そうになるのを我慢しながら私は興奮していました。
雄介さんに促されてしゃがみ、雄介さんのモノを愛すると、スカートを捲られ、ストッキングを膝まで下ろされ、コンドームを付けた雄介さんは私の背後から挿入してきました。

「あっ・・・」

私の声は個室に響き渡ったはずです。
背後から雄介さんに突かれ、洗面台に置いた私の両手には力が入りませんでした。
快感の声をこんなに必死に我慢したことはなく、初めての快感でもありました。

「俺には真希との夢があるんだ」

「それは、なあに?」

その言葉を聞いて3ヶ月後の先日、ついに私は雄介さんの願望を叶えてあげることができました。
1階のインターホンから私の部屋に繋がれたその声は雄介さんでした。
部屋からオートロックを解除して、上がってくる雄介さんを待っている時間は夢のように永遠の長さを感じました。

「真希の部屋の、真希の寝室のベッドで、真希を抱きたい」

それが雄介さんの願いでした。
その願望を叶えてあげ、私は自分のベッドで雄介さんに抱かれて女の頂点を迎えました。
そして初めて雄介さんに胸にキスマークを付けることを許しました。
娘の元カレですが、1人の女として愛してしまったのです。