が、興奮冷めやらずの俺は一向に酔えなかった。
そして、酒が入ることによって大胆になっていた。
「怜さん、あの・・・」
「ん?」
「えと、俺も・・・いいっすか?」
俺は返事も待たずに怜さんを布団に押し倒した。
「お、お、お、ちょっと待て待て」
怜さんは笑いながら俺を押しのけようとしたが構わずに抱きついた。
汗ばむ女の匂いが鼻に流れ込んでくる。
「やー、ホント怒るよ」
俺はそれを無視してうなじに軽くキスをした。
「うお、まじ、ちょ、やめ、やめよーよ」
怜さんは俺を引き離そうとしていたが、しばらくすると、「あー、もう信じらんない」と静かになった。
ちょっと怖くなった俺は、怜さんの顔を覗き込んで言った。
「すんません。まじ、最後までしないんで、ちょっとだけ」
怜さんは俺の下敷きになりながら呟いていた。
「彼氏・・・いるんだよね・・・。そんなに軽くないんだけど・・・」
ここが押し時!
そう判断した俺は恥じも外聞もなく、「お願いします!お願いします!」と必死で連呼した。
やがて怜さんは、「んー、最後までしないなら・・・」と諦めたように言った。
俺は怜さんの気が変わらないうちにと素早くTシャツの下に手を入れて、ブラ越しにオッパイを揉んだ。
怜さんは身を固くしながらも抵抗はしなかった。
調子に乗った俺はブラの下に手を滑り込ませた。
怜さんの乳首が指に当たると、「あ!ちょ、ちょっと」と慌てて抵抗し始めた。
俺は構わずに生乳を揉み続けて、怜さんのオッパイの弾力と、手のひらに当たる乳首の感触を楽しんだ。
やがて怜さんは、「ふぅ・・・」と息を漏らしながら大人しくなった。
その様子を見て(もうちょいいける)と思った俺は、怜さんのTシャツとブラを一緒に捲り上げた。
すると、ブルンとオッパイが目の前に飛び出してきた。
「あ、ここまで、ここまで!」
怜さんは俺を押しのけようと両手を突っ張ったが、俺はその手首を掴むと布団に押し付けた。
怜さんはオッパイを丸出しにしながら万歳をするような形になった。
「ちょ、やめ、ね?もう、終わり。終わり!」
俺の下で怜さんは激しく身をよじった。
目の前でオッパイがブルンブルンと揺れる。
とにかく興奮していた俺は、無言で怜さんの乳首を咥えると、口の中でベロベロと舐め回した。
怜さんはビクッ!と体を反らして、「あ!だめ!!だめだって!」と暴れた。
構わず俺は怜さんの股間にスルスルと手を伸ばし、下着の中に滑り込ませた。
すると、そこは驚くほど濡れてた。
俺は鼻息を荒くしながら中指の腹でクリを徹底的に責めた。
しばらくそのまま続けていると、「んん!ん・・・」と怜さんは鼻にかかった喘ぎ声を出し始めた。
この頃にはもう怜さんは半分俺に身を任せてくれていた。
部屋中に怜さんのアソコの肉が擦られる音と、微かに漏れる喘ぎ声だけが充満していた。
俺は中指で円を描くように怜さんのアソコをひたすら責め続けた。
「あっ・・・それ、んん・・・」
「どうしました?」
「ん、ちょ・・・気持ち、いいかも・・・」
ついにこのセリフを言わせた俺は有頂天になってさらに激しく責めた。
すると怜さんは「んんっっ」と俺にしがみつき、腰を軽く浮かせた。
濡れやすいタイプなのか、この時の怜さんは、下着はおろか短パンにシミができるほど濡らしていた。
俺は中指全体に怜さんのそれをたっぷり塗りつけると、ズボッと膣に挿入した。
「あう!」
怜さんはビクっと跳ねた。
俺は中指をジュボジュボと動かしながら乳首を舌で責めた。
しばらくすると、「はぁ・・・」と怜さんが俺の肩に手を回してきた。
顔を見ると、口を軽く開けながら舌をチロチロと覗かせていた。
(キス・・・したいのかな?)
そう思った俺は怜さんに覆いかぶさるとキスをした。
最初は軽くだったが、舌を絡ませながら次第にそれは濃厚なものになっていった。
俺は好き勝手に怜さんの咥内を蹂躙した後、唇を離して言った。
「あの、すんません。やっぱ挿れたいんですけど」
すると怜さんは俺をグイっと引き寄せると、耳元で吐息混じりに言った。
「・・・最初からそのつもりだったくせに」と。
それをOKと受け取った俺は無言で怜さんの下半身に移動し、短パンと下着を脱がせて両足を広げた。
「ん・・・」
怜さんは顔を伏せながら素直に開いてくれた。
怜さんの陰毛はとても薄く、丸見えになったアソコがグチョグチョに濡れていた。
俺はそれをじっくり見ながら足首を掴むとマングリ返しの格好をさせた。
「ちょっ、ちょっと!だめだって!」
怜さんは慌てて声をあげた。
たぶん俺がそのまま挿入するのだと思っていたのだろう。
怜さんは体をくねらせながら抵抗をした。
俺はそれを力づくで押さえると、目の前でパックリ開いたアソコに舌を伸ばした。
「あーー!やあ!だめだめだめ!」
舌先がそこに触れると、怜さんは首を振りながらより一層抵抗した。
この格好が嫌だったのか、アソコを舐められるのが嫌だったのか、はたまたその両方だったのか。
今となっては分からないが、興奮しきっていた俺は怜さんのアソコをお構いなしに舐め回し、舌先を尖らせて膣内に挿入するとゆっくり抜き挿しをした。
「うーーー!」
怜さんは歯を食いしばりながらその責めに耐えていた。
俺が舌を動かすたびに怜さんは声を出しながら過敏に反応する。
もともとS気のある俺は、それがたまらなかった。
しかし、「もうこれ無理!お願いだから、ね?」という言葉とともに、その姿勢から怜さんを解放した。
俺が服を脱いでいる最中、怜さんはぐったりと虚ろな目で天井を見ながら荒く息をしていた。
オッパイと腹が荒い息に連動して激しく上下している。
(早く挿れてぇ・・・)
俺は怜さんに覆いかぶさると、生のままチンコをアソコにあてがった。
「んん・・・」
怜さんはピクンと反応した後、顔を横にそむけて目を瞑った。
俺はゆっくりチンコを上下に擦り付ける。
怜さんのアソコはとっくに男を迎え入れる体勢になっていた。
(生じゃまずい)
そう思いつつも目先の欲求に抗えなかった俺は、正常位の体勢でズブズブと腰を沈めた。
「んんん!」
怜さんは背中を反らした。
唾液と愛液でグチャグチャになっていた怜さんのアソコは、簡単に俺のチンコを根元まで飲み込んだ。
「うー、すごい。気持ちいいです」
「ん、おっきい。おっきいね、君の・・・」
怜さんはゆっくりと腰を使い始めた。
俺も負けじと腰を振った。
挿れたばかりだというのに、もう限界が来ていた。
「す、すみません、もうだめそうです」
今度は俺が歯を食いしばりながら耐えていた。
「ん、それはいいんだけどさ・・・。君、ゴムつけてないよね?」
俺はドキリとして、もう何度目か分からない「すみません」を言った。
すると怜さんが思いがけないことを言った。
「ホントは絶対だめだけど・・・いいよ・・・。安全日だし、出していいよ・・・」
俺は腰を止めて聞き返した。
「え?中に出していいんですか?」
「・・・ん、今回だけ・・・ね」
当時。俺に中出しの経験はなく、これが初めてだった。
しかもこんな綺麗な人の中に。
そう思うと今にも爆発しそうになった。
それをぐっと堪えると、怜さんの腰を掴みながらゆっくりと腰を動かした。
それを続けていると次第に怜さんも、「ん、んん・・・あ・・・いい・・・」と喘ぎだした。
俺も徐々にスピードをあげていった。
そして腰を打ちつける音がしはじめると、「あっ!んっっ、出して、出していいよ!」と俺にしがみ付いてきた。
言われるまでもなくとうに限界が来ていた俺は、「出る、出します!」とだけ言うと腰をピタリと密着させ、ドクドクと怜さんの子宮に精子を送り込んだ。
意識が飛びそうなほど気持ちが良かった。
俺の放出とほぼ同時に怜さんも、「んーー!!」と背中を反らした。
俺はチンコを抜かないまま怜さんの上にぐったりと覆いかぶさった。
それと同時にどっと汗が噴き出した。
それが落ち着くと、どちらともなくキスをした。
「・・・あー、やっちゃったねぇ」
しばらくすると怜さんが口を開いた。
「すげー気持ちよかったです」
俺は身を起こすと改めて怜さんの体を見た。
汗でねっとりと光るオッパイは激しくエロかったし、まだチンコが収まったままの結合部を見ては、(まだ入ってんだな・・・)と興奮した。
すると、出したばかりだというのに俺のチンコが再び硬くなり始めた。
俺は怜さんのオッパイに顔を埋めながら腰を動かし始めた。
「・・・え?もう?嘘?」
怜さんは驚いて言った。
「すんません、すぐ済ませますんで・・・」
「・・・ん、いいよ。ゆっくりどうぞ」
怜さんは素直に体を開いてくれた。
俺はそのまま正常位で動いていたが、「・・・バックでしたい」と言うと、怜さんは四つん這いになり、尻を俺に突き出した。
ツーっと怜さんのアソコから俺の精子が溢れ出してくる。
「んー、エロい」
「・・・バカ。するならしちゃって。ほらほら」
怜さんはふざけるように尻を横に振った。
俺はその尻を捕まえると、ズブリと挿入した。
「ん!んー・・・」
怜さんが呻いた。
俺は本能の赴くままに腰を振った。
この姿勢のほうが膣内の締め付けがきつく、気持ちよかった。
怜さんの尻に打ちつける音が部屋中に響いたが、俺は気にしなかった。
怜さんは俺が突くたびに、「うっ!うっ!うっ!」と苦しげな声をあげて、身をよじっていた。
その背中のうねりと浮き出る肩甲骨のエロさに目がチカチカした。
やがて、「んー、イクイク、イクよ、んーー!」と枕に顔を埋めながら怜さんが先に絶頂を迎えた。
そしてぐったりしながら、「無理、もう無理・・・出して、早く出してぇ・・・」と言った。
俺はもう少し楽しみたかったが、怜さんの上半身を引き起こすと後ろから羽交い絞めのようにしがみついた。
その体勢からチンコを突き上げると射精をした。
全部出し終わってクタクタになった俺は、そのまま怜さんと一緒にバタリと倒れ込んだ。
俺の鼻先に当たるソバージュの髪から柑橘系のいい匂いがした。
こうして俺たちは5分ほど重なっていたが、「・・・ちょっと、いい?」と言われて、俺は身を起こすとズルリとチンコを抜いた。
すると、中からドロっと精子が溢れてきた。
「わ、わ、ティッシュ、ティッシュ」
慌てる怜さんに俺は4、5枚のティッシュを渡した。
怜さんはそれを素早くアソコに宛てがうと、「こっち見ちゃダメだよ」と言って俺に背中を向けた。
そして股間を見ながら、「うわ・・・すごいことになってるわ・・・」と呟いていた。
俺はその背中を見ながら、(綺麗な背骨だな・・・)などと変なことを考えていた。
「あ、やっぱ見てる」
怜さんはいつの間にか首だけをこちらに向けていた。
と、この時、隣からまた物音がし始めた。
もう壁に耳をつけるまでもなく、健と茜さんの行為の音だと分かった。
「あらー、また隣はじめちゃったよ」
「うちらの聞かれちゃったんだろうねぇ」
「明日、気まずいっすね」
なんて言いながら2人で布団に入った。
「しかし、シャワー浴びれないのがきついわ・・・」
ここは共同風呂で、この時間はとっくに閉められていた。
「ん、でも怜さん、いい匂いだよ。全然臭くない」
「私が嫌なの」
そんな会話をしつつ、俺たちはいつの間にか眠りに就いていた。
その頃には隣も静かになっていた。
次の日の朝、俺が目を覚ますと怜さんはすでに服を着ていた。
起き抜けにもう一発・・・と怜さんに手を伸ばしたが、「だーめ。もう健君が来るし」と断られた。
どうやら俺が寝ている間に隣と連絡を取っていたらしい。
5分もすると健が「どもども」と入ってきて、怜さんと入れ替わった。
この後は健と昨夜の出来事を延々と話すことになるのだが、長くなるので省略。
ただ、「朝も1回やったぜ」と健が自慢げに話してたのが悔しかった。
この後、4人で朝食をとり、午前中だけ一緒に海に行ってサヨナラした。