成り行きとはいえ、自分があんなことをするなんて今でも信じられない思いだ。
小学校の時の授業参観では、周りの子が羨ましがるほど母は美人だった。
僕は母を女として見たことは一度もなかったが、その日は少し違った。
黒い上着に黒いスカート、内側に白いブラウスという母の喪服姿に、家を出るときから妙に艶めかしいものを感じていたのだ。
電車は満員だった。
僕の体は母の体と密着し、甘い体臭が僕の鼻をくすぐるし、丸くて張りのあるお尻が僕の下半身に押しつけられているしで、自分の母親だというのに僕は興奮してきてしまった。
中学2年で毎日3回もオナニーをしている僕としては当然の反応なのだろうが、母親に興奮してはまずいと思った。
僕は自分を抑えようと目を瞑っていたのだが、ガタンと電車が大きく揺れたとき、僕と母の間におやじが挟まってきた。
本当ならこれで良かったはずなのだが、逆に困ったことになった。
僕の胸中に、(このおやじのせいにして母のお尻を触ってしまえ)という悪魔の囁きが起こったのだ。
(何、わかりゃしない、母からすればおやじが触っているとしか思えないはずだ)
甘美な悪魔の囁きに、僕はとうとう我慢できなくなってしまった。
僕は斜め横から恐る恐る母のお尻に手を伸ばした。
心臓が激しく鼓動している。
(ダメだ、やめるんだ!)
そんな声も聞こえてきたが、結局僕は母のお尻に触ってしまった。
その瞬間、母の体がキュッと固くなったのがわかった。
僕はちょっと怖い気もしながら母の尻を撫で回した。
母は全然抵抗しなかった。
きっと僕がすぐ後ろにいるから、変に騒いで触られていることを僕に知られたくなかったのだと思う。
でも触っているのは僕なんだけど・・・。
母のお尻は丸々として、みっしりと肉がついていた。
女の尻がこんなに丸く盛り上がっているなんて初めて知ったし、触り心地があまりにも気持ちいいので、僕はだんだん夢中になってしまった。
擦ったり掴んだりしているうちに、今度はスカートの中に手を入れたくなってきた。
(いくらなんでもそれはダメだ、母親なんだぞ!)
そういう声がしたが、自分を止めることはできなかった。
僕はとうとう母のスカートをたくし上げ、中に手を入れてしまったのだ。
ここまで来たらもうどうにもならない。
僕はパンティの上から温かくてふっくらした母のあそこをグリグリとこねまわしてしまった。
カーッと全身が熱くなり、理性がどこかに吹っ飛ぶのを感じた。
僕はパンティの裾をかき分けて指を中にめり込ませた。
指先がねっとりとした肉のひだを探りあてた。
きつく閉じた割れ目に指を押し込むと、ヌルンとした狭い穴に指先が少し入った。
母が全身に力を込めて拒もうとしたのがわかったが、僕は力を込めて突き破った。
ズブリッと僕の指は母の体内に埋没してしまった。
母の穴はとても温かかった。
それに、きついけど柔らかい。
ヌメヌメした粘膜が指に絡みついてもきた。
あまりにもいやらしくて気持ちのいい感触に、僕は恍惚とさえしてしまった。
(そうか、僕はお母さんのここから産まれてきたのか・・・)
そう思った瞬間、僕はズボンの中で精液を噴き上げた。
痺れるような快感が全身を貫いていった。
僕は何事もなかったような顔をしていたし、母は指を入れたのはおやじだと思っているはずだ。
しかし、ホームに降りた母が青ざめた顔をしているのを見たとき、僕の胸はズキズキと痛みだした。
なんだか、とんでもないことをしてしまった気がした。