毎日魚を見てるから、俺は肉派。
「焼肉食べたい。けど1人で焼肉屋には行けないし、焼肉でビール飲みた~い」と休憩所で1人騒いでみた。
隣には地味なその娘。
「◯◯さん、焼肉付き合ってや」
ダメ元で言ってみたらOKしてくれた。
焼肉屋さんでビール飲みながらカルビを食べる。
彼女は烏龍茶と白ごはん。
焼肉屋の支払いをすると、「私も出します」って。
「女の子に金なんて払わせれるわけねーじゃん」
「いや、それは申し訳ないから」
払う払わないで揉める。
「じゃ、ハグしていい?」
ダメ元で言ってみた。
キョトンとした顔をしてるから、俺は笑ってしまった。
とりあえずハグしてみた。
彼女は全身に力を入れて棒立ちになってた。
俺、女にはだらしない方で、ヤレる女は全部美味しくいただく主義。
でも、俺が口説けるような女は基本ヤリマン。
焼肉を奢っても当然だと思ってるし、ハグしたら、そのままキスしてエッチまでが当たり前の女ども。
だから彼女のリアクションが新鮮だった。
「そんなにカチカチに緊張してたら、俺、悪いことしてるみたいやんけ」
そう言うと彼女は本当に申し訳なさそうに言った。
「ごめんなさい。私、全然そういうことに慣れてなくて」
なんか、それで一気に好きになった。
彼女の仕草、話し方、挙動不審な動き(笑)、その全てが愛おしくなってきた。
で、愛おしくなると、俺の下半身も反応してくる。
「はい、力抜いて。もう1回ハグするよ」
今度は、どこにそんな力があるのよってくらいの力でギューっと抱きついてきて、勃起したチンコが彼女のお腹あたりにグイグイと当たる。
普通というか、俺が今まで関係を持った女たちならば、「あー、もう勃起してるしー(笑)」とか言うんだが、彼女は何も理解できてないようで、ただただ抱きついてくる。
俺は浮輪で、俺から離れたら溺れ死にすると思ってるみたいに必死に。
それがきっかけで付き合ったんだが、案の定23歳で処女だった。
処女は初めて。
言うことは全部聞いてくれるし、フェラは下手だけど一生懸命に舐めてくれる。
口に出したら涙目になって、でも飲み干してくれたり。
こんな女ならブスでもいいやと思う、今日この頃。