でも、俺のパートナーになったのは冴えない女の子だった。
まだ1年生で、頭数を揃えるために無理やり連れて来られたらしい。
お酒も飲んだことがなく、ずっとウーロン茶だった。
真実って名前だったかな。
まだ18歳だと言ってた。
彼女は俺の本命じゃない。
ほんとは右前にいる子がよかった。
でもその子は別の男に取られた。
運が悪かったとしか言いようがない。
たまたまこの子の横に座ったのが運のつきだ。
「二次会は行かないんだよね?」
「はい、遠慮します」
「これからどうするの?」
「どうしよっかな・・・」
そこで真美と別れてもいいけど、俺が1人になってしまう。
ここは彼女に付き合うしかない。
「どこか行こうか?」
「帰りたいです」
「じゃあ家まで送ってくよ」
それでいいと思った。
彼女を送ってからアパートに帰って1人で飲み直そうと。
「一人暮らしなの?」
「はい」
バスに乗って郊外に向かった。
このあたりは学園都市だけど、ちょっと離れると民家が現れる。
アパートに近づくと、変な気が起きてきた。
なぜかムラムラしてきた。
いい女をゲットできなかった屈辱が変な方向に突っ走った。
ちょっとした動機だった。
ちょっとした悔しさが変なエネルギーを生んだんだ。
「じゃあここで。ありがとうございます」
「ちょっと・・・水を飲みたい」
「あ、はい」
玄関まで入れた。
真美は電気を点けて部屋の奥に行った。
冷蔵庫を開ける音がした。
(欲しい。女を抱きたい。この女でいい)
俺は断りもなく部屋に入ると、真美を抱き締めて無理やりキスをした。
「きゃっ!・・・やめて」
「大人しくして、頼む。やらせてくれ」
足をかけて倒した。
脚をばたばたさせて俺の髪を掴む。
俺は首にキスしながら薄い胸を揉んだ。
手のひらをお椀に乗せて回転させた。
そして下半身に手を伸ばすと、秘部に手を押し込んだ。
「助けて!やだやだっ!」
スカートだったからパンティを脱がすのは簡単だった。
パンティを掴んで必死に抵抗してたけど、俺の舌が勝った。
恥丘や尻を舐めるうちに、徐々に下半身は力を失くしていった。
「ウウウゥッ・・・あァァッ・・・いや!」
秘部に顔を埋めて舐めまくった。
バナナのような匂いがした。
渾身の力をこめて挿入した。
「ひゃああ・・・!いやあああ!!!」
処女だった。
血が垂れた。
事を済ませると我に返って後悔した。
まさかレイプしてしまうなんて。
ひどいことをしたと思った。
真美は鼻をすすりながらじっとしてた。
俺は、「ごめん」とだけ言い残して部屋を出た。
レイプって、ちょっとしたムラムラがきっかけでやってしまうんだなって思った。
そして、一旦火がついたら途中ではやめられないんだなって思った。
後悔はしてるけど、あれは仕方なかったと思ってる。
右にいる子とパートナーになれたら、こんなことにはならなかったとマジで思う。