2年前、俺は19歳で高校を卒業したばかりだった。
季節は冬。
この日は小さな雪が降っていた。

「ただいま」

少し肩に積もった雪を軽くはらい、暖かい家の中へと入った。

「おかえり」

台所からひょこっと顔を出したのは、俺の妹、由美だ。
中学を卒業して、今は俺と入れ代わりに高校に入っていた。

この日は親が知り合いの結婚式に行っていて明日の9時頃まで帰ってこなかった。

「お兄ちゃん、夕飯作ったよ」

由美が出してくれたのは、得意中の得意とするチャーハンだった。

「いただきまーす」

子供のようにちゃんと手を合わせて、俺にニコっと笑いかけてから妹は食べ始めた。
妹大好き人間の俺は由美の笑顔に弱かった。
ぼっと顔が熱くなり、しばらく椅子に座ったまま由美を見つめていた。

「お兄ちゃん、食べないの?」

ぼーっとしている俺に由美が話しかけた。
はっと我に戻った俺。

「た、食べるよ」

少し焦りながらチャーハンを食べ始めた。
半分くらい食べた時だろうか、由美がいきなり聞いてきた。

「ねぇ、お兄ちゃんはエッチしたことあるの?」

チャーハンが喉に詰まって咳き込んだ。

「お、お兄ちゃん!」

由美が心配してそばに寄ってくる。
俺は麦茶を飲んで深呼吸した。

「に、兄ちゃんはまだしたことない・・・」

声がだんだん小さくなった。

「じゃ、じゃあ・・・」

由美が顔を赤く染めながら言った。

「今日、やろ・・・エッチ」

ドカンと頭で火山が噴火して、しばらく何も言えなかった。

10時頃、俺は風呂から出てリビングに足を運んだ。
上半身裸で肩にタオルをかけてソファーに座った。
もちろんズボンは穿いている。
スリッパの音がした。
体にタオルを巻いただけの由美が現れた。
俺はソファーの隅っこに逃げた。

「お兄ちゃん、逃げないで」

由美がどんどん俺に近づいてくる。
白くて大きな胸の谷間が見える。
たぶんこの時、俺の顔は真っ赤だったと思う。

細い両手が俺の両頬に当てられ、そのままディープキスをされた。
ぬるっと口の中に由美の舌が入ってきた。

(なんとか調子を合わせねば・・・)

焦りながらも由美の舌に舌を絡ませた。
唇を離すと、由美は体に巻いていたタオルを取ってしまった。
雪のように真っ白い肌、大きな胸、スラっとした体。
その肌を俺に擦り寄せてきた。
頭の中はパニクっていた。

(次はどうするんだ?胸を触る?でも妹だぞ?いいのか?)

恐る恐る由美の胸に手を伸ばした。
それに気づいたらしく俺の右手を引き、自分の大きな胸に当てる。

「遠慮しないで、ね?」

俺は由美をソファーに押し倒した。

(もうどうにでもなれ!)

俺はズボンを脱いだ。
俺も由美も全裸だ。
由美をぎゅっと腕に抱いた。

頭の中で変な画像が浮かんできた。
じつは家に帰る前、友人宅でエッチなビデオを見ていたのだ。
全裸の男女がベッドでごそごそと動いていた。
少し光って見えるピンクのおまんこの中に男がバイブを差し込む。
バイブのことは少し前に友人が説明してくれていたから、だいたいどんな物なのかは分かっていた。

「お兄ちゃんに見せたいものがあるの」

俺の腕からするっと抜け出すと、股を大きく開いて毛を掻き分けた。
ビデオで見た、ピンク色で少し濡れているおまんこを見せてくれた。

「セックスって、ここにチンチンを入れるんでしょ?」

俺はカクカクとロボットのように頷いた。

「お兄ちゃんのチンチン、入れて」

頭がくらっとなった。
この時、自分が何を考えていたのか覚えていない。
とにかくまた抱きついて、チンポを由美のおまんこに押し当てた。
穴の入口を探すように腰を動かす。
やっと見つけて、ぐいっと押しこんだ。
由美は声にならない声をあげた。
由美のおまんこの中でチンポを激しく動かした。

「あああああ!!!」

2人で一緒に叫んだ時、俺は中で出してしまった。

30分くらい俺と由美は放心状態で何も喋らなかった。
動かなくなった人形のようにソファーの角に寄りかかって・・・。
最初に動いたのは俺だった。
我に戻り、やばいことをしてしまったとしばらく考えこんだ。
それに気づいたように由美が言った。

「お兄ちゃん、悩むことじゃないよ。私が頼んだことなんだから」

由美は疲れた顔で笑顔を作っていた。
それからも月に一度は必ずやっている。