娘が祖父の待つ田舎に行って、妻と2人だけの夜を迎えた。
暑い夏の気温も夜10時にもなると幾分和らいでくる。
窓を開けると満月が輝き、庭の池から涼しい夜風が入り込んでくる。
部屋の中は、街灯の照らす明かりで、ほんのりと薄明るい。
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その薄明かりの中に、薄いネグリジェに包まれた38歳の妻の仰向けの寝姿が色濃く映し出されている。
暑さのためネグリジェの裾が少し乱れ、太腿の少しが剥き出されている。
私はそっと手を差し伸べた。
太腿の上に手を置き、薄いネグリジェの裾を少しずつたくし上げると、街灯の照らす薄明かりの中に、柔らかく白い豊満な太腿と、そのつけ根の薄いパンティが剥き出てきた。
パンティに包まれてこんもりと盛り上がった丘の上をそっと擦ると、妻は動かずじっとしている。
娘もいない2人だけの夜。
今夜は受け入れようとしているのだ。

だんだん指に力を加え、大きく輪を描くように指圧を加えると、妻はやや感じて腰をひねってきた。
パンティに手をかけると妻は抵抗もせずに身を任せている。
パンティをずり下げていく。
薄暗さの中に黒々とした股間がぼんやりと浮かんできた。
妻は、まだその下半身の全てを明るい電気の下で私に見せたことがない。
娘がいないことの開放感からか、今夜は素直に身を任せてくれている。

次第にその動きが増し、そして積極的に激しくなった。
妻の身体が横向きに変わり、太腿が私の腹の上にあげられた。
ついに妻の身体全体が私の腹の上に覆い被さり、騎乗位の姿勢となった。
こうした積極的な行為を妻は見せたことがない。
妻はその股間に、硬く膨張している私の陰茎の背面を擦り付け、大胆な動きを展開してきた。
これまで見せたこともないスリップのみの半裸で、男の上に跨がって乗馬型となっている。
黙って、そして積極的に動いた。
白色のスリップをたくし上げると、膨らんだ乳房が眼前に現れ、ほとんど全裸に近い姿となった。

妻は「いつもはしないよ・・・」と言って、陰茎を体の中に包み込んでいった。

女が中腰になった形で性器が繋がれ、女の腰の上下運動や円運動が展開された。
私は妻の腰の部分を両手で支えるようにして脚を軽く開き、膝を立てて、手と腰を利用して妻の運動に協力する。
上半身前屈みではじまった妻の姿勢が、やがて上半身を直立させ、そして反り返った。
それは性的刺激を強く受け、性器結合を深くしたいという気持ちが働いたからだろう。
その刺激が自己刺激となって、男根を女の性の道具にしてより満足を得たい、男性と一体化したいという感情が強く働きだした印でもある。

妻は上に乗って腰を律動してくれる。
上下する体の律動に合わせ、妻の2つの乳房を揉みながら、快楽に苦悩する妻の歪む顔を下から眺めて私は昂ぶらせていく。
ついに妻は激しい動きの中から私の胸にうつ伏せてきた。
私の陰茎が強く絞り込まれた。
ついに私も我慢できずに、その全てを暴発した。
いつものように妻は、極限に達しても声を出すことはなかった。

涼しい夜風が素肌に心地よく当たっていた。
最高に満足した夜だった。