「それではご主人、出かけます。泊まりになるかは後ほど」

そう言われて妻を、西本さんに貸し出しました。

妻:由梨絵、45歳、160cm、50kg、スレンダー体型。
西本さん:58歳、177cm、痩せ型、筋肉質。

2人が、乗った白い乗用車を不思議な気持ちで見送りました。
西本さんは、私たち夫婦が自営する店のお客様であり、また西本さんの仕事が保険関係ということで日頃から親しくさせてもらってました。
とはいえ、このようなことになるとは想像もしていなかったです。

2人を送り出し、仕事をしながらも複雑な気持ちで過ごしました。
夕飯の材料を近くのスーパーで買い、自宅に戻る時に携帯が鳴りました。

西本「ご主人ですか。西本です」

歯切れの良い声が聞こえました。

私「どうも・・・」

西本「今、奥さんと食事をしています。できれば今晩は泊まりでお願いします」

私「うちのは何と言ってるのですか?」

西本「ええ、了解していただきました。奥さんと代わります」

私「大丈夫?泊まってくるの?」

由梨絵「・・・あなた・・・私・・・いいの?」

とても複雑な気持ちでした。

私「西本さん、やさしくしてくれるのか?」

由梨絵「西本さんはとても良くしてくれてますよ。泊まりの用意をしてこなかったので色々と買っていただいたの」

私「由梨絵がいいならゆっくりしておいで」

由梨絵「大丈夫?1人で」

私「俺なら大丈夫だよ」

大丈夫なわけがありませんが・・・。

私「西本さんによろしく」

由梨絵「わかったわ。それでは」

電話を切り、色々なことが頭の中をよぎりました。
妻の性格は大人しいのですが、一度物事を決めると意外と迷わない性質で、短い会話の中でそれが感じられました。
自分の女房を他人に貸すことが、想像ではなく現実になった瞬間でもありました。

どこに泊まるのか?
当然セックスはするだろう?
どんなふうに抱かれるのか?
頭の中は支離滅裂です。
長い夜になるでしょう。

自宅に戻り、大学生の息子に夕食を食べさせようと連絡しましたが、友達(女の子か?)の家に泊まるとのことで1人で過ごしました。
妻のことが気になり連絡したいものの、そうもいかず悶々としていました。
頭の中では妻の由梨絵が艶かしく微笑み、私をからかいます。

夜の11時すぎに携帯が鳴りました。
由梨絵の携帯でした。

私「由梨絵!どうした?」

由梨絵「晩御飯は食べた?」

私「心配しなくていいよ。そっちはどうなの?」

由梨絵「・・・どうって・・・何が?」

私「西本さんは?」

由梨絵「お風呂に入ってる。あなたどうしてるの?寂しい?」

私「ああ、寂しいよ」

由梨絵「フフフッ」

私「楽しく過ごしてるの?」

由梨絵「ええ、とても良くしてもらってる・・・あっ、呼ばれたから電話切るよ」

携帯を握り締めながら、「今から一緒に風呂か・・・これから・・・クソッ!」などと独り言を呟いていました。

眠ったのか眠らなかったのかどちらでもない夜が明けた頃、西本さんの白い車が我が家の前で停まりました。
楽しそうに会話をする2人を寝室の窓から見ていました。
別れ際、2人は軽いキスをしたようです。
西本さんの車が通りの向こうに消えたとき、玄関の扉が開き、妻がリビングへ入っていきました。

私「おはよう、早かったね」

妻が振り返り、不思議そうな表情をしています。

由梨絵「おはよう。・・・昨日はどうしたの?ご飯とかちゃんと食べたの?」

私は息子が外泊していることや、昨夜は色々と想像して眠れなかったことなど、普通に話しました。

由梨絵「朝ごはん用意しようか?」

妻も普通に聞いてきます。
妻は恥ずかしいのを隠したいのか、普段通りの態度をとっているように思えました。

私「昨日のこと・・・」

由梨絵「シャワーを浴びたいの」

私の話をかわしたようでした。
足早に浴室に行く妻を追うように私も浴室に入りました。
脱衣中の妻の下着に驚かされました。
乳房がすべて露出したブルー&ブラックのブラに、サイドが細い紐の同じ色のTバック。

私「すごい・・・そんな下着をつけて・・・」

声が上擦りました。
自分の妻が他人とセックスしてきたのだと思い知らされた感じでした。

由梨絵「泊まりの用意はしてないと西本さんに言うと買ってくれたの。あなたにはあまり見せたくなかったけど・・・。あとね、びっくりしないでね」

妻が裸になりました。
妻の恥毛が完全にありませんでした。
ショックでした。
言葉が出ません。
でも興奮していました。
激しく勃起しました。
見慣れたはずの妻の裸なのに、痛いくらい勃起しました。
ズボンとパンツを脱ぎ、勃起したそれを由梨絵に見せました。

私「由梨絵!俺、俺・・・!!」

由梨絵「どうしたの?そんなに勃起してぇ・・・いやらしい!」

私「由梨絵・・・」

由梨絵「変態!!あなたは本物の変態よ!!自分の女房を他人とセックスさせて悦ぶなんて最低の変態だわ!!!私、決めたの。あなたみたいな変態とはもうセックスしない!特に今日は絶対ダメよ!!」

私「由梨絵、頼むよ!お願いだぁ!!」

由梨絵「ダメッ!!どうしてもっていうなら土下座してごらん!できるの?ほら!」

私「アアッ!由梨絵~・・・!」

由梨絵「変態!早くお願いしなさい!!」

私は下半身裸の姿で妻の足元に土下座をしました。
妻が土下座した私の後頭部に左足を乗せます。

由梨絵「お願いしてごらん!この変態!」

私「由梨絵!お願いっ!」

妻の左足に力が入り、床に頭をつけさせられました。

由梨絵「情けないわ!こんな格好をしても勃起してるのね。でもね、ダメよ」

妻が私の頭から足を下ろし、妻に土下座する私の顔を覗き込みながら怪しく微笑みました。

由梨絵「やり直しよ。お願いするのに由梨絵はないんじゃない。そうね、由梨絵様。そう、由梨絵様だわ。それから、その情けない顔はこれで隠すの!」

妻がそう言いながら、私の顔に今脱ぎ捨てたTバックのショーツを被せました。
妻の香りが私をさらに狂わせます。

私「やっ、由梨絵・・・様、アアッ由梨絵様」

由梨絵「お願いはどうしたの?セックスしたいの?」

私「お願いします。由梨絵様!アアッ~ッ」

妻が声を立てて笑います。
私は勃起したモノを握り、妻の下着を頭からかぶせられたまま妻の嘲笑に変な興奮を感じていました。

由梨絵「とにかくシャワーをすませたいから、お前はそこで正座してなさい!!」

ついにお前呼ばわりです。
私が黙っていると・・・。

由梨絵「返事は!へ・ん・じ・!!!」

私「ハイッ!!由梨絵様!!」

妻がシャワーを浴びはじめました。
昨日までの妻とは違う、そのすごい変わりようにただ驚きながらも、私はますます勃起していきました。
シャワーの音が止みました。
妻がすっきりとした表情で出てきました。
妻はそんな私をチラッと見て、何もないように乳液を顔、首、腕などに塗っていました。
そんな妻を横目でTバックの股布越しに見つめていました。
妻と目が合った瞬間、妻が吹き出し、先ほどとは違ってやさしい表情で言いました。

由梨絵「変態ちゃん、どうしようもないわね。フフフッ。でも今日はなんもないわよ。早く着替えたら。仕事に行く時間でしょう」

現じつに引き戻されました。
簡単な朝食を済ませ、仕事に出かける私に妻が言いました。

由梨絵「今日、午後から彼とまた出かけるから」

(!!!)

私「由梨絵、午後からって・・・!」

西本さんを「彼」と呼びはじめたこともショックでしたが、そのあとがもっとショッキングでした。

由梨絵「もともと着替えに戻っただけよ。今晩は夜景のきれいな店で食事するの。帰りはそうね明日の夕方くらいかな?まあ彼次第ね」

びっくりでした。
私の妻がすっかり別人のように変貌してしまいました。
催眠術でもかかっているかのような変わりぶりです。

由梨絵「あなた、家のことと子供のこと、しっかりね!」

仕事の時間が迫っていたので、とにかく家を出ました。
その日午前中は仕事が手につかず、このままではと、思い切って西本さんに電話をしました。

西本「あっご主人!昨日はどうも失礼しました。年甲斐もなく久しぶりにハッスルしちゃいましたよ。ハハハ」

私「家内から聞いたのですけど、今日も一緒に・・・?」

西本「そうなんですよ。申し訳ない。ハッハハハ」

私「そうですか。えらく過激ですね」

西本「由梨絵に用事か何か?代わりましょうか?」

私「もう一緒なんですか!?午後からと・・・」

電話の向こうで西本さんが言います。

西本「由梨絵、旦那さんからだよ」

妻を呼び捨て・・・。
昨日から夢を見てるんだと思いたくなりました。
でも現実です。

由梨絵「電話なんてしないでよ。無粋な人ね。何か用事なの?まさか帰れなんて言うんじぁないでしょうね」

私「2日続けてというのはちょっとどうかな?」

由梨絵「あらっ!今朝、みっともない姿を私の足元に晒した人が、妻に朝帰りされて、あんなに興奮したくせに!フフフッ」

私「西本さんの前でそんなこと言うなよ!とにかく今日は・・・」

電話は切れてしまいました。
まさかこんなことになるとは・・・。

<続く>