僕は生まれつき耳が聞こえない障害者である。
一昨年、両親を亡くし一人暮らしをしていた。
会社と自宅の往復だけで、やっとこの生活に慣れてきて、そろそろ趣味でも探そうかなと思っていた。
PCMAX

部屋の中は、成人向けの漫画やテレビドラマを録画したBLやDVDなどが入ったケースがいっぱい置いたままで、多少散らかっている。
そばにテーブルがあってソファーがある。
それを広げればセミタブルベッドになっていて、寝付きが悪い僕にとっては寝やすかった。
抱き枕もある。
どう見ても友達を誘うのが恥ずかしい部屋である。
テーブルには資格の本が積んであり、どんな資格を取ろうかなと調べているところだった。
壁にかけてある時計を見たら、夜の10時半になろうとしている。
その時、インターホンの代わりにパトライトが光った。

(何かあったのかな?)

玄関を開けたら、キャリーバッグを持っていた女の子が立っていた。

「お久しぶりです。あたしのこと覚えている?いきなりで悪いけど泊まらせてくれる?お願い!」

その女の子は開口一番、手を合わせて頼みに来たのだった。

「あっ!・・・君は?」

想定外なことに僕はびっくりした顔で聞いた。

「姉貴の娘、えーっと確か・・・あづ(ず)さちゃんだっけ?」

僕は「ず」がうまく言えないため、相手には「づ」に聞こえるらしい。

「うん、よかった。覚えてくれたんだ」

あずさちゃんが産まれたのは僕がまだ中学生の頃だった。
あずさちゃんと僕の年齢差は1回りもないから、伯父さんじゃなくてお兄ちゃんと呼んでいる。
あずさちゃんは好奇心旺盛の性格なのか、小さい頃から僕に色々聞いてきた。
例えば・・・。

「耳が聞こえないって、どのくらい?」
「あたしの口を読むってどうふうにわかるの?」

一緒にお風呂に入ったこともあり、僕とあずさちゃんの身体を見比べて違うところを聞いたり、キスをしたり性器の触りっこをしたり遊ばせていた。
あずさちゃんの興味津々な質問に恥ずかしい説明することに戸惑ってばかりだった。

そのあずさちゃんが来春、高校生になる。
でも童顔で可愛いし、いつも懐いてくるし、僕のことを一生懸命聞いてくれるから好みのタイプだなと思っていた。

「まあ散らかっているけど・・・あがっていいよ」

あずさちゃんを部屋に入れた。

「ここに来るのは約1年ぶりだっけ?何かのコンサートを見て、帰りに間に合わなかったとか?」

あずさちゃんは、「う、うん・・・」としか答えず、黙って下を向いていた。

(もしかして親と喧嘩でもしたかな)

勝手にそう思い込みながらソファーを広げてベッドにして、タンスから寝巻きとしてスウェットを取り出した。

「今夜はこのベッドで寝ていいよ」

「う、うん、お兄ちゃん・・・シャワー借りるね」

あずさちゃんはキャリーバッグから着替えを取り出してバスルームに入った。
その時、僕のケータイのランプが点いた。
姉貴からのメールだった。

『こんばんは。あずさ、いる?』

『いるよ』

『よかった』

『何かあったかはまだ聞いてないけど、明日から3連休だから大丈夫だよ』

『ごめんね』

『よくあるじゃない?反抗期は。僕たちもあったんだから』

『結婚もできないし子供もいないくせに・・・な・ま・い・き!』

『まあまあ、連休中は僕に任して』

『よろしく頼むね』

メールのやりとりを終えたとき、あずさちゃんがバスルームからあがってきた。
しかもバスタオルだけ巻いたままだった。

「ママからでしょ?」

「連休中は僕のところに泊まるからと伝えておいた」

「いいの?」

「前も何回かあったでしょ?別に困ることないよ」

「突然でごめんね」

「いやいや、いいよ。悩みがあるのは誰でもそうだから・・・」

「う、うん、ありがと。これ、飲ませて?」

「えっ?あっ、これはダメでしょ?」

あずさちゃんは台所に置いてあった低アルコールのフルーツサワー2本を手に持って、1本を僕に渡した。

「いいでしょ?」

「しょうがないなぁ・・・な、内緒だよ」

「だから、お兄ちゃん、大好き!」

「一気じゃなくて、少しずつ飲むんだよ」

「う、うん・・・苦いけど、ちょっと甘味があるね」

4%の低アルコールの缶オレンジサワーを、ちびちび飲んでいるあずさちゃんに聞いた。

「あのさ・・・言いたくないなら別にいいけど、悩みがあるなら遠慮なく言っていいよ」

あずさちゃんは部屋を見て、僕に聞いた。

「たばこ、吸わないの?」

「吸わないよ。お酒も毎日じゃなくて、明日がお休みの時に、缶ビールか缶サワーを1本か2本くらい飲むくらい」

「そうなんだ・・・うちのパパは毎日タバコを吸っているし、お酒も毎日だよ。あたしが注意しても全く言うことを聞かないんだから!ぷんぷん」

「苦手だよな。君のお父さん・・・会話は無理だし、僕からの話は全くわからないと言うから、あずさちゃんが通訳してくれるからありがたいよ」

僕はあずさちゃんに同情した。
テーブルのそばに置いてあったお菓子(ポッキー)を取り出して、お摘み代わりに一緒に飲んだり食べたりしながら、あずさちゃんのパパの愚痴を聞いていた。
しばらくしてベッドから下りると、僕をまじまじ見ながら言った。

「あたし、高校は、ここ横浜だから、これから一緒に住ませて欲しい。もうママからは許可をもらってるの。だからお願い!」

「えっ!?高校って、もう決まってるの?」

「うん、ママの母校と同じ」

あずさちゃんがパンフレットを見せてくれた。

「ここに入るの?この学校は知っているけど偏差値高いよ」

「うん、だから・・・協力してくれない?」

「えっ、む、無理だよ!僕の学力では・・・」

「違うよ。受かったら一緒に住ませて欲しいの」

「い、一緒に住む?・・・えーっ!」

「声が大きい!」

あずさちゃんが慌てて僕の口を塞いあだ。

「ダメ?」

僕をじーっと見つめた。
しばし沈黙する僕。

「別に構わないけど、こんなに散らかっているし、勉強とかは教えられないし、食事なんかは大抵コンビニとかで済ませることが多いから・・・」

「食事とかの家事は任せて!」

あずさちゃんが胸を叩く。

「うーん・・・いいよ」

正直に言えば、あずさちゃんと一緒にいると和むし癒してくれる部分があるから助かる。

「わあーい!」

あずさちゃんが僕に抱きついた。
その拍子にバスタオルがはらりと落ちて、全裸になったあずさちゃんは僕にキスをした。

「これからは毎日セックスしようね」

「えっ?ちょ、ちょっと・・・」

「ねえっ?彼女いる?まだ童貞?」

「い、いや、彼女はいない。前に風俗と会社の先輩とエッチしたことがある・・・でも2人しか経験してないから、童貞と変わんないよ」

「あたしはバージンじゃないけど、男って・・・自分勝手ばかりだもん」

「僕だって、我慢できないときは君を襲うかも知れないよ?」

「お兄ちゃんだったらいいよ。あたしが小学生のとき、興味津々でお兄ちゃんのファーストキスを奪ったし、オチンポやオマンコを舐めっこしたこともお兄ちゃんが初めてだよ。他の男の子と比べてお兄ちゃんの方が気持ちいいもん。それに今まであたしを襲ったことないしね」

「褒めてくれて、ありがと」

僕はあずさちゃんが余計に可愛く見えて、思わず自分からキスをしてしまった。
あずさちゃんは嫌がらず、舌を入れてペロペロ舐め回してくれた。
そして僕の服を脱がせて、一緒にベッドに寝転んだ。
あずさちゃんのおっぱいやオマンコを見るのは約10年ぶりだった。
おっぱいは美巨乳でクビレがいい。
好みの体型だ。

「すっかりグラマーになったな。すっごく綺麗だよ」

「ほんと?他の女とは、どう?」

「風俗と先輩と2人しか経験してないけど、やっぱりあずさちゃんが一番」

「お兄ちゃんのおちんぽ、しゃぶってあげる。精子を出しても全部飲むからね」

あずさちゃんが積極的に僕のおちんぽをしゃぶっていた。
僕は経験が少ないから、すぐ出してしまいそうである。

「すっごく気持ちいいよ。もう我慢できない」

数分も経ってないのに出てしまった。
それをあずさちゃんは、そのまま飲み込んで、おちんぽを綺麗に舐めた。

「ご、ごめん・・・」

「いいよ。お兄ちゃんだから平気だよ。今度はあたしのオマンコを舐めてね」

あずさちゃんが起き上がって、オマンコを指で拡げた。
セミタブルだから動き回っても窮屈にならない。
あずさちゃんのオマンコはすっかり濡れている。
僕はあずさちゃんのオマンコを舐めた。
オマンコの中に舌を入れていくと愛液がトロトロ流れていく。

「お兄ちゃん・・・あっ、ああ・・・気持ちいい。イッちゃう」

聞こえないはずなのに、なぜかそんなふうに聞こえた。

「あたし、今日は安全日だから生で入れてあげる。今までの男の子は必ずゴムを付けていたからね」

「えっ?」

あずさちゃんが騎乗位で、自ら僕のおちんぽをオマンコに入れる。

「あたしの中にいっぱい入れて!」

あずさちゃんの中はぎゅうぎゅうで、腰を振るたびに気持ちよくなっていく。
あずさちゃんで3人目だが、今までにないいい感触だった。

「あずさちゃん、他の女と違って一番気持ちいいよ」

「ほんと?あたしもお兄ちゃんが一番」

「もう我慢できないからイッていい?」

「うん、あたしも・・・」

抱きついたままイッてしまった。

「温かい!お兄ちゃん・・・愛してる」

あずさちゃんがそう呟いた。

(結婚できなくても、あずさちゃんと一緒に暮らしたい)

僕はそう決心した。
あずさちゃんのお父さんにばれたら殺されるかも知れないけど・・・。

連休中に何回かエッチして実家に帰っていた。
あずさちゃんは帰るとき、「必ず受かるから、あたしの部屋を用意しておくように」と僕に念を押した。