食べていたうどんを頬張ったまま振り返ってみると、高校の時の後輩である綾乃が立っていた。
僕は正直、なんで彼女がここにいるのかわからなかった。
高校時代の僕は学年の最下位争いを常に行っていたほどの成績で、進学したこの大学も2流3流の部類に入るものだった。
だが彼女は違った。
大抵の定期テストは上位の成績で、その上クラスで『綾乃争奪戦』が起こるほどの美人で、さらに性格も良しと非の打ち所がない彼女はみんなの憧れだった。
もちろん僕もそんな1人だったのだが・・・。
そんな子がとてもこの大学に来るなんて思えなかった。
「な、なんでこんなところにいるのかな?」
とりあえず聞いてみると・・・。
「え・・・と、ひろさんを・・・追って来ました」
まぁそんなこんなで付き合うことになり、ひと月が経ったゴールデンウィーク。
街で彼女の買い物に付き合い、食事をして、いつもならそろそろ帰ろうかって言う頃だったが、この日は違った。
お互いに何を考えているのか分かっていた。
隣りで僕の服の裾を掴んでいる綾乃。
「ちょっとどっかで休もうか?」
そう言って何気なくラブホに向かって歩き出すとちゃんとついて来てくれた。
部屋に入り、抱き合って長いキスをする。
「んっ・・・ふぅっん」
綾乃の甘い声がすぐそばで聞こえる。
ここまではこの日以前にも何度かあったが、これから先は僕も彼女もまだ経験したことがなかった。
つまりお互いに初めて。
正直、すでに心臓はバクバク言ってたような気がする。
ベッドに移動して服を脱がすと、薄い水色の下着が顔を覗かせた。
「ひろさん・・・恥ずかしいです・・・」
顔を真っ赤にして俯く彼女の頭を撫でて、ブラの上から綾乃の胸に手を乗せると身体を強張らせた。
「大丈夫、やさしくするから」
そう言ってキスをすると安心したのか身体の力が抜けたようだった。
首筋、お腹、太もも、そして胸の順に愛撫をしていった。
「あっ・・・んっ・・・」
可愛い声が聞こえてきた。
彼女のショーツを見るとマンコの辺りがかなり濡れてるようだった。
「ごめん、汚れちゃったね・・・脱ごうか?」
彼女の下着を取り、お互い素っ裸になってしばらく抱き合っていた。
もちろんその間も愛撫は続けていた。
「綾乃、そろそろ・・・いいかな?」
僅かに頷く。
「今日は何も付けないで下さい・・・初めての時は絶対にそうするんだって前から考えてましたから」
「え!?でも、もし中に出しちゃったら大変だから・・・」
「ひろさんだからいいんです。お願いします、中に出して下さい・・・」
かなり驚いたが、同時にとても嬉しかった。
彼女を仰向けに寝かせ、ピンクで綺麗なマンコに僕のちんちんを宛てがうと、くちゅっ、と音が部屋に響いた。
「なるべく痛くないように気をつけるから・・・」
「大丈夫だから・・・ひろさん、お願いします」
「じゃあ、いくよ」
ちゅぷっと僕のモノが綾乃の中に沈んでいった。
プチプチっといった感覚とともに。
「全部入ったよ」
僕が言うと、それまでじっと痛みに耐えてきた綾乃が、「ようやく・・・ひろさんとひとつになれましたね」と目から涙を零しながらそう答えた。
綾乃の中は初めてということで、とてもきつく、気を抜くとすぐに果ててしまいそうだった。
でも僕だけ気持ちよくなるわけにもいかないので、しばらく繋がったままで愛撫を続けた。
ようやく彼女の痛みも和らぎだしたようなので、僕はゆっくりと動きだした。
「あんっ・・・あっあっ・・・」
再び可愛い声が聞こえるようになった。
しかし、僕の方はもう限界に近かった。
「綾乃ゴメン、もうイキそう」
「私ももう限界・・・ひろさん、一緒にお願いっ」
その言葉を聞いて僕は一気にスパートをかけた。
部屋には、お互いの結合部の濡れた音が響き、綾乃の喘ぐ声が聞こえていた。
「あっあっあっ、ひろさん。イッちゃう、イッちゃうよぉ・・・」
「僕もイクぞっ」
「あぁぁぁぁ~~っ!」
一番奥を突いた瞬間、綾乃の膣がキュッと締まり、僕は今まで出したことがないほど射精をしていた。
「あっ・・・あっ・・・はぁぁぁ・・・お腹があったかい」
夢見心地の綾乃がそんなことを呟いた。
しばらくは僕たちは繋がったまま抱き合っていた。
これが今の彼女との初エッチだった。
後から聞くとその日は安全日だったらしい。
今でも月1のペースで生中出しをやっている。
もちろん普段はゴム付きだ。
でも、もしも妊娠したら責任はとるつもりでいる。