主人が出ないので、岡田さんに言おうと振り向きました。
その時です、彼の唇が私の唇に触れました。
主人の唇とは違う感触。
(こんなことをしてはいけない)
そう思いましたが、私は口を開いてキスを始めていたのです。
舌先を口の中に入れられる。
体を引き寄せられ、再びお尻を触られる。
(気持ちいい。でも彼をやめさせなければ)
彼から離れ、キスを解きました。
「私は結婚しているの。それにあなたの友達の妻なの」
そう言って聞かせました。
「私、ロビーに戻って、そこで待っているべきね」
彼はすぐに謝罪してくれました。
タイトなドレスで体を揺らして踊る私がとても素敵に見えて自制心が維持できなくなったのだと言いました。
「あなたのような素敵な人を妻に持つとはタカシは本当に運のいい男だ。あなたが僕を求めてくれなくて僕は気落ちしている。でも分かっている。あなたの心は理解しているつもりだ」
とても紳士的な態度に私は興奮を抑えられなくなっていました。
(私は結婚しているし、これ以上はできない)
でも、どうしてだか分かりません。
この部屋を出る前に、もう一度彼にキスをしたくなったんです。
唇を開き、再び彼の舌先の感触を感じました。
(3週間は長すぎる・・・)
もう一度、彼から体を離そうと思った時でした。
岡田さんは優しく私の乳房を撫で始めたのです。
ドレスの柔らかい生地の上から。
とてもいい感じがして、足から力が抜けていきました。
(ただ、ちょっとスリルを味わうだけ)
キスをしながら、彼はドレスを肩から下ろして乳首が出るようにしました。
抱き合ったまま彼は指で優しく乳首を撫で回します。
私は彼の筋肉質な胸板を触っていました。
背中のチャックが下ろされました。
乳房が外に出され、キスをされ、吸われました。
だんだん彼は吸う力を強めていき、その感覚が良すぎて・・・。
(もう止められないかも・・・)
心の中で色々な考えが急速に駆け巡りました。
膝の力がだんだん抜けていき、ベッドの端に腰を下ろしてしまう私。
(もうちょっとだけ。そうしたら部屋を出ていこう)
でも・・・。
主人以外の男性とこんなはしたないことをしていることが刺激的でした。
相手が主人の仕事上での最大のライバルというところも。
気がつくとベッドに仰向けに横になっていました。
彼の手が私の内腿をさらさらと撫で始めたのを感じます。
抵抗しないでいると、彼の手はドレスの裾を上げてきました。
パンティ越しに私のあそこを優しくマッサージし始める彼。
彼の手で両足が開かれていく。
パンティの上から優しく手をあそこに当てられ、柔らかく湿った部分を・・・。
(ああ、そこは、濡れているはず・・・)
ついにパンティの中へ手が忍び込み、指が1本、あそこの中へと入れられました。
だんだん湿り気が増し、熱くなります。
さらにもう1本、続けて入れられました。
「岡田さん、ダメ。お願い、やめて。とっても熱いの。私、ここにいちゃダメなの」
彼は行動で答えました。
私のお腹に唇を這わせて、だんだん下におりていきます。
そしてパンティの所まで下り、生地越しにクリトリスを口で愛撫しはじめる。
(ああん、彼、私のあそこを口でするつもりだわ。主人もまだしたことがないのに)
彼がパンティに手をかけ、脱がそうとします。
私はようやく彼を止めました。
「いけないわ。私にはできない」
「ああ、分かっているよ。あなたがして欲しくないことは絶対にしない。約束するよ。あなたがやめて欲しいと言ったらすぐにやめるよ。それに、このことは誰にも絶対に言わないよ」
そう言われて私は腰を浮かせました。
彼がパンティを脱がすことを許したのです。
私のあの部分、そこに当てられる彼の唇の感触。
私は、再び体を横たえました。
彼はゆっくりとキスを続けています。
ラビアの周辺のへのキス。
そして、濡れきったあそこの唇やクリトリスを舐めはじめています。
そうしながら、片手で乳首をつねり、もう片手であそこに指を入れたり出したりを続けていました。
私は恍惚状態でした。
そうして欲しいと想像したことを、すべて彼がしてくれたからです。
彼は女の扱いを知っていました。
間もなく体の中でだんだんとオーガズムが高まってくるのを感じました。
とても気持ちが熱く高まっていました。
大きな声で泣いていました。
彼がズボンを脱いで、私の足の間にいたことに気がつかないほどに。
彼の唇が私の唇に振れるのを感じて目を開けました。
岡田さんが私の上に覆い被さっています。
下に視線を向けると、彼が大きなペニスを私の震えるあそこの唇の間に導き入れようとしていました。
(大きい!)
主人の2倍のサイズはありそうでした。
そのサイズに震えました。
その頭の丸々とした部分を押し入れられる。
「岡田さん。だめ、やめて、できないの・・・主人を愛しているの、私」
叫ぶように言いました。
彼の答えに私は驚いてしまいました。
「約束するよ、すぐに抜くから・・・お願いだ・・・あなたの中に包まれる感覚を感じたいんだ。少しの間だけでいいんだ。ああ、なんていい感じなんだ・・・!」
そう言いながら、さらに奥まで入れてくるのです。
「ダメなのよ、岡田さん!お願い!お願いだから!・・・できないの・・・今日はだめなの・・・主人が私を待っているのよ・・・今日は排卵日なのよ・・・あああんん!」
両足を閉じようとしました。
(でも、もうダメ)
さらに深く入れられて、もう私はイキそうになっていました。
体が心を裏切っていました。
腰が勝手に彼に向かって押し出すように動いてる。
体がオーガズムを求めている。
ああ、我慢できない。
何も言葉にできない。
彼が出し入れの動きをはじめると、私も腰を使ってしまいます。
クライマックスを求めて。
入ってくるたびに、どんどん奥へと進んでくる彼。
とうとう、すっかり入れられて私を完璧に満たしている。
彼の恥骨と私の恥骨が擦れ、彼の大きな棒がさらに奥へと進むのを感じ、とうとうその先端が私の子宮の入り口に当たるのを感じました。
(もうだめ!)
私は爆発するように最初のオーガズムに達してしまいました。
気絶してしまいそうでした。
次から次に波のように快感が押し寄せ、体中を駆け巡ります。
ようやく最初のオーガズムから立ち直ると、自分のあそこが彼の大きなサイズに合うように変化しているのに気がつきました。
大きな肉塊が滑らかに、ゆっくりと私の濡れた割れ目を出入りしているのです。
私の体は、3週間待ち続けたものを、とうとう手にしたのです。
彼が激しく打ち込んできます。
それに合わせてうめき声を立てる私。
彼のペニスが私に与える純粋な快感に背中が反ってしまう。
こんなに大きくて力強くて、そして許されない男のモノが私の中に入っている。
(なんて素敵なの!)
急速に高まって、またイッてしまいそうでした。
彼の動きが強くなってきました。
彼もイキそうなのね。
私がもう一度イク前に彼が抜いてしまったらイヤ。
そんなのイヤ。
だって、もう少しでイケるの。
彼が体全体を反らせて押しつけてくる。
彼のペニスの先端が私の子宮口に押しつけられるのを感じる。
大きな唸るような声を彼が上げている。
精液の第一弾が私の一番深い部分に打ち込まれる。
彼は引き抜かなかった。
私の中に出してしまった。
この上ないエクスタシーと絶対的な恐怖感に襲われました。
熱い精液が文字通り私の中に撃ち出されてくるのを感じました。
許されない噴流が出されるたびに、私の子宮口に当たり、子宮の中に侵入してくるのがはっきりと感じられるほどに・・・。
「引き抜くって・・・言ったのに・・・」
ため息交じりに言葉が出ます。
再び、私の腰が無意識に動きはじめていました。
今までの人生で一番密度の濃いオーガズム。
彼は射精をしながらも動き続け、私はそのオーガズムに体を洗われていました。
私にできるのは、彼のお尻を押さえて私の方に引きつけることだけ。
最高のセックスの喜びに叫ぶような声が出ます。
エクスタシーの波が体を次々に襲います。
彼の出した熱いモノが私の一番深い部分に広がっていくのを感じながら、私はただただ夢心地でした。