笑いながら爽やかに言われて返す言葉がなかった。
結局、彼女ができないまま高校を卒業した。
高校を卒業してからも女運はないらしく、しばらく彼女はできなかった。
彼女ができないのも辛かったが、童貞のままでいる自分がちょっと嫌だった。
この年頃の男ならわかるだろうけど、童貞を卒業すると一人前の男になれたって気になれる気がする。
そんな思いもあったけど、なにより(やりたい!)って気持ちが常に自分の頭の中を駆け巡っていた。
自分で言ったら終わりかもしれないけれど、こんな気持ちとは裏腹に、自分は硬派でありたいと、ずっと昔から思っていた。
だから童貞を卒業するときは、ほんっとに好きな人とやりたいと決めていた。
でも自分が弱いことを実感・・・。
硬派を貫きたいって意志は、性欲の前に脆くも崩れ去った。
誰が言い出したかは覚えていないけれど、童貞2人、童貞卒業1人で酒を飲んでいたときだった。
「風俗に行こう!」ってことに、なぜかなった。
フェラだけのヘルス。
酔っていたから、どうしてこうなったのかは今でもさっぱりわからない。
でもこのときはすごい盛り上がって、日にちから時間までその場で決めてしまった。
若いっていうのは行動力があることなのかもって今になって思う。
しかし決めたはいいけど、自分以外の2人は金を持ってない。
なぜなら2人とも浪人だから・・・。
結局、俺が半分持つことになった。
いつか必ず返すと約束されて。
(本当に返ってくるかは今でも不安w)
翌日の午後4時、2つ隣町の駅で3人で落ち合った。
俺らの住んでる町は風俗なんかねーって感じの町だからだ。
俺らは駅の階段を下りて、ティッシュを配ってるお兄さんのところに直行した。
お兄さんにティッシュ(風俗のチラシ付き)をもらうと、ティッシュの裏に書いてある地図を見ながら辺りを気にしつつ現場に直行!
いざ店の前に立つと3人で硬直。
時間はまだ4時半にもなってなくて、まだ太陽が燦々と照りつけていた。
そんな中、堂々と風俗に入っていける勇気がへたれの俺らにあるわけもなく、辺りを気にしつつ速攻で退散。
そして少し離れた場所で作戦会議。
「やっべーよ!!まだ明るすぎ!!どうすんべよ?」
「だけどよ、今入れば昼間料金だから安くなるべ?」(財布係の俺は必死)
「じゃあ、行く?」
「いや、無理!」(やっぱりへたれ)
結局諦めた・・・が!
作戦会議の結果、酒を飲めばへたれの俺らでも行けるってことになり、友達の働いている飲み屋に駆け足!
友達っていうのは女の子。
「これから、どっか行くの?」って質問はうまくはぐらかしつつ、とりあえず1杯飲み干した。
2杯目で悩む3人。
3人ともお酒はめちゃくちゃ弱い。
もしも風俗に行って勃起しなかったら一生の屈辱。
でも1杯じゃ入れる勇気をもらえず、2杯目を飲んでしまった。
2杯も飲むと最強になった気になれる俺!
2人を引っ張り、再び風俗店の前に立った。
勇気を振り絞り、真っ赤な顔で店内に突入!
店内では俺らより年上のお兄さん方に迎えられ、緊張再び。
指名するか聞かれるも、そんなにお金を持ってなくて指名できない始末。
それでもここまで来た。
1人ずつ座席に案内されていく。
自分の番になる前に心臓が破裂しそうだった。
お酒と心臓のドキドキの中で店員に案内された。
席に座って少々待機。
灰皿があったのでタバコを吸ってもいいことを知った。
タバコに火をつけて一服。
ちょっとだけ落ち着いた。
吸い終わる間もなく女の子が登場!
店内はちょっと暗くなってて、音楽がじゃんじゃん鳴ってたけど、なかなか可愛い女の子だっていうのはわかった。
名前はさくらちゃん。
この店はコスプレもあったらしく、浴衣姿で登場。
後で聞いたら曜日によって衣装が違うらしい。
さくらちゃんは慣れた感じで俺の横に座った。
浴衣の間からおっぱいがちらちら見えた。
ブラはつけてないらしい。
それだけで興奮した。
童貞の俺には何もかも初めて。
酔ってなかったら、目眩を起こして倒れていたかもしれない。
彼女のリードで他愛のない世間話をした。
さくらちゃんは俺より2つ上の20歳だった。
何気ない話をしてたはずなのに、いつの間にか彼女の手は俺の股間をすりすりしていた。
それだけで俺の股間は激しく反応。
さくらちゃんは笑いながら俺の反応を楽しんでる様子。
そんなさくらちゃんを見て、男として負けてらんねー!と、変な対抗心が首をもたげた。
「おっぱい触っていいっすか?」(へたれ敬語発動)
さくらちゃん笑いながら、「いいよ」って言ってくれた。
(気持ちよくしてやる!!)って勢い込んで、初めてのおっぱいに突入。
ものすごく柔らかいのに感動。
とにかく揉んで揉んで揉みまくった。
さくらちゃんの乳首が立ってるのを確認すると、乳首を口に挿入。
ペロペロ舐めた。
初めてのおっぱいは美味しかった。
おっぱいを舐めるのに夢中になってると、「ちょっと待って」といきなり言われた。
さくらちゃん、俺を待たせると浴衣を脱ぎ始めた。
浴衣を脱いだ姿を見てびっくり!
パンティを穿いてなかった。
もうクラクラ。
そんな俺を横目に、今度は俺のズボン脱がせ始めた。
抵抗もすることもなく脱がされていく俺。
トランクス越しに俺のチンコは張り切りすぎ・・・。
トランクスも下ろされると、いきなりさくらちゃん俺のチンコを口に含んでフェラし始めた。
初めてのフェラ。
オナニーとは違ってマジで気持ちがいい。
ジュバジュバ、ジュバジュバ。
音を立てて俺のチンコを舐めてくれるさくらちゃんはめちゃくちゃ可愛かった。
丁寧にチンコの先から根元まで舐めると、再び口に含んで上下運動。
それに手も加えてしごきつつ、口でやってくれる彼女は本当に愛おしかった。
男って、その場限りで女の子に恋できるんだっていうのを、ちょっと実感した。
お酒の力もあってかオナニーしてるときより射精するまで長そうな気配。
このときは、ほんとにお酒の力に感謝した。
それでも俺のチンコは限界に徐々に近づいていった。
さくらちゃんはそれがわかるのか、だんだんフェラが激しくなっていくのを感じた。
ジュバジュバが、ジュボジュボと激しくなっていく。
俺の射精の瞬間がまた近づいていく。
思わず、「イキそう」って声が漏れた。
それを聞いたさくらちゃんは上目遣いに俺を見つつ、さらに激しさを増していった。
「あ、出る」
声と同時に俺のチンコはさくらちゃんの口の中で爆発した。
初めてのフェラで口内射精とかいいのかなってちょっと思いつつ、「ごめんね」ってさくらちゃんに言うと、あろうことか精子が放たれた口のまま俺にキスしようとしやがった!
さすがにそれは無理なので拒絶。
残念そうな顔をしつつ、さくらちゃん俺の精子を美味しそうにごくりといってくれた。
それを見て再び立ち上がる俺のチンコ。
「若いなー」って言われちゃいました。
でも時間切れで、俺のチンコは2発目はいかせてもらえなかった。
店の外に出ると2人とも待っていて、感想の言い合いがはじまった。
みんな最高に気持ちよかった!って言いたいところだが、1人ははずれを引いたらしい。
次回は自分のお金でちゃんと指名してくれ!